ただし、時間無制限。
最近、「問題です。2000円の弁当を3秒で「安い!」と思わせなさい」という本があります。
あれは、セールステクニックですが(詳しく言うとネタバレになるので省略)、
そうではなくて、ビッグデータを使って、工学的に・・・です。
<<解答へのアプローチ>>
2000円の弁当を安いと思う100人の村をつくり、
その村だけに、その弁当を売れば、その住民は、
みんな安いと思う。
あ~、なにいってんだ?って感じですよね。
具体的に行くと、お金持ちのあつまるところ、
たとえば、政治家のパーティーとかですか。
そこで、お弁当2000円でも、安いと感じるであろう。
とすれば、全国津々浦々の政治家のパーティーだけに、
そのお弁当を2000円で売れば、
そのお弁当は、2000円で安い!とみんな思ってくれる
(みんなといっても、政治家のパーティーの出席者だけですが)
ってことは、この問題は、
お弁当が2000円でも安いと思う集団を見つけなさい。
という問題に帰着させることができる。
その集団のところ(100人の村)にいって、
2000円のお弁当を見せれば、安いといってくれます。
集団を見つけるのは・・・ビッグデータを使えばできますよね。
ただし、問題は2000円のお弁当を安いと思う集団は、
ごくまれだということ。
ビッグデータを単純に使うと、平均値しかでてこない。
なので、こういうまれな意見は、雑音として排除されてしまう。
どうするか・・・
そこで、GAを使う。
遺伝的アルゴリズムだと、好ましい評価のモノだけを残す。
2000円のお弁当を安いと思う人が1人しかいなかったとしても、
それをのこし、次の世代、さらに次の世代とやっていくと、
安いと思う人が増えていき、最終的には、安いと思う人の100人の村ができる
これで、100人の村ができたとき、その住人の属性をみればよい
GAを使うとなると、評価する必要がある。
評価は、どうするか?
そこに機械学習を用いる。
ビッグデータにより、2000円の弁当が
安いと思う人の様々な属性値を持ってくる
安くないと思う人の属性値も持ってくる(同じ属性)
それを、SVMなり、ニューラルネットなりで学習させる。
<<解答>>
・2000円の弁当が安いと思う人
高いと思う人、それぞれに対し、
いくつかの属性を選んで、
その属性値を(ビッグデータを使って)取得する
・上記属性値および、高いとおもうか安いと思うかを、
特徴量(特徴ベクトル)として、SVM等により、
機械学習させる。
これにより、特徴ベクトルをいれると、その人は
安いと思うか、高いとおもうか判別(評価)できる
・テキトーな値を設定して、多量な特徴ベクトルを生成し、
上記機械学習により、高いと思うか、安いと思うか判別させ、
安いと思うほうをのこし、何世代も生成していく。
つまり、GA
・結果、安いと思う人のみになる。
このときの属性値をみて、その属性を持っている人たちだけに
(実社会で)2000円の弁当を売れば、「安い」と思ってくれる。
<<参考文献>>
昨日聞いた「可能世界ブラウザ」というものを元に
考えました
最近、「問題です。2000円の弁当を3秒で「安い!」と思わせなさい」という本があります。
あれは、セールステクニックですが(詳しく言うとネタバレになるので省略)、
そうではなくて、ビッグデータを使って、工学的に・・・です。
<<解答へのアプローチ>>
2000円の弁当を安いと思う100人の村をつくり、
その村だけに、その弁当を売れば、その住民は、
みんな安いと思う。
あ~、なにいってんだ?って感じですよね。
具体的に行くと、お金持ちのあつまるところ、
たとえば、政治家のパーティーとかですか。
そこで、お弁当2000円でも、安いと感じるであろう。
とすれば、全国津々浦々の政治家のパーティーだけに、
そのお弁当を2000円で売れば、
そのお弁当は、2000円で安い!とみんな思ってくれる
(みんなといっても、政治家のパーティーの出席者だけですが)
ってことは、この問題は、
お弁当が2000円でも安いと思う集団を見つけなさい。
という問題に帰着させることができる。
その集団のところ(100人の村)にいって、
2000円のお弁当を見せれば、安いといってくれます。
集団を見つけるのは・・・ビッグデータを使えばできますよね。
ただし、問題は2000円のお弁当を安いと思う集団は、
ごくまれだということ。
ビッグデータを単純に使うと、平均値しかでてこない。
なので、こういうまれな意見は、雑音として排除されてしまう。
どうするか・・・
そこで、GAを使う。
遺伝的アルゴリズムだと、好ましい評価のモノだけを残す。
2000円のお弁当を安いと思う人が1人しかいなかったとしても、
それをのこし、次の世代、さらに次の世代とやっていくと、
安いと思う人が増えていき、最終的には、安いと思う人の100人の村ができる
これで、100人の村ができたとき、その住人の属性をみればよい
GAを使うとなると、評価する必要がある。
評価は、どうするか?
そこに機械学習を用いる。
ビッグデータにより、2000円の弁当が
安いと思う人の様々な属性値を持ってくる
安くないと思う人の属性値も持ってくる(同じ属性)
それを、SVMなり、ニューラルネットなりで学習させる。
<<解答>>
・2000円の弁当が安いと思う人
高いと思う人、それぞれに対し、
いくつかの属性を選んで、
その属性値を(ビッグデータを使って)取得する
・上記属性値および、高いとおもうか安いと思うかを、
特徴量(特徴ベクトル)として、SVM等により、
機械学習させる。
これにより、特徴ベクトルをいれると、その人は
安いと思うか、高いとおもうか判別(評価)できる
・テキトーな値を設定して、多量な特徴ベクトルを生成し、
上記機械学習により、高いと思うか、安いと思うか判別させ、
安いと思うほうをのこし、何世代も生成していく。
つまり、GA
・結果、安いと思う人のみになる。
このときの属性値をみて、その属性を持っている人たちだけに
(実社会で)2000円の弁当を売れば、「安い」と思ってくれる。
<<参考文献>>
昨日聞いた「可能世界ブラウザ」というものを元に
考えました