ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

DBにおけるデータの取得方法

2007-03-21 22:54:58 | 開発ネタ

 以前、佐藤正美氏のDBの設計方法を書いたけど、その際、はじめの段階、データの認知において、どのようにデータを持ってくるのか?それは、正規化理論や要求仕様におけう帳票分析とどう違うのか、同じなのかについて、書きたいと思います。




■佐藤氏の理論における2つのデータ収集方法

 佐藤氏の理論において、データの収集は、命題論理方式と、コード 体系方式によって行われる(くわしくは、こちら

  これらの方法については、命題論理方式は、論理データベース論考の177ページ、コード 体系方式は179ページに書かれている。

 佐藤氏の流派の人には、「お前ぜんぜんわかってねーよ」と批判されそうだが、ちょー簡単にそのやり方をまとめてしまうと、

<<命題論理方式の手順>>
帳票が出てきたら、T字型ER図の
  エンティティを書くところ(上の部分)に帳票名、
  左の部分(キーを書くところ)に、NOとかコードってついていることばを
  右の部分(属性を書くところ)に、そのほかの項目をかく。

なお、T字型というのは、エンティティが上、下の部分が左右(キーと属性)にわかれてT字型になるので、T字型ER図というみたい。

で、このとき、帳票は、ふつうNoとか、コードが複数入る。
そこで、そのNOとかコード1つぶんを、1つのT字型ER図として、
  そのNOの前の部分(受注NOなら、受注)をエンティティとし、
 (1つ分の)なんとかNO、なんとかコードを左側のキーにかき、
 右の部分に、上記の(帳票の)項目からエンティティ名のついている項目を入れる

ってな感じにする方法である。

<<コード体系方法>>
 命題論理方式はめんどっちいので、
・項目が出てきたら、いままでウィリアムのいたずらがやってたように
 エンティティに分けてしまい、

・エンティティがすでにあれば、そのエンティティにいれる

・エンティティがなかったら、新しくエンティティを作成し、
 主キー(左側のなんとかNO)をつくる

って言う方法。

 つまり、この手法は、いままでの帳票分析を、ちゃんとだれでもできる手法にまで高めたものであり、ウィリアムのいたずらが説明してきたのは、コード体系方式になるけど、こっちより、命題論理方式のほうが、めんどっちいけど、厳密である。




■正規化を使う、一般的な手法のとき、データの抽出は?

 で、一方、正規化手法をつかうとき、じゃあ、その正規化をやる対象となるデータは、どっから発生するの?ていう話になる。

 この集め方には、2つあるといわれる。
 むかしCAITで出していたデータベーススペシャリストテキスト(ISBN 4-89078-458-6)の258ページ、データの抽出に出ているけど、トップダウンアプローチと、ボトムアップアプローチである。

<<トップダウンアプローチによるデータ抽出>>

 はじめに、エンティティを出してくる。
 どうして、エンティティが出せるかというと、エンティティはモノや概念なので、モノとして、そこの登場人物や、やり取りするモノは、エンティティとなる。このような感じで、エンティティは出せる。

 そして、エンティティが出てきたら、あとは、そこに、属性を帳票などから埋めていくという手法である。

 この場合、登場人物と出てくるモノを使って、あらかじめ、シナリオをつくり、つじつまが合うようになっていると、そこからエンティティを切り出して、あとは属性追加していく形になるので、話のつながりが見えやすい。

<<ボトムアップアプローチによるデータ抽出>>
 帳票か、画面からデータ項目を取り出す。
 ただし、帳票を見ても出てこない、画面はこれから作るのでない(>_<!)っていうことがある。この場合、DFDのデータストアからデータを取り出すこともできる。

 しかし、この手法は、すべての帳票を集めてくれば、できるんだけど、もし、あつまらなかったら、抜けてしまう。。(>_<!)
 っていうか、そもそも、帳票も画面も、これから作るシステムで、要求分析でER図を作りたい場合、どーすんのよ(^^;)っていう問題がある。




■佐藤氏の方法と一般的手法との比較

 佐藤氏の命題論理方式と、コード 体系方式は、どちらも、帳票からやっているという点では、ボトムアップアプローチに相当する。一般的な、帳票分析も、ボトムアップアプローチが中心である。

