ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

UML以前の、システムの関連性(トレーサビリティ)

2011-10-19 22:09:35 | そのほか
さっき、大学院のレポートに出席の感想として書いたことの一部抜粋。
さっきの「システム開発地図」の話にも関係しそうなので・・・





 私が、アプリケーション系に入った(EAが騒がれていた、2003年ごろから)ころは、
 以下のような方法論が固まっていました。

・まずは、システムを「部長レベルの視線で」ざっくり分けて
  →コンテキストダイアグラムやDFD
   場合によっては、機能構成図(DMM)にまとめる


・それを、DFDによって詳細化し、課長レベルの目線に下げて、


・さらに、課長さんから、担当者に聞き、担当者のやっていることを、
 入出力をもとに、業務流れ図(WFA)にまとめる


という流れが、国家的に(上記のサイトは、もともとは経済産業省のEAサイト)
決まっていました。




 ここから、設計レベルでの検証として、

・DMMの各機能が、DFDに対応しているかどうか、
 さらに、DFDの上位の機能と、下位の機能で矛盾がないかどうか
 (入出力が一致しているか等)

 のチェックを行い、その上で

・DFDのファイルが、業務流れ図の中で、DB等の
 データ保管メディアとして記述されているか確認し、
 そのファイルの内容をER図でまとめ、漏れがないかどうか確認し


・DFDで、外部から、プロセスに入ってくるとき、
 画面が必要かどうか確認し、必要な場合、それが、
 業務流れ図の画面として存在しているかを確認し、


・ER図の各エンティティに対して、CRUDを作成し、
 生成されてないのに参照するなどの矛盾がないか確認
 し、あれば、DFDから直す


といったことを行うと、


・業務流れ図上に、画面、帳票、プロセス、DB書き出し
 がすべて整理されるので、その各パーツを設計手順に
 したがって設計し、実装すればよい

というようになるような形が出来上がっていました
(プロジェクトによっては、当然、一部省略したりするのですが)




この方法だと、

・業務流れ図はIDEF0と違い、実体がそのまま書かれているので
 お客さんとの間でも、確認が出来る。

・業務流れ図に画面、帳票が全部出ているので、それに対してレイアウト
 をつくり、画面遷移を行えばよい→作業の終わりがわかる

というメリットがあり、この時期の仕事は、
悩まず仕事ができて、仕事しやすかった記憶があります




その後、UMLには、ここまでの記述力がないので、混乱した時期が
ありましたが、現在では、UMLでも、ユースケース記述を使うと、
同程度の記述力があり、ユースケース記述から、実装まで、一貫性を
もって、プログラムが書けるようになってきたので(ICONIXと
JSPやフレームワークによって)あのころと同じく、開発しやすい
体制になったと思います。

 もし、この体制がなければ、いまのRuby on Railsでの開発などは、
混乱のきわみになったと思います。




 こんど、結果として、
UMLでは、どういう流れになったのか
を書いたほうが良いね!

 気が向いたら・・・


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PMBOKのお勉強 その33 - 6.4

2011-10-19 18:38:38 | そのほか
今、

プロジェクトマネジメント 知識体系ガイド(PMBOKガイド)第4版
http://www.amazon.co.jp/dp/1933890681

のお勉強をしています。

前回は6.3章だったので、今回は6.4章です




■6.4 アクティビティ所要時間見積り



<<インプット>>

・アクティビティリスト
  6.1より


・アクティビティ属性
  6.1より


・アクティビティ資源に対する要求事項
  6.3より


・資源カレンダー
  6.3/9.2より


・プロジェクト・スコープ記述書
  5.2より
 前提条件には以下のものがあるが、これに限定されない
   ・既存の事情
   ・情報の可用性
   ・報告する期日の間隔
 制約条件には以下のものがあるが、これに限定されない
   ・使用可能なスキルのある人員
   ・契約条件と要求事項


・組織体の環境要因


・組織のプロセス資産



<<ツールと技法>>

・専門家の判断

・類推見積り

・係数見積り

・三点見積もり
   最頻値
   楽観値
   悲観値

・予備設定分析



<<アウトプット>>

・アクティビティ所要期間見積り

・プロジェクト文書更新版
 以下のものがあるが、これに限定されない
   ・アクティビティ属性
   ・期間見積もりを作成する前提条件(スキルレベル、可用性など)

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初めてのRubyを読む その32 6.4

2011-10-19 15:08:40 | Ruby
「初めてのRuby」を読むの続き

6章 変数と式
6.4 例外処理
から




■6.4 例外処理
・Rubyも例外処理を持っている
  →Rubyライブラリのほとんどは例外によって
   利用者プログラムにエラーを通知

・例外を用いるには
   ・begin endでくくる
   ・例外が発生した場合、対応したrescue節にジャンプ
   ・例外オブジェクトを捕捉変数に入れて、処理を制御句へ
      クラス指定を省略するとStanderdError指定
      例外オブジェクトを使わなければ捕捉変数省略可能
   ・else句があると、例外が発生しなかった場合実行
   ・ensure句は例外の有無にかかわらず実行
      →必要ないとき、else,ensureは省略可能

■6.4.1 rescue修飾子
・簡潔な例外処理記法としてrescue修飾子がある

  do_something rescue error_handring

・左辺の実行中にエラーが発生すると、右辺を実行
・例外クラスを指定したり、例外オブジェクトを捕捉することはできない

■6.4.2 raise
・ユーザーが明示的に例外を発生させるには、組み込み関数raiseを使う
・エラーメッセージ、例外クラスは省略可能
  →省略すると、RuntimeError


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システム開発の関連、UMLの図の関連を書いた「システム開発地図」

2011-10-19 12:22:36 | そのほか
 この前報告した、「SEC特別セミナー」の「ディペンダブルシステムのためのモデルベース開発技術の最新動向」で、羽生田 氏が講演中に話していたんですけど、

 豆蔵では、システム開発の関連、UMLの図の関連を書いた「システム開発地図」
 っていうのをつくったみたいです。
 なので、メモメモ

詳しい話は、

システム開発地図 第1回:エコな開発を
http://labo.mamezou.com/special/sp_015/sp_015_001.html


で、図自体は、

http://labo.mamezou.com/special/sp_015/sysdevmap/sysdevmap.html

にあるのかしら・・・(Silverlight 3がいる?)

Runで、流れを自動的に流してくれるんだけど・・・
やばい、ぐるぐる動いて、きもちわるくなってきたあ・・・(@_@;)


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