計画停電で電気がこなくなると・・・本当にこなくなると・・・
東京23区の会社は、困るだろう。
業務は止められない。
そうなってくると、
・電気を作る、
たとえばコジェネレーションを使うとか、
太陽光、風力?とか、
・電気に頼らないものを使う、
たとえば太陽光照明
(太陽光を採光して明かりにすることにより、
昼間の電気を減らす)
ガスヒートポンプによる冷暖房とか、
を考えるようになるだろう。
実際には、計画停電のときにどのように動かすかを、コントロールしないといけない。
ここに、コンピューターのシステムが出てくる(組み込みですけど)。
これらの電気などのエネルギーをコンピューターで制御するのは、省エネ対策として、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム),BEMS(ビルエネルギー管理システム )として行われてきた。これらの技術が、計画停電対応になると思う。
また、省エネルギーのための、トータルソリューション提供としてESCO事業があるわけだが、これは形を変えて(ESCOの場合、どれだけ省エネしたかになるが、計画停電の場合、省エネもなにも、電気こないので、電気がこない場合と、電気を作って業務を行った場合は比較できない。ここの部分の修正がいる)計画停電対策に提供されてくると思う。
つまり、今まで省エネでやっていた、HEMS,BEAM,ESCOは、省エネということで、いまひとつの普及をしなかったが(そんなことない?)、今度は、計画停電対策という、喫緊の多大として、持ち上がってくるだろう。
これは、スマートグリッドと結びつき、最終的には、スマートシティ実現というゴールに向かっているわけなのだが、その取り組みは、加速されてくるだろう。
スマートグリッドも、形を変えて、取り組まれると思う。つまり、計画停電時の近隣との電気の譲り合いとかの形で(仕事に出ている人の家の電気を、近くの工場に送るとか)
そうすると、これらの事業に取り組んでいた会社が、計画停電対策へのソリューションを打ち出しやすいといえる。
HEMS,BEAM,ESCOを前から取り組んでいた会社としては、東芝、日立などが挙げられる。
このような企業が、今後、エネルギーコントロールの分野で活躍し、ソフト・ハードの分野で確信を起こし、計画停電などものともしない、安定的なエネルギー活用システムを構築することが、期待されるし、注目されることだと思う。