どのマイコンボードを選べばいいのか
http://mag.switch-science.com/2017/03/31/how_to_choose_a_board_2017/
売り手の立場からすると、「なにができるか」を協調したいからはっきりいえないけど、
買い手の論理にたてば、「なにができないか」と考えるから、こう考えると、分類は簡単
Arduino・・・センサー・アクチュエーターと接続し、そのデータを送信するところに使う
Arduinoは、アナログもデジタルも読めるので、センサーやアクチュエーターを接続して
操作する末端に向いている。
一方、UARTのTX,RXピンはUSBとつながっているので、実質USBが1個しかなく、USBの中継
とかは向かない。
mbed・・・センサー・アクチュエーターと接続し、そのデータを送信するところに使う
機種によっては、中継・GW・表示も考えられる
mbedはモノによって違う。一番低機能のmbedは、arduinoとほぼ同じ。
でもGR-PEACHでは、UARTいっぱい持っているし、はやいし・・・ということで、
OSを載せない場合のゲートウェイや表示に向いている(もちろん、贅沢に末端に使ってもOK)
mbedというくくりでは、正直、語れない
Rasspberry Pi・・GWまたは表示向け
アナログ入力ポートがない。なので、末端に置くには、注意が必要。というか、末端にはスペック高すぎ
センサーを集約するGWに使うのがいい。
Linuxがはいっているので、インターネットのサーバーが容易に立ち上がれるのでGR-PEACHより使いやすい
表示もそうで、HTMLで書いてChroniumで表示させられるので、GR-PEACHを使うより簡単。
ESPr Developer(ESP-WROOM-02)やXbee
そもそもこれらは通信モジュール。無線の通信が必要なときにArduinoとGWまたはサーバーの間に使う
※末端はArduinoかmbedかそのほかかの判断
・電源が取れるか(とれなければ、Arduino,mbedは外れる)
・Arduinoを納品できる環境か?(できなければArduinoの線ははずれる)
・性能的に開発中に拡張することはないか
→意外とmbed LPC1768のほうが、使いやすいことがある
・価格的に、ど~よ!
これらを吟味すると、意外とArduinoやmbedの線が消えて、
PIC
MSP430
のほうが有力になる。
※GW・表示はRaspberry Piかmbedか
・Raspberry Piのほうが、組みやすいことはたしか。
・ただし、性能的に、GR-PEACHのほうが優れている部分がある。
→技術力に自信がない私のような人はRaspberry Piを使うけど、
技術力があるのであれば、たぶん、ここで悩まないと思う。
※通信モジュールについて
どのような通信を行うかでモジュールが変わる。
ここは通信を選ぶときに書こうとおもう。