『清平楽』第26~30話まで見ました。
張妼晗の産んだ公主は結局あのまま病死してしまい、一方の苗心禾は男児を出産。

前回の件で梁懐吉を怨む張妼晗一派は、仁宗から司馬光に下賜されるはずの瑠璃盞を割ったという濡れ衣を着せて彼を陥れようとしますが、ここで若き日のイケメン司馬光が「宝物は慎重に扱うべきですが、一方で宝物は壊れやすいもの」と『礼記』や白居易の詩を典拠に梁懐吉を擁護。張妼晗一派の陰謀はあっさり仁宗にも見破られ、仁宗はそれをネタに皇嗣宗実や愛娘徽柔が学ぶ宮学で特別授業をします。何ですかこの出木杉君な皇帝は…… これを機に梁懐吉は仁宗や苗心禾のお付きとなります。
その徽柔、遼国から太子妃として嫁入りするよう求められますが、仁宗は「夫婦の関係は兄弟・朋友より間隙を生みやすい。宋と遼は今まで通り兄弟の関係でよい」と、やんわりと拒絶。この台詞、何気に彼の人生経験が反映されてますよね……
その頃、曹皇后は若年ながら腕利きの髪結い職人として苗心禾に推薦されてきた董秋和を、そのような抜擢は却って本人のためにならないとして尚服局での勤務を続けるようにと諭します。仁宗の方も、髪を結っている最中に政治に関して口出しした髪結い係の李司飾とその一党をさっくり追放処分に。しかしその場で本人に怒らずに、後になってから人を介して重大な処分を下すって、あなたそれ郭皇后を廃する時にもやりましたよね……?
張妼晗は後任の司飾として、自分のお気に入り許静奴を推薦しますが、普段は人と争わない性格の苗心禾がこれに対抗するかのように董秋和を推薦。前回徽柔が巫蠱の疑いをかけられた件が余程腹に据えかねている様子です。仁宗は他の妃嬪にも職人を推薦させ、七夕節の宴で彼女らが結い上げる妃嬪の髪型の品評会を催して後任を決めることとします。

その晩、曹丹姝は寝室で苗心禾に「もうあんな波風を立てるようなことをしてはいけない」と諭します。しかし女同士が夜な夜なベッドに腰掛けて「10年後、20年後もお互いこのようでありたい」と語りあう後宮物というのは新しいですね。

一方、この2人の美しい関係と対比するかのように、賈玉蘭との関係がもとで正妻との夫婦関係が破綻する美しくない夏竦…… 賈玉蘭との関係は正妻との結婚以前からのものなんですね。
そして七夕節の品評会で新しい司飾に選ばれたのは、許静奴でも董秋和でもなく、兪婕妤が推薦した顧采児なのでした。帰りの馬車の中で「董秋和はあんなに腕が良くて賢いのに、どうして司飾に選ばれなかったの?」と問いかける徽柔に対して「最も優れた者は必ずしも側に置く必要はない。最も賢い者が最もよいというわけでもないのだ」と答えますが、「でも皇后様は最も賢くて最も優れた女人よね」と返されて言葉に詰まります。皇后として賢明なら賢明で不幸がある。このドラマ、やはり宮廷物として地味に革新的ですね……
張妼晗の産んだ公主は結局あのまま病死してしまい、一方の苗心禾は男児を出産。

前回の件で梁懐吉を怨む張妼晗一派は、仁宗から司馬光に下賜されるはずの瑠璃盞を割ったという濡れ衣を着せて彼を陥れようとしますが、ここで若き日のイケメン司馬光が「宝物は慎重に扱うべきですが、一方で宝物は壊れやすいもの」と『礼記』や白居易の詩を典拠に梁懐吉を擁護。張妼晗一派の陰謀はあっさり仁宗にも見破られ、仁宗はそれをネタに皇嗣宗実や愛娘徽柔が学ぶ宮学で特別授業をします。何ですかこの出木杉君な皇帝は…… これを機に梁懐吉は仁宗や苗心禾のお付きとなります。
その徽柔、遼国から太子妃として嫁入りするよう求められますが、仁宗は「夫婦の関係は兄弟・朋友より間隙を生みやすい。宋と遼は今まで通り兄弟の関係でよい」と、やんわりと拒絶。この台詞、何気に彼の人生経験が反映されてますよね……
その頃、曹皇后は若年ながら腕利きの髪結い職人として苗心禾に推薦されてきた董秋和を、そのような抜擢は却って本人のためにならないとして尚服局での勤務を続けるようにと諭します。仁宗の方も、髪を結っている最中に政治に関して口出しした髪結い係の李司飾とその一党をさっくり追放処分に。しかしその場で本人に怒らずに、後になってから人を介して重大な処分を下すって、あなたそれ郭皇后を廃する時にもやりましたよね……?
張妼晗は後任の司飾として、自分のお気に入り許静奴を推薦しますが、普段は人と争わない性格の苗心禾がこれに対抗するかのように董秋和を推薦。前回徽柔が巫蠱の疑いをかけられた件が余程腹に据えかねている様子です。仁宗は他の妃嬪にも職人を推薦させ、七夕節の宴で彼女らが結い上げる妃嬪の髪型の品評会を催して後任を決めることとします。

その晩、曹丹姝は寝室で苗心禾に「もうあんな波風を立てるようなことをしてはいけない」と諭します。しかし女同士が夜な夜なベッドに腰掛けて「10年後、20年後もお互いこのようでありたい」と語りあう後宮物というのは新しいですね。

一方、この2人の美しい関係と対比するかのように、賈玉蘭との関係がもとで正妻との夫婦関係が破綻する美しくない夏竦…… 賈玉蘭との関係は正妻との結婚以前からのものなんですね。
そして七夕節の品評会で新しい司飾に選ばれたのは、許静奴でも董秋和でもなく、兪婕妤が推薦した顧采児なのでした。帰りの馬車の中で「董秋和はあんなに腕が良くて賢いのに、どうして司飾に選ばれなかったの?」と問いかける徽柔に対して「最も優れた者は必ずしも側に置く必要はない。最も賢い者が最もよいというわけでもないのだ」と答えますが、「でも皇后様は最も賢くて最も優れた女人よね」と返されて言葉に詰まります。皇后として賢明なら賢明で不幸がある。このドラマ、やはり宮廷物として地味に革新的ですね……
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