NHKスペシャルの認知症の問題で、医者が認知症を見逃したり、正しい治療ができなかったり、そもそも、そういう情報が伝わらないのに対して、舛添大臣が、「そういうのはインターネットを使って、過去の認知章患者の情報を検索できるように、エビデンスをあつめられないのか」?と専門医に問うていたけど・・・
ちょっとまったあ!
舛添大臣、そのためにレセプトオンライン化と電子カルテがあるんではなくて?
まず、レセプトオンライン化にともない、病名と薬の情報は、厚労省にあつまりますよねえ。
そして、大病院などで電子カルテを導入して、その電子カルテとレセプトの連携ができれば、病気とそのときだした薬と結果がむすびついてくる。とくに、専門医がそれを使った場合、エビデンスになるので、それを(個人情報などを抜き、また統計処理などをして)医者がアクセスできるように、厚労省がすれば、いいんじゃないか?
本来は、情報大航海は、こーいうことをするべきだったんだろうけどね・・
ま、そうじゃなくっても、これくらいなら、できそうな気がするが。。
そして本来、こーいうことをやるのが電子政府で、大臣の上記のような質問に対して、このようい適切にこたえられるのがCIO補佐官のお仕事と思うんですけど。。
ま、医療についてはこれ以外でもいろいろ意見があるんだけど、それについてはまた今度。
P.S ただ、そういうことに気付かせた今回のNHKスペシャルは、NHKのマスコミとしての仕事をきちんと果たしているいい番組だと思う。大臣に直接、実態を見せて意見を問うこのような番組は、どんどんやるべきだ。いろんな政治家呼んで、永遠と結論の出ない議論をさせるより・・