 しかし、トップダウンアプローチを使って、帳票分析を行いたい場合、コード体系方式で、エンティティに属性を追加していくことになる。




 で、いままで、トップダウンアプローチについて、あんまり書いてこなかったけど、こっちのほうが実は重要で、それが、業務知識の重要性に関係し、さらに、現在のシステム開発の大きな問題に関連し、問題解決への重要な第一歩になるはずなんです。。

 けど、あらしろべにの番組がはじまる数分間で、その問題を書くには、余りにも時間が無いので、別のときに書きます。


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MS WordやExcelをただでPDFにするためのOpenOffice

2007-03-21 18:15:40 | OpenOffice

 Wordの文書をPDFにしようと思って。。
 やっぱ、いきなりPDFとか買ってこないとだめかなあ。。と思っていたときに、ふと、OpenOfficeでできなかったっけ?と思って、いまやったらできたんで、メモメモ。




■Word文書のPDF化

 Word文書の場合、OpenOfficeのWriterをひらき、

 メニューの「ファイル」→「開く」を選択し、
 「ファイルを開く」ダイアログが出てきたら、
    ファイルの種類を「すべてのファイル」にして(なってればそれでいい)
 変換したいWordファイルを探して、開く。

 すると、Wordファイルが読み込まれるので

 そしたら、
 メニューの「ファイル」→「PDFとしてエクスポート」を選択し、
 ファイル名を入れて(下の拡張子つけるにチェックしてあれば、
 拡張子.pdfは書かなくていい)保存。

 PDFのオプションで、「画像の解像度を下げる」で、画像の解像度を下げて、
 ファイルを小さくすることもできる。




■Excel文書のPDF化

 Excel文書の場合、OpenOfficeのCalcをひらき、

 メニューの「ファイル」→「開く」を選択し、
 「ファイルを開く」ダイアログが出てきたら、
    ファイルの種類を「すべてのファイル」にして(なってればそれでいい)
 変換したいExcelファイルを探して、開く。

 すると、Excelファイルが読み込まれるので

 そしたら、
 メニューの「ファイル」→「PDFとしてエクスポート」を選択し、
 ファイル名を入れて(下の拡張子つけるにチェックしてあれば、
 拡張子.pdfは書かなくていい)保存。

 PDFのオプションで、「画像の解像度を下げる」で、画像の解像度を下げて、
 ファイルを小さくすることもできる。

 「すべて」の場合は、全シート(ただし、入力されているシートのみ)1つのPDFにして保存してくれるみたい。幅が狭くて見えない部分がある場合、そのとおり(見えないまま)、保存する。



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読み逃げ禁止にしたら、SNSをやる人自体が減ってしまう気が。。。

2007-03-21 15:53:08 | Weblog

ウィリアムのいたずらは、SNSをやっていないので、いえる立場に無いってことはわかってるんだけど、でもでも。。

ここのニュース
「mixi読み逃げ」ってダメなの?
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0703/20/news042.html


読み逃げ(=日記を読んで、足あと(アクセス履歴)は残すけど、コメントしない人)はいけなーい!っていう人がいるそうです。

 SNSでは。。

 ブログだったら、読んでもコメントしないのが、普通というか、圧倒的多数なわけで(もし、コメントつけたら、たいへんなことになっちゃいます。このブログ、毎日、600人以上アクセスしている(アクセスのビュー数は2000を超える)ので、ぜーんぶのひとがコメントをつけたら、開けなくなっちゃいます。ま、もともと、コメントもトラックバックもこのブログでは受け付けて無いんだけど)、こーいう話題は起こらないと思うんですけど。。。

 SNSだと、読み逃げはいけないんですか?
 どーなんですか?
 やってないから、よくわかんないけど。。




 ただ、こんなのをみると、「うーん、なんかSNSって、めんどっちそうだよなあ。。」と思ってしまう。

 まあ、友達いないから、誘ってくれないので、そのまえに、「お呼びでない」わけなんだけど。。

 でも、もしSNSに入れるとしても、みたら、コメントつけないといけないとしたら。。。見るのもたいへんですぜ、だんな(^^;)

 っていうので、こんな風潮になったら、逆にSNS、毛嫌いされて、やる人がへっちゃうんじゃないかなあ?そんなこと無いのかなあ??

P.S 正直言って、この記事を見るまで、コメントをつけないのが普通だと、思っていた。




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