『琅琊榜』第7~12話まで見ました。
梁国の六部のトップや、寧国侯など軍功により爵位を得た家は、すべて太子派でなければ誉王派ということで、靖王のために、彼らを一人ずつ失脚させていこうと図る梅長蘇。なぜ靖王に肩入れするかと言うと、梅長蘇すなわちかつての赤焔軍の若元帥・林殊の親友だからなんですね…… ただ、靖王は梅長蘇が林殊であることに気付きません。現時点で宮廷で彼の正体を知る者は、彼の兄貴分の軍人蒙摯のみ。
これまた武侠物でお馴染み陳龍が演じてます。
そんな中、居候先の寧国侯府から引っ越しのため、あちこち物件を当たっていた梅長蘇らは、かつての豪商張晋の屋敷跡の枯れ井戸から、十数名の女性の白骨死体を発見。この「蘭園案」により、張晋の後ろ盾となっていた太子派の戸部尚書・楼之敬が失脚。
かと思えば、誉王派の慶国公が領民の土地の兼併を強引に進め、告発された「浜州案」では、梅長蘇はもっともらしい理屈を並べて誉王に慶国公を見捨てるよう助言。この「浜州案」の捜査を梁帝に命じられたのが靖王なのですが、梅長蘇の裏工作も知らず、「無辜の民の土地を奪うなどけしからん」と、ありのままに慶国公を処断。この人、もしかしたら融通が利かないとか頑固を通り越して、相当アカン人なのではないかという疑惑が……
慶国公の処断は梁帝の心にも叶う措置だったのですが、なぜか靖王ではなく、弟をバックアップしだけの誉王にお褒めの言葉と褒美が。靖王の置かれた境遇はこの世の理不尽の縮図みたいになってますね……
この間に梅長蘇が靖王府の隣の屋敷に引っ越しを完了し、江左盟のスタッフを呼び寄せます。で、そうこうしているうちに年末となり、毎年恒例の宮廷の年越しの祭礼で、太子が父帝と母妃とともに儀式を執り行うのに、生母の越氏が出席できないのでは具合が悪いと、太子派の礼部を中心に越氏の復権を画策。これに対し、梅長蘇は祭礼に出席すべきなのは太子の嫡母たる皇后であり、生母の越氏ではないと難癖をつけろと誉王側に入れ知恵します。
蒙摯「いや、しかし今まで毎年祭礼には越氏が出席してたし(困惑)」
梅長蘇「それは今まで越氏が皇后に並ぶ地位にあったからだろう?今年に関してはそうじゃない。だからこれが礼部の落ち度ということになる。」
いまひとつ事情が飲み込めないのですが、去年までは越氏が出席しても礼制上文句のつけようがなかったようです。それで太子派・誉王派双方が御用学者を招聘し、越氏の出席を認めるか否か公開の場で議論することになるのですが、梅長蘇が林殊時代の恩師の縁を頼って隠居していた大学者の周玄清を呼び寄せたことから、論争は誉王派の勝利、太子派の礼部の力を削ぐことに成功します。こういうささいな礼制上の問題が政治問題に発展するのは王朝時代の中国っぽくていいですね。このドラマはこういう所がよくできています。
ここで霓凰郡主が、梅長蘇の正体がかつての恋人林殊であることに気付いてしまい、さすがに隠し通せないと、梅長蘇もそのことを認めます。序盤であっさり元カノに正体がバレるあたり、名探偵コナンとは違いますね (^_^;) これで話が一区切りつくのかと思いきや、大晦日の祭礼に出席予定だった皇后が急病に倒れたという情報が……
梁国の六部のトップや、寧国侯など軍功により爵位を得た家は、すべて太子派でなければ誉王派ということで、靖王のために、彼らを一人ずつ失脚させていこうと図る梅長蘇。なぜ靖王に肩入れするかと言うと、梅長蘇すなわちかつての赤焔軍の若元帥・林殊の親友だからなんですね…… ただ、靖王は梅長蘇が林殊であることに気付きません。現時点で宮廷で彼の正体を知る者は、彼の兄貴分の軍人蒙摯のみ。
これまた武侠物でお馴染み陳龍が演じてます。
そんな中、居候先の寧国侯府から引っ越しのため、あちこち物件を当たっていた梅長蘇らは、かつての豪商張晋の屋敷跡の枯れ井戸から、十数名の女性の白骨死体を発見。この「蘭園案」により、張晋の後ろ盾となっていた太子派の戸部尚書・楼之敬が失脚。
かと思えば、誉王派の慶国公が領民の土地の兼併を強引に進め、告発された「浜州案」では、梅長蘇はもっともらしい理屈を並べて誉王に慶国公を見捨てるよう助言。この「浜州案」の捜査を梁帝に命じられたのが靖王なのですが、梅長蘇の裏工作も知らず、「無辜の民の土地を奪うなどけしからん」と、ありのままに慶国公を処断。この人、もしかしたら融通が利かないとか頑固を通り越して、相当アカン人なのではないかという疑惑が……
慶国公の処断は梁帝の心にも叶う措置だったのですが、なぜか靖王ではなく、弟をバックアップしだけの誉王にお褒めの言葉と褒美が。靖王の置かれた境遇はこの世の理不尽の縮図みたいになってますね……
この間に梅長蘇が靖王府の隣の屋敷に引っ越しを完了し、江左盟のスタッフを呼び寄せます。で、そうこうしているうちに年末となり、毎年恒例の宮廷の年越しの祭礼で、太子が父帝と母妃とともに儀式を執り行うのに、生母の越氏が出席できないのでは具合が悪いと、太子派の礼部を中心に越氏の復権を画策。これに対し、梅長蘇は祭礼に出席すべきなのは太子の嫡母たる皇后であり、生母の越氏ではないと難癖をつけろと誉王側に入れ知恵します。
蒙摯「いや、しかし今まで毎年祭礼には越氏が出席してたし(困惑)」
梅長蘇「それは今まで越氏が皇后に並ぶ地位にあったからだろう?今年に関してはそうじゃない。だからこれが礼部の落ち度ということになる。」
いまひとつ事情が飲み込めないのですが、去年までは越氏が出席しても礼制上文句のつけようがなかったようです。それで太子派・誉王派双方が御用学者を招聘し、越氏の出席を認めるか否か公開の場で議論することになるのですが、梅長蘇が林殊時代の恩師の縁を頼って隠居していた大学者の周玄清を呼び寄せたことから、論争は誉王派の勝利、太子派の礼部の力を削ぐことに成功します。こういうささいな礼制上の問題が政治問題に発展するのは王朝時代の中国っぽくていいですね。このドラマはこういう所がよくできています。
ここで霓凰郡主が、梅長蘇の正体がかつての恋人林殊であることに気付いてしまい、さすがに隠し通せないと、梅長蘇もそのことを認めます。序盤であっさり元カノに正体がバレるあたり、名探偵コナンとは違いますね (^_^;) これで話が一区切りつくのかと思いきや、大晦日の祭礼に出席予定だった皇后が急病に倒れたという情報が……
言われてみれば確かにそんな感じが (^_^;)