『清平楽』第56~60話まで見ました。
王則の乱が鎮圧された貝州で張茂則と碧桃が子供たちのための学校を立ちあげるのを見届けると、范仲淹は病没。そして宮中では張妼晗も31年の短い生涯を閉じ、皇后の位が追贈されます。
ぼちぼちと徽柔と李瑋の結婚が近づいてきますが、彼女は義母となる楊氏への嫌悪を隠せません。そして密かに曹丹姝の甥の曹評と思い合う仲となります。徽柔は仁宗にせがんで国の学校にあたる国子監の見学に同行しますが、曹評がその学生であることに気付き、座を外して二人で密会。しかしその様子が仁宗に見られてしまいます。
この国子監の場面で講師の胡瑗が『易経』の「元亨利貞」という文句を口にして堂々と仁宗の諱「禎」を犯すさまを目の当たりにし、かつてその文句を口にして処刑されそうになった梁懐吉(元の名は梁元亨)が微妙な顔をしております (^_^;) あの時の彼が「臨文不諱」という言葉を知っておれば……
激怒した仁宗は徽柔を謹慎処分にして曹評を呼び出し、「お前は地位や身分を擲ってでも徽柔と結婚するつもりがあるのか?」と圧迫気味に問いただし、恐れをなした曹評は「公主と結婚するなんてとんでもない!」と土下座モードで詫びを入れて退出。こうして徽柔の初恋と青春は終わったのです…… 事の次第を知らされ、失意の徽柔の唯一の慰めは梁懐吉です。彼女は懐吉に、いつまでも自分に影のように付き従うよう求め、懐吉もそれを承諾しますが……
前々から心臓を患っていた仁宗は、遂に心労から昏倒。しかしそんな姿を目にしても可哀想とも思えないのがヤバいですw 曹丹姝の英断により、脳天に鍼治療を施して意識を取り戻しますが、被害妄想から彼女と張茂則が彼を亡き者にしようとしたのではないかと疑います。後で誤解は解けて曹丹姝への愛と張茂則への信頼は以前より深まるのですが……
この前後にゲスト的に若き日の蘇軾・蘇轍兄弟が登場。無名の存在ながら科挙で榜眼として登第したことで、本人や試験官の欧陽修に対して物議が醸されます。蘇軾は欧陽修から文章中に用いた故事(っぽく見せかけたもの)の出典を問われて「何須出処」と堂々と答えられる強い性格の持ち主ですw そして徽柔への冊封が行われ、いよいよ降嫁することに……というあたりで次回へ。
王則の乱が鎮圧された貝州で張茂則と碧桃が子供たちのための学校を立ちあげるのを見届けると、范仲淹は病没。そして宮中では張妼晗も31年の短い生涯を閉じ、皇后の位が追贈されます。
ぼちぼちと徽柔と李瑋の結婚が近づいてきますが、彼女は義母となる楊氏への嫌悪を隠せません。そして密かに曹丹姝の甥の曹評と思い合う仲となります。徽柔は仁宗にせがんで国の学校にあたる国子監の見学に同行しますが、曹評がその学生であることに気付き、座を外して二人で密会。しかしその様子が仁宗に見られてしまいます。
この国子監の場面で講師の胡瑗が『易経』の「元亨利貞」という文句を口にして堂々と仁宗の諱「禎」を犯すさまを目の当たりにし、かつてその文句を口にして処刑されそうになった梁懐吉(元の名は梁元亨)が微妙な顔をしております (^_^;) あの時の彼が「臨文不諱」という言葉を知っておれば……
激怒した仁宗は徽柔を謹慎処分にして曹評を呼び出し、「お前は地位や身分を擲ってでも徽柔と結婚するつもりがあるのか?」と圧迫気味に問いただし、恐れをなした曹評は「公主と結婚するなんてとんでもない!」と土下座モードで詫びを入れて退出。こうして徽柔の初恋と青春は終わったのです…… 事の次第を知らされ、失意の徽柔の唯一の慰めは梁懐吉です。彼女は懐吉に、いつまでも自分に影のように付き従うよう求め、懐吉もそれを承諾しますが……
前々から心臓を患っていた仁宗は、遂に心労から昏倒。しかしそんな姿を目にしても可哀想とも思えないのがヤバいですw 曹丹姝の英断により、脳天に鍼治療を施して意識を取り戻しますが、被害妄想から彼女と張茂則が彼を亡き者にしようとしたのではないかと疑います。後で誤解は解けて曹丹姝への愛と張茂則への信頼は以前より深まるのですが……
この前後にゲスト的に若き日の蘇軾・蘇轍兄弟が登場。無名の存在ながら科挙で榜眼として登第したことで、本人や試験官の欧陽修に対して物議が醸されます。蘇軾は欧陽修から文章中に用いた故事(っぽく見せかけたもの)の出典を問われて「何須出処」と堂々と答えられる強い性格の持ち主ですw そして徽柔への冊封が行われ、いよいよ降嫁することに……というあたりで次回へ。