ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

朝廷すげー!鎌倉時代に、ソフト業界の現代病を、呪いとして使ってるよ!

2005-03-03 16:25:21 | Weblog
 システム開発などで、「たまたま適当な人がいなくて」、とか、「悲惨なプロジェクトになることは、予想できるんだけど、営業が仕事とっちゃった」とかとかで、「その人にはちょっと無理じゃない??」って思うんだけど、マネージャーとか、難しいプログラムとか、担当して/させてしまうことって。。。。ないっすか?
 そうすると、うつ病とか、病気になっちゃうっていうパターン。

 つまり、「身分に過ぎた昇進・役目を負わせてしまい、結果として病気にさせてしまう」。

 まあ、それをわざとやる(つまり、気に入らないんで無茶なことやらせて、病気にしちぇえ)っていうケースは。。。どうなんだろう??今、あるのかなあ?

 ところが、ところがですよ!、今から約800年も前に、それをわざとやるテクニックを使って、将軍家を滅ぼそうとしたっていうんだから、

         「朝廷すげー!」

 昨日、そのとき歴史が動いたを見ていたら、源 実朝をやってたんだけど、朝廷は、「官打ち」(かんうち)という呪いをつかって、将軍を滅ぼそうとしたらしい。
 「官打ち」(かんうち)とは、「身分に過ぎた昇進をさせて、死なせてしまう」ことらしい。当時は、呪いだったそうな。

 たしかに、ストレスとか、うつ病とか、わからない時代では、呪いっていうふうに解釈しちゃうよね。
 いやー、すごいですね。無理なシステム開発をさせて、うつ病になるのは、現代病だと思っていたら、昔から、のろいとして、それは知られていて、さらにそれをつかって、将軍家を滅ぼそうとしたなんて。

          「朝廷すげー!」

 ちなみに、官打ちも含め、実朝の話は、ここがくわしいみたい。

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太った人が「とんかつ弁当」って買いに来た時、「あんたの体考えたら売れない」とは言えんだろ!

2005-03-03 12:04:30 | 開発ネタ
 突然ですが、あなたがお弁当屋さんだとして、
 お店に、すっごい太った人がきて、「とんかつ弁当3つくださーい」と来たとする。
 あなたは、「3つって、誰が食べるの?」って、おせっかいにも聞いたら、
 「もちろん、自分だよ!なんかわるいか!」と、怒って言い返されたとする。

 そんな、とんかつ弁当3つもたべたら、もっと太って体に悪いから、客のためには、やめたほうがいいと思いますよね。それが、親切、まっとうな判断、人の道かもしれません。

 でも、じゃあ、あなたが、「あんたの体のためを考えたら売れないよ!」と言ったら、
 そのお客さん、怒り出して、あなたのところで二度と買わない。。。
 どころか、顔面グーで殴られるかもおおお。。。



 実は、とんかつ弁当じゃなくって、システム開発でも、おんなじことがあるんです。
 それが、この前のウィリアムのいたずらが行った場合の「コピーされるほど儲かるシステム」の見積もりの最後に書いた、
「で、この考えをもとに、営業と調整すると。。。多分、こっぱみじんに玉砕するでしょう。理由は、この次に書きます。」
の理由になってきます。




 営業と話すときは、提案書に書けるような形をベースに話ます。
 提案書の書き方について、日経システム構築 2005年3月号128ページにあるけど、そこに書かれるまでもなく、RFPに対応する回答を用意して、開発は答えをだす。

 これが、”「コピーされるほど儲かるシステム」の見積もり”の(お)の作業になる。
 この作業は、(具体的にどうやったか書いてないけど)こんな感じでやる。

 (1)情報処理試験の午後2の小論文って、与えられた文章から、
     キーワードをひろい、
     どういう順番で、論理を運べばいいかを確認して
     それに対応する答えを書く。
   同じ要領で、RFPからキーワードと論理展開を取得し、それに対する答えを書く。
   この作業は、実際どうやるのかは、TACの午後2のテキストでも見てくれ。

 (2)RFPに合うかどうかを確認する。
   今回の場合、(お)の、
   ”「Excelホームページ連携」は、いらないということにしましょう。”
   のほうが、いいわけです。

   でも、そこで、さっきの「とんかつ弁当」の論理です。
   たしかに、この人にとっては、いいのです
   でも、この人は、とんかつ弁当が欲しいんです。
   とんかつ弁当じゃなきゃだめなんです。
   とんかつ弁当の提案をしない人は、門前払いです。

   そこに、あなた、「あなたのためには、とんかつ弁当、買わないほうがいいよ」
   って、提案したら。。。顔面グーで殴られるかもしれない!


   事実、日経システム構築の128ページの上段に、「チェックリストを用意している。
   厳しくイエス・ノーを査定されてしまう」とあります。

   つまり、発注会社がお馬鹿で、そのRFPを満たすことが、会社にとって、
   とてつもなく、マイナスだと、分かっても、
   その会社は、やりたいやりたいっていうんだから、
   それを満たさないと厳しくノーといわれる=失注しまうんです。


   だから、この提案だけでは、営業も、「無理無理、こんな提案とおらないよ。
   RFP満たして無いじゃん」って言われます。

 (3)今回のように、明らかにユーザーのためにならないと思う場合、
   ウィリアムのいたずらは、
     RFPに合った提案
      (ただし出来る範囲で、わざと予算大幅オーバーにして)と
     両論併記する

 まあ、これ以外でも、いろいろあるんですが、(それは、おいおい書くとして)
その場合、どっちになるかは、正直、出たとこ勝負ですけどね。

 この前のウィリアムのいたずらの仕事も、まさか、ありえねーだろーと思ったら、来ちゃったし。仕事、おわったからよかったけど。。。

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