昨日は、デジタル化された簡易無線によるデータ転送とケータイの話を書きました。
デジタル化された簡易無線の場合、現場側と操作側に簡易無線機をおき、その間でデータ転送する。
そして、操作側をインターネットで結べば、ランニングコストがかからず、
遠隔操作ができる。無線LANより広い範囲(1Kmとか)で・・・
ってお話でした。
じゃあ、ケータイは無線に負けてばかりかというと・・・
微妙なのが、今のMCAだとおもいます。
MCAは、マイクロソフト認定アソシエイトではなく、ってくどいですね、
Multi Channel Access Systemという、タクシー無線などで行われている
方法なんだけど、
・制御局(事業主体:(財)移動無線センターなど)があって、
・企業などは、その制御局にMCA通信したい!!と申し込むと
・企業側には、指令局と移動局がつくれて
指令局:タクシー会社
移動局:個々のタクシー
みたいなかんじ
・で通信ができるというもの。
・制御局は3陸特以上の資格が要るけど、借りる企業側は、
別に資格は要らない・・・が、利用料金がかかる。
くわしくは、ここ
MCA無線システム(Multi Channel Access System)
http://www.tele.soumu.go.jp/j/system/ml/mca.htm
MCAは、ケータイでもおなじことができる(ただし、自動車のばあい、
ハンズフリーにしないといけないけど、ケータイのハンズフリー機は、
あるのかあ?)
そうすると、通話可能圏内(純粋なエリアの広さの問題以外に、電波の届きやすさなど)とか
価格とか、いろんな問題で、場合によっては今のMCAより、ケータイのほうがいいっていうことも
あるかもしれない。
もちろん、逆もあるかもしれないけど・・・
簡易無線がデジタルになったり、ケータイ通話料が安くなったり、ということで、
MCAと簡易無線とケータイで、いろいろな選択肢が出てきたように思う。
