ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

3月16日に出す、「コピーされるほど儲かるシステム!開発日記」第14号について

2005-03-15 16:48:05 | コピーされるほど儲かるシステム!
3月16日に出す、「コピーされるほど儲かるシステム!開発日記」第14号は、ウィリアムのいたずらが行った場合の見積もり例です。実際に何を作るのかについて書いてあります。

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内容は、
ウィリアムのいたずらが行った場合の「コピーされるほど儲かるシステム」の見積もり
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/58cde1a7e9197d37e739fdd073729fff
とほぼ同じです。


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 で、14号のメルマガについての、感想などはここの「コメント」にどうぞ!

 メールと、ウィリアムのいたずら自身のブログについては、このブログの
「コピーされるほど儲かるシステム!開発日記」へのメールについて
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/a58b79b40b1148c2f744556e27b76a79
を参照してください

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日経ソリューションビジネスの提案書の極意のやり方を、日経システム構築で否定してなーい!?

2005-03-15 11:47:31 | 開発ネタ
 提案書の書き方について、日経BP社の日経システム構築と日経ソリューションビジネスで、それぞれ記事があります。
 でも、これを2つあわせて読むと、商談の極意は、日経システム構築の考え方を否定することだ、もしくは、日経システム構築の考え方では、日経ビジネスソリューションのやり方は、ありえない!!ってなっちゃうのよ(^^;)




 「日経システム構築」2005月3月号「RFPに基づく提案書の書き方」の128ページに「RFPを十分に意識したものであるべきだ」と書いて、「しかし、実際にRFPに対する回答を明文化している提案書にはほとんどお目にかかったことが無い」として、RFPを満たすことが大事だ!でも、実際には満たしていない、なんてやつって言う論調で書いてあるのよ。

 でもね、その考えで、「日経ソリューションビジネス」の「商談に勝つ提案書作成の極意」をみてね。2005年2月28日号のP65の図2が明確にRFPになってるよね(「ご協力をお願いします」って書いてあるんだもん)。つまり、
(1)課題と解決策の再確認
(2)活動のデザイン「企画提案型ビジネスにおける顧客獲得活動のグランドデザイン」
(3)営業に必要な情報の明確化
(4)情報システムの要件定義
を書けってかいてあるよね。
 ところが、その答えとして、書いてある2005年3月15日号P53の提案書、
 多分この答えが図3だと思うんだけど、
(1)課題の再確認→課題も多く存在します??
(4)情報システムの要件定義→(図3一番下の行)上記を踏まえた上での情報システム化の要件定義
なにも、答えて無いじゃん!全然、対応わかんないじゃん!!

 つまり、日経システム構築で、RFPに提案書がこたえてなーいっていうことを怒ってるけど、その書き方こそ!日経ソリューションビジネスによると、「極意!」なのよ(^^)v




 実際の現場でも、こういうことよくあるよね。
 課長が、「こんなやり方やるやついねーよ!そんな風にやるやつの顔が見たい」とか、ぼろくそ言ってるんだけど、まさに、そのやり方が、部長の方法のような、

 

2人の上司が言っているやり方が全然違うとき、部下の私は、どーしたらいいの??



 っていうこと。

 今回の話も、まあ、答えておくと、日経システム構築の、「しかし、実際にRFPに対する回答を明文化している提案書にはほとんどお目にかかったことが無い」わけは、実際には、RFPの書きかたって、いろいろあって、受け取る人もさまざまだから、いろんなやり方で、成功しちゃうことがあるのよ。でも、一度、それが成功しちゃうと、そのやり方が成功体験となる。
 したがって、RFPを満たさない成功体験っていうのも結構あって(営業が勢いで売る)そういう人の部下は、「おっかしいんだけどなあー」と思いながら、上司のやり方を踏襲する。その結果、百花繚乱のRFPの書き方になったっていうのが、オチじゃないかなあ?って思うけど。
 だから、この極意のように、直接RFPを提案書自体は満たしているかどうか、わかんないように書く書き方も「あり!」だと思う。

 でも、部下にしてみれば、一方の上司が、「日経システム構築」方式、一方の上司が「日経ソリューションビジネス」方式だと、困るのよ!どっちのやり方に従っていったほうが、自分の身は安全か!(もう、客は関係ないっす。保身の問題です!)




 で、ウィリアムのいたずらの場合、どうするか?

・一番危険なのが、どっちかの上司やり方にあわせ、一方の上司を無視すること
 例えば,日経システム構築の上司を一切無視して、日経ソリューションビジネスのやり方にあわせると、あとで、「日経ソリューションビジネス」上司がはしごをはずして、「どうして、日経システム構築上司の言うようにやらないんだ!おれは、そんな指示をしていない!おまえが馬鹿だから理解できない!」と、いきなり責任逃れをされる危険がある。

・一方のやり方を踏襲し、「ところで」と話をどんでん返しさせ、後の話に持ってくる
 これは、ウィリアムのいたずらは良くやります。
 はじめに、「日経システム構築」の上司のやり方で、とりあえず書いておきます(RFPを満たして書いておく)
 で、「でも、こういう問題がある」とかあげて、あとの「日経ソリューションビジネス」のやり方にもってくる。
 もちろん、逆に、日経ソリューションビジネスのやり方で書いて、あとで、「まとめると」、として日経システム構築の話を書くとか、このバリエーションはいろいろあるけど、両方の意見を取り入れて、玉虫色にする。

・フォーマットをどっちかの上司、中身をどっちかの上司のやり方に変える
 反則技っぽいんだけど、内容が多少違っても、形式はA上司、中身はB上司のやり方という方法で両方を立てる。
 今回の場合、日経ソリューションビジネスの
  P53ページ図3、2つの中見出しがありますが、この中見出しの上のほうを
 「課題と解決策の再検討」
 下の見出しのほうを
 「営業に必要な情報の明確化」
 図4の大見出しを「活動のデザイン」
 図5の大見出し(プロジェクトアプローチ)を、「情報システムの要件定義へのアプローチ」

 とすると、「ばっちり!」日経システム構築上司(=RFPの内容)のやり方を満たしているように見えます。
 中身は、「日経ソリューションビジネス」上司のやり方だけど。




 でも、サラリーマンの場合、怒られてなんぼで、お金もらっているっていうことは確かなわけで、このように、上司がまったく意見が違う場合、どっちなの上司に怒られることは必至。
 まあ、無理にがんばんないで、どっちかに怒られ、嵐の過ぎ去るのを待つしかないのかな?

 まあ、どっちにしろ、大手の雑誌に載せるくらいなんだから、どっちも偉い人なわけで、その人の意見すらまとまんないんだから、正しいやり方、心に響く提案の仕方なんていうのは、決まりが無いんだろうね。

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