ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

PMBOKのお勉強 その37 - 7.2

2011-10-24 23:48:39 | そのほか
(今日は理由あって、PMBOKを2つやります。
 あしたRubyを2つやります)

今、

プロジェクトマネジメント 知識体系ガイド(PMBOKガイド)第4版
http://www.amazon.co.jp/dp/1933890681

のお勉強をしています。

前回は7.1章だったので、今回は7.2章です




■予算設定


<<インプット>>

・アクティビティ・コスト見積もり
  7.1より

・見積もりの根拠
  7.1より

・スコープベースライン
  ・スコープ記述書

  ・ワークブレークダウンストラクチャ
    5.3より

  ・WBS辞書
    5.3より

・プロジェクトスケジュール
    6.5より

・資源カレンダー

・契約

・組織のプロセス資産


<<ツールと技法>>
・コスト集約

・呼び設定分析

・専門家の判断
  専門知識の情報源は以下のようなものがあるが、
  これに限定されない
    ・母体組織内のほかの部門
    ・コンサルタント
    ・顧客を含むステークホルダー
    ・専門家の協会や技術関連の団体
    ・業界団体

・過去の関係

・限度額による資金調整


<<アウトプット>>
・コスト・パフォーマンス・ベースライン

・プロジェクト資金要求事項

・プロジェクト文書更新版
  以下のものがあるが、これに限定されない
    ・リスク登録簿
    ・コスト見積もり
    ・プロジェクトスケジュール


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PMBOKのお勉強 その36 - 7.1

2011-10-24 18:04:53 | そのほか
今、

プロジェクトマネジメント 知識体系ガイド(PMBOKガイド)第4版
http://www.amazon.co.jp/dp/1933890681

のお勉強をしています。

前回は6.6章でした。

今回から、

第7章 プロジェクト・コスト・マネジメント

に入ります。今回は、7.1章です




■7.1 コスト見積もり

<<インプット>>

・スコープ・ベースライン
  スコープ記述書
    5.2より
  ワーク・ブレークダウン・ストラクチャー
    5.3、4.3より
  WBS辞書
    5.3より


・プロジェクト・スケジュール
    6.3,6.4より


・人的資源計画書
    9.1より


・リスク登録簿
    11.2より

・組織体の環境要因

・組織のプロセス資産


<<ツールと技法>>

・専門家の判断


・類推見積もり


・係数見積もり


・ボトムアップ見積もり


・三点見積もり
  次の3点の見積もりを行う
    最頻値
    楽観値
    悲観値

・予備設定分析


・品質コスト
  8.1より

・ベンダー入札の分析


<<アウトプット>>

・アクティビティ・コスト見積もり


・見積もりの根拠
  詳細資料としては、以下のものがある
    ・見積もりの根拠を記した文書
    ・すべての前提条件を記した文書
    ・すべての既知の制約条件を記した文書
    ・見積もり範囲の表示
    ・最終見積もりの信頼性レベルの提示


・プロジェクト文書更新版

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「標準ソフトウエア工学教科書」を作ってみたいと思います その15 3.3

2011-10-24 10:38:47 | 土日シリーズ
土日ではなくなってしまいましたが(^^;)

土日シリーズ「標準ソフトウエア工学教科書」を作ってみたいと思います

今回は、外部設計です。




■3.3 外部設計

 前回、要求分析で要求をだしたので、次に、この要求を満たすシステムを設計していきます。
 設計については、ここで、2つに分けて考えます。

  1.ユーザーや外部システム等(ユースケースのアクター)で見える部分。
    →インターフェース、特にユーザーインターフェース(UI)

  2.ユーザーや外部システム等(ユースケースのアクター)で見えない部分

 1は外部に見えるところなので、外部設計、2は、内部部分なので、内部設計となります。
 今回は、このうち、外部設計について行います。

------

 外部設計に関して、一番大きな部分は、
   1.ユーザーとのインターフェースを決める、ユーザーインターフェース
   2.他システムがアクセスするDB、ファイル部分
   3.Webサービス等の場合、通信部分のインターフェース(引数と返り)
   4.2.3の基本となるコード化

