博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『漢字五千年』と繁体字復活論

2009年04月19日 | ニュース
つらつらと『南方周末』誌を読んでましたら、このほどCCTVで放映されていたドキュメンタリー『漢字五千年』(以前うちのブログでも触れました)が国内の繁体字復活論と絡めて取り上げられてました。

「終将要回帰繁体字?――専訪《漢字五千年》総策划兼撰稿指導麦天枢」:『南方周末』

この番組って孔子学院の宣伝番組かと思いきや、繁体字復活をめぐる文脈の中で作られた作品だったんですね。同誌には『チャイニーズカルチャーレビュー』でお馴染み朱大可氏が評論を寄せています。

「朱大可:漢字革命和文化断裂」:『南方周末』

「『科学』が分かっていない『科学院長』の郭沫若先生」とか、相変わらず毒舌ぶりが冴え渡ってます(^^;) しかし陳夢家って漢字簡化反対派だったのね…… 

『漢字五千年』自体は先日北京に行った折にDVDをゲットしたので、いずれまた各回の内容を紹介していきたいと思います。

ちなみに繁体字復活をめぐる動きについては以下の記事を参照のこと。

「どうなる?繁体字復活論、新しい『規範漢字』近く発表か」:『レコードチャイナ』
コメント (2)
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