『天意』第24~28話まで見ました。
鴻門宴@火鍋店ですが、このドラマの世界線では項伯が存在しないので韓信がそのかわりを果たしているのと、余興でなぜか銭小芳と虞姫がタンゴを踊ったこと以外はおおむね『史記』の記述通りに推移します。そして適当なタイミングで劉邦を逃そうということで、韓信と申屠は山寨の隠し穴から劉邦らを脱出させますが、この隠し穴っていつぞやのカリブの山賊こと禿鷲団に包囲された時に掘ったやつじゃ……
劉邦が鴻門より立ち去ったことを知った范増はただちに兵を派遣して殺害しようとしますが、そこへ滄海客が不思議な力()で劉邦らを助けます。滄海客、上空から宴の様子を眺めて文字通り上から目線で「愚かな人間どもが……」とかつぶやくだけじゃなかったんですね (^_^;)
で、鴻門宴の後に項羽に従って咸陽に入城した韓信&小芳ですが、宮殿で始皇帝が探し求めた東海君の姿が滄海客にそっくり(というか滄海客の別名なのですが)であることを知り、その正体を探るために、そして小芳が元の世界に戻るための手がかりになるかもしれないということで、彼が始皇帝に与えたという「照心鏡」(内臓など人間の体内を透視できる宝物)や、歴代の王朝に伝えられた「九鼎」(これも女羲・滄海客が人間に与えた神器の模様)を捜索しているうちに、韓信の師父・尉繚と再会。
韓信は彼の力で何とか季姜=銭小芳の記憶を取り戻せないかと相談しますが、彼女を診た尉繚は、小芳が未来の世界からやって来たことを察知。尉繚はそこから更にかつての主君・始皇帝が追い求めた仙境が実在し、東海君=滄海客が詐欺師ではなく本当に異世界からやってきた可能性に思い至り、ショック死してしまいます。尉繚は今際の際に韓信に「神はお前に一切のものを与えることができるが、またあらゆるものを持ち去るであろう」という不気味な予言を残しますが、これが終盤の伏線になっていくのでしょうか……
鴻門宴の頃から范増は韓信の力量を認める一方で、敵に回れば大変なことになるということで、項羽に「韓信を将として待遇するつもりがないのなら、いっそ殺してしまいなさい」と助言したりしていましたが、遂に韓信を始末しようと項莊らを動かして行動を開始。追われる身となった韓信と小芳は、見捨てられた阿房宮へと逃げ込み、そこで発生したワームホールに吸い込まれ、漢王となった劉邦の治める南鄭の地にワープ。そこで出会ったのは……
崖から落ちて死んだ蕭何なんてやっぱりおらんかったんや!!墓泥棒から今や漢の丞相となっていますが、崖落ち以降の経緯はここでは語られません。番外編『天意 超能篇』のテーマになるのでしょうか……
これで蕭何・張良・韓信と「漢初三傑」がそろい踏みしたわけですが、劉邦は項羽の配下だった韓信に冷たくあたり、鴻門宴の際に危うく殺害されるところだったということで韓信を棒叩きの刑に処します。韓信は蕭何の紹介で取り敢えず治粟都尉に任命されます。しかしこの「漢初三傑」も、小芳が前々から韓信らに「あんたたちは将来「漢初三傑」として活躍することになるんだからね!」と言いまくってたせいで、予言の自己成就的な面がなきにしもあらず……
で、劉邦の宝物庫から張良が咸陽で接収した「九鼎」を発見。かつ小芳は「照心鏡」も発見しますが、そこで小芳の意識が乗り移る前の季姜の様子が映し出され、動揺した小芳は韓信に季姜の身代わりとしてしか扱われない状況に嫌気がさし、別離の置き手紙を残して韓信のもとから立ち去ります。韓信は彼女を捜索するために南鄭の宮殿を立ち去り、蕭何も小芳・韓信の後を追いますが、それは満月の晩のことでした……ということで元ネタとは全く違う状況のもとで「蕭何、月下に韓信を追う」の故事が実現してしまいました (^_^;) ということで次回へ。
