ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

「昨日まではTOMCAT、今日からGlassFish」を聞いてきた

2013-02-23 18:16:15 | JavaとWeb
きのうのOSC 2013 Tokyo Springで

昨日まではTOMCAT、今日からGlassFish

を聞いてきたので、メモメモ




■講演

・JSP、サーブレットの参照実装は、GlassFishになっている
  →Tomcatは後追い

・GlassFish:2つの意味
 オープンソースのコミュニティと
 アプリケーションのサーバー名

・オープンソースから本番環境に移すとき
  →ORACLEの商用サポートを利用する手も

・GlassFish
  JavaEE5 参照実装(それ以前はTOMCATが参照実装)
  JavaEE6 V3が参照実装

 機能を、コントリビューターが提供することも
   例:アプリケーションのバージョニング
 OSGiモジュールで独自機能を入れられる(アドオン)
 オープンソースから商用版に移行できる
 OEM製品:Interstageの中身はGlassFish

 Webプロファイル
 中央集中管理機能

・TOMCATの利点:GlassFishでも
  オープンソースで無料版がある
  利用者は多い
  軽量:起動時間数秒
  unzipでインストールOK
  Eclipseも対応している

・機能
  GlassFish 2つ・4つのバージョン
    英語版とマルチリンガル版
    フルプラットフォームとWebプロファイル版(軽量)
  オープンソース版・製品版のちがい:名前

  ドメインを複数作ることが可能

  ウィザード形式で設定、デプロイ

  Restful管理チャネル:JSON、XMLなど

  セッションの持続機能がある

  OSGiの管理機能
   →Glass FishモジュールはHK2APIを使ったOSGi

  Java NIO

  JavaSEからGlassFish呼び出せる
    →JUNITを使うとき

・V3.1の新機能
  アプリケーションバージョニング
  クラスタ対応
    SSHプロビジョニング→自己増殖(WindowsではDCOM使う)
    ローリングアップグレード機能提供
  WebSocket対応(JAVA EE7から標準)
  WebLogicとの互換性
  管理・監視用機能

・JavaEE7
  対応するのはGlassFishV4:開発進んでいる

・慣れの問題




■Q&A
・Tomcat上で動いてるstrutsは動く?
  基本的には、動くはず

・EJBの初期化は?
  ブログに書いてある。ぐぐればわかるはず

・JBOSSにくらべこっちのほうが、どこがいい
  管理画面などのやさしさ
  参照実装

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「いまさら聞けないHTML5とWebPlatform.org」を聞いてきた

2013-02-23 15:14:07 | JavaとWeb
きのうのOSC2013Tokyo/Springで

「いまさら聞けないHTML5とWebPlatform.org」

を聞いてきたので、めもめも




■W3CとHTML5

・W3C
 Webの標準を策定する団体
 議論はメールIRCで、24時間?続けられている

・W3C標準
 HTMLやCSSだけじゃない
  SVG、XML,SPARQL、
  セマンティックWeb、

・HTML5
 2012年12月7日
  HTML5使用策定完了

 W3Cのステップ
  ワーキングドラフト

  Last Call:

  Candidate Recomendation:いまここ

  Proposed Recomendation

  Recomendation
    2014年くらい?まだかかる・・・

・そろそろ使っていきたい
  大分実装されてきました。
  http://caniuse.com/(きゃんないゆーずどっとこむ)でどこまで実装かわかる
  まだ未実装も多い

■HTML5入門
・簡単に使えるのをまとめてみた。
  HTML5 Markup
    html5shiv/html5shimを使って古いぶらうざでエラーがでないようにするか
    createElementを使う
  Video
    コーディック:現実的にh.264
     firefox OSにコーディックが入っていれば、動作する
     Operaはwebkitに移行
    Subtitleで字幕出せる

  CSS3
    シャドウ系(ボックスシャドウ、テキストシャドウ)
    角をまるく
    グラディエント
      プリフィックスないものも入れておくこと
      (ないものに変わっているので)
    CSSセレクタ
       n番目の子供
       enable,disable
       not
  あたらしいInput Type
       電話番号、e-mail:レンジ、datetime-local
  フルスクリーンAPI
       Javascriptで    

・廃止された要素
   frameは完全に廃止。iframeへ

・HTML5.1
   すでに作成開始。AppCache v2とか

・バリデータ


■webplatform.org
・ぐぐると、いっぱい出てくる
 いろいろなところにいろいろまとまってるけど
 何が最新で、どれを見たらよいかわからない

・W3Cとぶらうざメーカーで
・webplatform.orgに、情報集める
  サーバーサイド、ライブラリは対象外

・リファレンスなど

・まだ英語版しかない
  翻訳始まっている
・メーリングリスト、IRCある

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圧倒的な進化を続けるMySQLの最新機能

2013-02-23 12:11:48 | トピックス
きのう、OSC 2013 Tokyo/Springで

「圧倒的な進化を続けるMySQLの最新機能」

を聞いてきたので、メモメモ




■MySQL最新動向

・MySQL 世界でもっとも普及しているオープンデータベース

・Oracle DatabaseとMySQL 補完関係
  Oracle:ニーズに見合わないときも
  MySQL:Webサイトのデファクト
 Oracleを使っている人の7割がMySQLも使ってる!