 画面メッセージを分ける場合もありますけど、それは、1に含まれると、ここでは考えましょう。
 2に関して、先ほどの説明だと、他に見えるところだけでもいいのでは?と思うかもしれませんが、このテーブルは見えて、あのテーブルは外部に出さないので、設計しないとなると、検証できなくなってくるので、この場合、外に見えるか否かにかかわらず、全体を設計します。

 なお、ユーザーインターフェースとの矛盾をチェックするために、仮に他システムがDB、ファイルにアクセスしないとしても、外部設計でDB、ファイル設計するのが普通だと思います。

 なお、4のコード化設計は行うのですが、1、2をしているときに自動的に出来てしまうので、意識して行うのは、1のUI、2のDB,ファイル定義で、最近のWebサービスにおいて、3を考えるという形です。
 なお、以降面倒なので、DB,ファイル設計と書かずに、DB設計としてしまいます。

--------------

 では、UI,DBをどのように設計していくかですが、まず、前提について、確認してみます。
 前提として、要求仕様では、こんなことをしているのでした。

(1)プロジェクトの目的と、プロジェクトマネージャーは決まっている状態で、

(2)えらい人からえらくない人へ、仕事を分割していく
   →その仕事の範囲をざっくりと図や文にまとめる

(3)最終的に、仕事を受け持つ担当者に行き着く
   担当者のやるべきことを、入力と出力に着目して、記述する
   →機能要求

(4)機能要求以外(非機能要求)を何らかの方法で、えいやときめる(^^;)

(5)機能要求、非機能要求を要求仕様書という形でまとめる


つまり、(3)の段階で、入力と出力は、決まっているはずです。
なので、この入出力を検討します。

(あ)(3)の入出力を、画面、帳票、DBなど、メディアごとに分ける。

(い)画面について
    (い-1)画面全体のルックアンドフィールを決める
       →全体的な画面イメージ
        (背景、大きなレイアウト、ナビゲーション等)

    (いー2)(あ)で抽出した画面を、1画面にするか、複数のものを
         まとめるかなど考慮して、画面割りをきめる。

    (い-3)画面をどのように遷移させていくか、画面遷移をきめる
           →追加する画面が出てくるかも

    (い-4)各画面の画面レイアウトを決める

    (い-5)い-3、い-4をまとめて、画面定義書とする
        つまり、画面定義書は、画面遷移図と画面レイアウトからなる

    (い-6)お客さんにチェックしてもらって、承認を得る


(う)DBについて
    (う-1)どのようなテーブルがいるか決める
       →正規化したりして

    (う-2)テーブルの項目などを決める

    (うー3)テーブルの妥当性を確認する
        ・入力したデータで、必要なものは保存されているか
        ・容量などの見積もりで、無茶はないか?

 帳票に関しては(い)の画面を帳票にかえて読み替えてください。ただし帳票遷移はありえないので、そこは無視します(い-3はない)
 Webサービスに関しては、(う)のテーブルをサービスに読み替えてください。
     

(え:成果物)結果として、画面定義書、DB定義書、帳票定義書、サービス定義書ができます。

------------

 Webアプリケーションの場合、画面をHTMLで記述しておくと、レイアウトは画面イメージを貼るだけだし、お客さんと確認するとき、ブラウザを使ってプレゼンできます(=プロトタイプになる)。
 このHTMLで画面をつくるということが、後工程でとても楽になることなのですが、
 それは、後工程の話としておいておきます。

 上記のやり方だと、画面・帳票のレイアウト、遷移に関しては、この外部設計の段階で確定し、DBはおおよそ決まります(内部設計や実装で変更もありえる)。

 ただし、画面設計はそこまでやらないという考えもあります。
 項目をこの段階では確定させない(確定できない)という考え方で、その場合、画面定義書は、内部設計でつくられます。
 が、この方法の場合、お客さんに見せるのがもっと後になり、画面が内部設計中に動くので、内部設計にダイナミックな修正が入ります。これを嫌う場合、ここ(=外部設計)で大まかに確定してしまいます。




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