鴻門宴@火鍋店ですが、このドラマの世界線では項伯が存在しないので韓信がそのかわりを果たしているのと、余興でなぜか銭小芳と虞姫がタンゴを踊ったこと以外はおおむね『史記』の記述通りに推移します。そして適当なタイミングで劉邦を逃そうということで、韓信と申屠は山寨の隠し穴から劉邦らを脱出させますが、この隠し穴っていつぞやのカリブの山賊こと禿鷲団に包囲された時に掘ったやつじゃ……
劉邦が鴻門より立ち去ったことを知った范増はただちに兵を派遣して殺害しようとしますが、そこへ滄海客が不思議な力()で劉邦らを助けます。滄海客、上空から宴の様子を眺めて文字通り上から目線で「愚かな人間どもが……」とかつぶやくだけじゃなかったんですね (^_^;)
で、鴻門宴の後に項羽に従って咸陽に入城した韓信&小芳ですが、宮殿で始皇帝が探し求めた東海君の姿が滄海客にそっくり(というか滄海客の別名なのですが)であることを知り、その正体を探るために、そして小芳が元の世界に戻るための手がかりになるかもしれないということで、彼が始皇帝に与えたという「照心鏡」(内臓など人間の体内を透視できる宝物)や、歴代の王朝に伝えられた「九鼎」(これも女羲・滄海客が人間に与えた神器の模様)を捜索しているうちに、韓信の師父・尉繚と再会。
韓信は彼の力で何とか季姜=銭小芳の記憶を取り戻せないかと相談しますが、彼女を診た尉繚は、小芳が未来の世界からやって来たことを察知。尉繚はそこから更にかつての主君・始皇帝が追い求めた仙境が実在し、東海君=滄海客が詐欺師ではなく本当に異世界からやってきた可能性に思い至り、ショック死してしまいます。尉繚は今際の際に韓信に「神はお前に一切のものを与えることができるが、またあらゆるものを持ち去るであろう」という不気味な予言を残しますが、これが終盤の伏線になっていくのでしょうか……
鴻門宴の頃から范増は韓信の力量を認める一方で、敵に回れば大変なことになるということで、項羽に「韓信を将として待遇するつもりがないのなら、いっそ殺してしまいなさい」と助言したりしていましたが、遂に韓信を始末しようと項莊らを動かして行動を開始。追われる身となった韓信と小芳は、見捨てられた阿房宮へと逃げ込み、そこで発生したワームホールに吸い込まれ、漢王となった劉邦の治める南鄭の地にワープ。そこで出会ったのは……
崖から落ちて死んだ蕭何なんてやっぱりおらんかったんや!!墓泥棒から今や漢の丞相となっていますが、崖落ち以降の経緯はここでは語られません。番外編『天意 超能篇』のテーマになるのでしょうか……
これで蕭何・張良・韓信と「漢初三傑」がそろい踏みしたわけですが、劉邦は項羽の配下だった韓信に冷たくあたり、鴻門宴の際に危うく殺害されるところだったということで韓信を棒叩きの刑に処します。韓信は蕭何の紹介で取り敢えず治粟都尉に任命されます。しかしこの「漢初三傑」も、小芳が前々から韓信らに「あんたたちは将来「漢初三傑」として活躍することになるんだからね!」と言いまくってたせいで、予言の自己成就的な面がなきにしもあらず……
で、劉邦の宝物庫から張良が咸陽で接収した「九鼎」を発見。かつ小芳は「照心鏡」も発見しますが、そこで小芳の意識が乗り移る前の季姜の様子が映し出され、動揺した小芳は韓信に季姜の身代わりとしてしか扱われない状況に嫌気がさし、別離の置き手紙を残して韓信のもとから立ち去ります。韓信は彼女を捜索するために南鄭の宮殿を立ち去り、蕭何も小芳・韓信の後を追いますが、それは満月の晩のことでした……ということで元ネタとは全く違う状況のもとで「蕭何、月下に韓信を追う」の故事が実現してしまいました (^_^;) ということで次回へ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます