博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『グエムル -漢江の怪物-』

2006年09月21日 | 映画
今日は諸々の事情で仕事が休み。じゃあ大学の共同研究室で勉強するかと思っていたら、その研究室も入試の面接で使用されるために入室できないとのこと…… まあ、大人しく自宅か図書館で勉強してれば良かったのでしょうが、たまたま勤め人の友人も仕事が休みと言うことで、二人して『グエムル』を見に行くことに……

内容は、在韓米軍の研究所が不法投棄した薬品によって誕生した怪物が漢江周辺で暴れ回り、中学生の女の子を攫ってしまう。その女の子を助け出すために、父親・祖父・叔父・叔母の四人が立ち上がるといったものです。

このうち祖父とアーチェリー選手の叔母は良いとして、漢江の岸辺で売店を営む父親のダメダメぶりに涙…… 売店では毎日居眠りばかりで、たまに客の注文品を盗み食いしたりするしか能がなく、弟妹からもバカにされています。唯一彼をかばう父親も彼のうっかりミスによってムザムザと怪物に殺されてしまいます。彼をバカにするその叔父の方も、大卒ながら市民運動にハマりすぎて現在はフリーターということで、やっぱりダメダメです。同じく市民運動にハマってたはずの彼の先輩がちゃっかり携帯電話会社に就職してエリート社員になっているというのが泣けます……

で、この一家が立ち向かう怪物は割とよく出来てるなあと思ったら、海外のチームにまるごと外注してたんですなあ(^^;) 内容の方は怪物が川岸で暴れ回るシーンとか序盤は割といい調子で話が進んでいきましたが、中盤で展開が間延びしたのが残念。見ていて何だか疲れました…… 90分か100分ぐらいでまとめたらちょうどいい作品だったんじゃないかと。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『孫子兵法発掘物語』 | トップ | 日本語版『神雕侠侶』DVD »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
グエムルですか。 (川魚)
2006-09-21 23:28:32
お久しぶりです、いまは政治大学の寮住まいです。

グエムルというのは、ネットでたまたま目にしますね。

これは朝鮮語なんでしょうか。

もちろん、ゴジラやモスラが日本語か、と聞かれても困るわけですがw

キングギドラあたりは立派な英語のようにも思うのですが、昔アメリカ人に言うても通じなかったです。



昔市民運動してて今フリーター、というのはなんとかまけてやってください、、人ごとに思えません(^^;

あと、設定で、米軍が怒ったりはしないんですかね?
返信する
「怪物」の韓国語音 (さとうしん)
2006-09-22 00:26:38
ども、お久しぶりです。もう大学院の方は始まっているんでしょうか。



グエムルというのは「怪物」の韓国語音らしいです。それと件のフリーターの叔父も途中で重要な役割を果たすので安心してください(^^;)



在韓米軍は……まあ、こんぐらいのことでいちいち目くじらを立てたりしないんじゃないでしょうか。
返信する

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事