・買収されたとし5.5
 2011 5.6DMR(ベータ版)
 2012 5.6RC
 2013 2月5日 5.6GA

・5.6 かなりの改造
 オプティマイザ 劇的性能改善
 InnoDB  強力な開発体制
 レプリケーション改善
 NoSQL MySQLはNoSQLもやります。

・こんな例:インド版国民背番号制度
  →25ペタバイト(サーバー増強中)

・コミニティ版と商用版
  コアの機能は同じ
  5.6の改良点は、コミニティ版にも
 ちなみに、アクティブアクティブのクラスターサーバー
  コミニティ版にも商用版にも

・サポートサービスの中にSQLチューニングも入る
  →スタンダードエディション
  →これをきっかけに入る人もおおい

・外部認証、接続本数が多い場合、監査
  →エンタープライズエディション

・Oracle製品とMySQL Enterpriseの動作保証→すすんでる

・MySQL クラスター
  Nodo.jsからNoSQLでアクセスできる

・MySQL5.6GA
  オプティマイザ
  InnoDB,レプリケーション
 その結果
  参照:高い性能

・InnoDB
  2005年からOracleが提供
  今回
    性能:内部的にがんばりました・・・
    参照専用トランザクション
       →参照3倍あがった
     SSD最適化
   バッファプールから:キャッシュのあたため必要なし

・NoSQL API
   Memcashedで話せる
    →ざっくり9倍
   →InnoDBのみ対応

・オプティマイザ
  一新
  数日→数秒

・Explain:Delete,Update、Insertも

・グローバルトランザクションID

・パフォーマンススキーマ
  SQLのチューニングに必要な統計情報
  OFFにすると、性能統計とらない→高速になる

・優先課題
  方向性かわってない
  リファクタリング

・お知らせ
  MySQLヘルスチェックプログラム
  MySQL5.6 GA 関連セミナー開催
    3/1(金) 東京 MySQL テックツアー

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「ビジネスインテリジェンス入門」を聞いてきた

2013-02-23 08:09:46 | AI・BigData
OSC2013 Tokyo/Springで

ビジネスインテリジェンス入門
~OSSでBIをはじめよう~

を聞いて来たので、メモメモ




■1.BIとは何か

1989年 ハワード・ドレスナー
 (ガートナーアナリスト)が」提唱

経営者や一般のビジネスパーソンが情報分野の専門家に頼らずに自らが・・・

<<インテリジェンス>>
限られた情報から、様々な角度から分析
→ただデータを並べて、引き出せるということではない

  少ないデータを元に
  新しいデータが追加されるたびに見直し
  機械的な部分と経験に基づく部分
  知恵という場合も

最近のBIの意味
・ビジネス用途のデータから対話形式によって重要な知識を獲得

Data:事実
   ↓
*Information:情報
*   ↓
*Intellgence:知恵・知見
   ↓
Decision:意思決定
   ↓
Action:行動

*がBI

■2.なぜBIが必要か

・業務ごとに分断されているデータを活用し、経営資源としたい

  ビジネスのスピード重視
  グローバル化
  経営者の責任増大
  複雑化する業務
    ↓
  蓄積されているデータを迅速に分析・判断・共有する必要
  データは企業共有の資産として活用されるべき


■3.BIツールとは何か

・BI=BIツールではない
  経営情報システムだけではない
  OLAP分析だけでもない
  決まった概念でもない

・企業システムなどで大量に蓄積されているデータを
 有効に活用・見える化するためのツール

・どんなことをするのか
  データを集める、整理する
  データを眺める
  データを表現する
    ↓
  データを情報化し、そこからインテリジェンスイを導き出すことで
  経営意思決定の支援を行う

・BIツールの構成
  リレーショナルデータベース
    ・ETL処理
    ・データマイニング、テキストマイニング
  データウェアハウス

  データマート(多次元データベース):キューブ

・(1)データを集める・整理する
  データ抽出、統合
    データマイニング
    テキストマイニング
    ETL(DSAおよびODS)

  データの保管
    データウェアハウス
      →分析する立場だと、ここがマスタ

・スタースキーマ
 細かい単位で持っている
 ファクトテーブルに対して、ディ麺ジョンテーブルが複数連携した形になるので、
 スタースキーマと呼ばれる

・(2)データを眺める
  オンライン処理分析(OLAP)
    キューブ
    ドリルダウン、スライシング、ダイシング

  R-OLAPとM-OLAP
    R-OLAP:キューブのモノはない。DBの中
    M-OLAP:キューブはある(結果が入っている)
  →レスポンスとETLの速さ

 その他の分析
  統計分析
   回帰分析、シミュレーション

  マーケット分析
   RFM,SWOT(数字ではない)、バスケット

・(3)データを表現する
 ・レポート
    目的に応じたデータ集計、表現

 ・ダッシュボード
    ユーザーの必要な情報を画面で一覧表示
    KPIの設定→ドリルダウンで詳細

■Jasper(Report)Serverとは
 ・フルオープンソースで実装されたBIツール
 ・Javaで実装
 ・コミュニティと商用
 ・BI Suite
 ・5.0が一番新しい
 ・Excelに出力できる(PDFも)
 ・商用版
   アドホックレポート
   ダッシュボード
   ユーザー・ロール管理

周辺製品
  JasperReport
    レポートライブラリ
     テンプレートをXMLで
  iReport
    帳票作成
      jasperStudio:eclipseベース(過渡期)
  JasperETL
      talendを使っている
       JasperはPostgre,MySQL
        →ほかのものから、持ってくるとき
      スケジューリング機能

■5.日本JasperServerユーザー会
  Googleグループで
  Webサイトでノウハウ

 JJSUG Qshu「みえだめプロジェクト」

■6.まとめ
1.BIとは
 データの山から自分たちに必要な価値を導き出すこと
2.なぜBI
 IT化が進んで蓄積されたデータを生かす
3.BIツールとは
 BIすることを目的としたツール

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