祝祭日は、
フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
http://www.amazon.co.jp/dp/4140814047
を読んでいきたいと思います。
前回、「第一章」だったので、今回は、
第二章 「フリー」入門
-非常に誤解されている言葉の早わかり講座-
です。
■フリーとは何で、どのように作用するのか
・フリーの定義
フランス語、スペイン語、イタリア語
→自由と無料は別の単語
自由:ラテン語のliberから
無料:ラテン語のgratis(ありがという)から
英語
→自由と無料の2つ意味:オープンソフトウエアの世界も
ルーツはfriendと同じ
→奴隷に対し、同じ氏族の自由な一員
無償で与えるという意味は1585年に登場
→費用からの自由
奴隷からの自由と費用からの自由の意味がある
→本書は費用からの自由の意味
■100万種類のフリー
・商売で使われる無料には多くの意味がある
→いろいろなビジネスモデル
・無料とうたいながら、本当はそうでない
一つ買えば、もうひとつタダ
無料サンプル、お試し無料→解約しにくく
補完的商品:無料の商品→有料の商品
・三社間取引
広告収入で運営されるメディアの世界
・新しいモデルを象徴する、真の無料
・ギフトエコノミー(贈与経済)
これらフリーは4種類に大別
・2つは古くからある→進化
・残り2つはデジタル経済とともに登場
・これらを一歩下がってみると、1つの事象のバリエーション
→商品から商品、人から人へのお金の移動、
現在と将来の間でのお金の移動
非貨幣経済の市場への出入り
→内部相互補助
■内部相互補助
・いくつかのやり方がある
・有料商品で無料商品をカバーする
・将来の支払いが現在の無料をカバーする
・有料利用者が無料利用者をカバーする
→その中で、フリーのビジネスモデルは大きく4種類
・フリー1:直接的内部経済
無料:他のものを買ってみようと思わせる商品
無料対象者:結局はみんなが、何らかの方法で喜んで金を払う
例:DVDを1枚買えば、2枚目はタダ
キングジレットの方法
・フリー2:三者間市場
無料:コンテンツ、サービス、ソフト
無料対象者:誰でも
例:すべてのメディアの基本
・フリー3:フリーミアム
無料:有料のプレミアム版に対する基本版
無料対象者:基本版のユーザー
例:Webにおけるビジネスとして一般的
→ベンチャーキャピタリストのフレッド・ウィルソンの造語
・フリー4:非貨幣経済
無料:対価を期待せずに人々があげるものすべて
無料対象者:誰でも
例:
・贈与経済:ウィキペディアなど
・無償の労働:ランキング投票など
・不正コピー
■日常生活に見られるフリー
・複数のモデルの要素を持つ例もある
・政府のサービスは内部相互補助の特殊形態
税金とサービスは間接的
■第三の価格
・無料以下、マイナス
→お金をもらえる:割引、キャッシュバック
→本当はただでもらったお金ではないが
消費者はしばしばそう考えて行動をする
・ダンアリエール
「予想通りに不合理-行動経済学者が明かす「あなたがそれをえらぶわけ」」
→朗読の対価
半分の学生:10ドル払う気があるか
もう半分の学生:10ドルもらったら、聞く気があるか
↓その後
朗読の短い、中くらい、長いバージョンを聴くとして
払った学生:長い朗読ほど、多くのお金を「払う気がある」
もらった学生:長い朗読ほど、多くのお金を「もらわないと」聞く気しない
・賢い会社は通常のお金の流れを逆にする
→起業家が価格について想像的に考えることで生まれた
フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
http://www.amazon.co.jp/dp/4140814047
を読んでいきたいと思います。
前回、「第一章」だったので、今回は、
第二章 「フリー」入門
-非常に誤解されている言葉の早わかり講座-
です。
■フリーとは何で、どのように作用するのか
・フリーの定義
フランス語、スペイン語、イタリア語
→自由と無料は別の単語
自由:ラテン語のliberから
無料:ラテン語のgratis(ありがという)から
英語
→自由と無料の2つ意味:オープンソフトウエアの世界も
ルーツはfriendと同じ
→奴隷に対し、同じ氏族の自由な一員
無償で与えるという意味は1585年に登場
→費用からの自由
奴隷からの自由と費用からの自由の意味がある
→本書は費用からの自由の意味
■100万種類のフリー
・商売で使われる無料には多くの意味がある
→いろいろなビジネスモデル
・無料とうたいながら、本当はそうでない
一つ買えば、もうひとつタダ
無料サンプル、お試し無料→解約しにくく
補完的商品:無料の商品→有料の商品
・三社間取引
広告収入で運営されるメディアの世界
・新しいモデルを象徴する、真の無料
・ギフトエコノミー(贈与経済)
これらフリーは4種類に大別
・2つは古くからある→進化
・残り2つはデジタル経済とともに登場
・これらを一歩下がってみると、1つの事象のバリエーション
→商品から商品、人から人へのお金の移動、
現在と将来の間でのお金の移動
非貨幣経済の市場への出入り
→内部相互補助
■内部相互補助
・いくつかのやり方がある
・有料商品で無料商品をカバーする
・将来の支払いが現在の無料をカバーする
・有料利用者が無料利用者をカバーする
→その中で、フリーのビジネスモデルは大きく4種類
・フリー1:直接的内部経済
無料:他のものを買ってみようと思わせる商品
無料対象者:結局はみんなが、何らかの方法で喜んで金を払う
例:DVDを1枚買えば、2枚目はタダ
キングジレットの方法
・フリー2:三者間市場
無料:コンテンツ、サービス、ソフト
無料対象者:誰でも
例:すべてのメディアの基本
・フリー3:フリーミアム
無料:有料のプレミアム版に対する基本版
無料対象者:基本版のユーザー
例:Webにおけるビジネスとして一般的
→ベンチャーキャピタリストのフレッド・ウィルソンの造語
・フリー4:非貨幣経済
無料:対価を期待せずに人々があげるものすべて
無料対象者:誰でも
例:
・贈与経済:ウィキペディアなど
・無償の労働:ランキング投票など
・不正コピー
■日常生活に見られるフリー
・複数のモデルの要素を持つ例もある
・政府のサービスは内部相互補助の特殊形態
税金とサービスは間接的
■第三の価格
・無料以下、マイナス
→お金をもらえる:割引、キャッシュバック
→本当はただでもらったお金ではないが
消費者はしばしばそう考えて行動をする
・ダンアリエール
「予想通りに不合理-行動経済学者が明かす「あなたがそれをえらぶわけ」」
→朗読の対価
半分の学生:10ドル払う気があるか
もう半分の学生:10ドルもらったら、聞く気があるか
↓その後
朗読の短い、中くらい、長いバージョンを聴くとして
払った学生:長い朗読ほど、多くのお金を「払う気がある」
もらった学生:長い朗読ほど、多くのお金を「もらわないと」聞く気しない
・賢い会社は通常のお金の流れを逆にする
→起業家が価格について想像的に考えることで生まれた