ジャッキー・チェン監修の明朝ドラマということで『成化十四年』を見始めました。今回は全48話中。第1~6話まで見ました。
舞台は明朝成化十四年(1478年)の順天府(現在の北京)。世代的には『大明皇妃』のヒロインの孫世代ですね。主役は順天府の六品推官で抜群の推理力を誇る唐泛(上の画像の白服)と、錦衣衛北鎮撫司総旗の隋州(黒服&ヒゲの方)の2人。唐泛は武安侯のドラ息子鄭誠の殺害事件、隋州は太子の学友韓早の殺害と、それぞれ別々の事件を追っていたところを、バディを組んで捜査することになり……という出だし。
唐泛は科挙で状元まであともう一歩だったという秀才ですが、武芸はからっきし。隋州の方は特務機関である錦衣衛に所属するだけあって荒事はお手の物と対照的なコンビです。隋州はまた成化帝の母后周太后の親類でもあり、宮中にコネが効きます。
この2人に絡んでくるのが西廠提督を務める宦官の汪植。成化帝の寵愛が深い万貴妃の子分的な存在のようです。西廠というのは、宦官による特務機関である東廠に加えて成化年間に新たに設置された機関ですが、当然のごとく東廠とは対立関係にある模様。
で、唐泛&隋州のコンビと、秘密の多い汪植との駆け引きを軸に捜査が進んでいきます。本来別個のはずの2つの事件は韓早の遺体が鄭誠殺害に利用されたことで交錯。鄭誠殺害の方は、武安侯府の将来を悲観した彼の弟が黒幕ということで幕引き。武安侯が若い頃倭寇の討伐に従事したということで、倭国から応仁の乱を逃れてきたという、その配下の忍者が登場します (^_^;) 何となく香港映画『スウォーズマン』に出てきた忍者を連想させますね。
韓早の方も、万貴妃によって死に追い詰められた太子の生母紀淑妃お付きの宦官が、万貴妃に濡れ衣を着せようとおこした毒殺事件だったことが判明しますが、こちらは成化帝の政治判断もあって真相は闇に葬られます。
このほか神医キャラの裴淮、オイラート人の少女朶児拉、唐泛の大家の元侍女で記憶力抜群を誇る冬児などが主役2人を取り巻きます。今回は2つの事件解決の後、汪植が遼東へ、隋州が江西へ派遣されるあたりまで。アクション・シーンはまあまあ見応えありますが、数が少ない…… 最近流行りの地方というか下町グルメのシーンの方が印象的ですね。
舞台は明朝成化十四年(1478年)の順天府(現在の北京)。世代的には『大明皇妃』のヒロインの孫世代ですね。主役は順天府の六品推官で抜群の推理力を誇る唐泛(上の画像の白服)と、錦衣衛北鎮撫司総旗の隋州(黒服&ヒゲの方)の2人。唐泛は武安侯のドラ息子鄭誠の殺害事件、隋州は太子の学友韓早の殺害と、それぞれ別々の事件を追っていたところを、バディを組んで捜査することになり……という出だし。
唐泛は科挙で状元まであともう一歩だったという秀才ですが、武芸はからっきし。隋州の方は特務機関である錦衣衛に所属するだけあって荒事はお手の物と対照的なコンビです。隋州はまた成化帝の母后周太后の親類でもあり、宮中にコネが効きます。
この2人に絡んでくるのが西廠提督を務める宦官の汪植。成化帝の寵愛が深い万貴妃の子分的な存在のようです。西廠というのは、宦官による特務機関である東廠に加えて成化年間に新たに設置された機関ですが、当然のごとく東廠とは対立関係にある模様。
で、唐泛&隋州のコンビと、秘密の多い汪植との駆け引きを軸に捜査が進んでいきます。本来別個のはずの2つの事件は韓早の遺体が鄭誠殺害に利用されたことで交錯。鄭誠殺害の方は、武安侯府の将来を悲観した彼の弟が黒幕ということで幕引き。武安侯が若い頃倭寇の討伐に従事したということで、倭国から応仁の乱を逃れてきたという、その配下の忍者が登場します (^_^;) 何となく香港映画『スウォーズマン』に出てきた忍者を連想させますね。
韓早の方も、万貴妃によって死に追い詰められた太子の生母紀淑妃お付きの宦官が、万貴妃に濡れ衣を着せようとおこした毒殺事件だったことが判明しますが、こちらは成化帝の政治判断もあって真相は闇に葬られます。
このほか神医キャラの裴淮、オイラート人の少女朶児拉、唐泛の大家の元侍女で記憶力抜群を誇る冬児などが主役2人を取り巻きます。今回は2つの事件解決の後、汪植が遼東へ、隋州が江西へ派遣されるあたりまで。アクション・シーンはまあまあ見応えありますが、数が少ない…… 最近流行りの地方というか下町グルメのシーンの方が印象的ですね。