4月19日
今だから聞く、PostgreSQLの概要と動向
(商用DBからの移行やAmazonRDS for PostgreSQLの動向)
を聞いてきたので、その内容をメモメモ
・・・の前に、表題の件に興味がある人へ
●移行について:以下のメモ中
https://www.pgecons.org/download/works_index/
というURLがでてくる。その前後
●パートナープログラム
最後のほう、「SRA OSS PostgreSQLパートナープログラムのご紹介」
■ご挨拶
・マイグレーション
Oracle SE1がなくなった→価格が上がって困っている→Postgres
PostgreSQLパートナー制度
■PostgreSQLとは(PostgreSQL再入門)
・PostgreSQLの概要
そもそも、リレーショナルデータベース管理システムです
標準SQLの大部分+先進的
長い歴史(20年以上、現在も活発)
大きな機能の追加+マイナーバージョンアップ(不定期)
豊富なプラットフォーム、サポート言語
・ライセンス
PostreSQLライセンス(使うの自由、自己責任)
GPLとの違い:GPLはソースコードの開示義務がある
コピーライトをいれとけばOK
・オープンソースで開発
→特定の企業に依存しない開発チーム
・支援企業:NTT,NEC
・日本におけるPostgreSQLコミュニティー
JPUG:利用者、マニュアルの翻訳
PGECons:エンタープライズより
・おいたち
UCB Ingresが先祖
Postgresにひきつがれ(UCB)
その後Postgres95へ→SQL対応
PostgreSQLはバージョン6から
・機能追加
8.0 Windows
9.0 レプリケーション
9.6 最新
2つの数字がメジャー、その後の数字がマイナー
はじめの数字:自信あり!ちゅうもくして!みたいなときあがる
SRAのコントリビュート:Windows対応、再帰SQL
・新機能
パラレルクエリー
9.5まで CPU
テーブルシーケンシャルスキャン
ハッシュ結合、いれこるーぷで並列化可能
Gather
→パラレル処理を行うかは、プランナが決定
→どのくらい性能上がる?
複雑なことをしようとしたとき あがる
→バキューム
活性マップでピンポイント(急激に性能落ちることはない)
ストリーミングレプリケーション
複数の同期スタンバイ
変更データ適用を保障するモード
・フレーズ検索
フルテキストサーチ
多CPUサーバーによる性能向上
postgres_fdw:外部データラッパー(別のサーバーにアクセス)
・PostgreSQLの利用事例と派生製品
国内の利用事
PostgreSQLを利用した派生製品:
EDB Postgres
PivotalのGreenPlum
Redshift
富士通
SRAのPowerGres:紹介
・PowerGresのご紹介
WAL二重化
トランザクションログ:Redoろぐ
透過的データ暗号化
・周辺ツール
pgBadger(ぴーじーばじゃー)
ログ解析→レポート
pg_reorg(ぴーじーりおるぐ)
自動バキュームが使えないとき(更新が多いとき)
バキュームフルをじっこう
pg_statsinfo
・クラスタ構成
複数台ならべる
並列処理
方法:
可用性:HAクラスタ Pacemaker+DRBD、共有ストレージも
ストリーミングレプリケーション:PostgreSQL自身が持つ機能
Pgpool-2:ミドルウェア
Postgres-Xcなど:並列処理まだまだ商用では・・・
■AmazonRDS for PostgreSQLの概要
・Amazon Web Service(AWS)とは
Amazonが提供するクラウドサービス
クラウド:インターネットでサービス提供
サービスの種類:IaaS,PaaS.SaaS
AWS:70を超えるクラウドサービス
EC2
EBS
S3
VPC:VPN構築
ELB:ロードバランサ
RDS:PostgreSQLでは9.3,9.4,9.5,9.6が選択できる
・Amazon RDS for PostgreSQL
完全マネージド型
提供される機能:
耐障害性、可用性の向上
バックアップとリカバリ、リストア:手動でも取れる。5分前までしか保障されない
スケールアウト:リードレプリカ(バックアップが必要だと、マルチアベイラビリティゾーン
スケールアップ・ダウン
RDSインスタンスのメンテナンス:自動メンテナンスで再起動する場合あるかも
セキュリティ:VPC
・素のPostgreSQLとの比較
クライアント認証の設定を行う手段が提供されていない
DBのスーパーユーザーになれない
デフォルトでは日本語不向き(DBロケーるをCに)
ミドルウェアとの連携
・選択ポイント
AWS:クラウドのメリットを生かしたい
素のPostgreSQL:RDSでできないこと/コスト面
Q&A
・管理者にならないと動かないコマンドはRDSで使えないの?
→そういうこと。ただし、ある程度権限が与えられるので、
運用管理上、こまるものには権限がある
・マルチアベイラビリティゾーンを使うと、
自動メンテナンスのとき、切り替わる
■商用DBからPostgreSQLへの移行について
・データベース市場の動向
RDBMSがメイン(横ばい)。NoSQL増加
Oracle以外の商用DBは減少、オープンソースはすこしぞうか
オープンソースはPostgreSQLとMySQLに二分
MySQLはNoSQLにおされぎみ
SQL Serverの増加
SQL Server on Linux
PostgreSQLの増加
ありばばでの利用状況を語る
・オープンソースの採用メリット
コストダウン
ベンダロックインの回避
・ITシステムのコスト構造
データベース層:システム全体のコストが下げられる
AP:Apache,nginx
・オープンソースに移行するなら
Oracleからの以降が多い
移行先:PostgreSQLが多い(MySQLより2倍近い)
・SRA:マイグレーションアセスメントサービス
PGEConsのドキュメントを参考にして
できないところだけを、依頼すること多い
PostgreSQLへのマイグレーションのドキュメントのありか
成果物総索引
https://www.pgecons.org/download/works_index/
の「データベース移行」
・お客様の声
■システム開発におけるPostgreSQL選定理由とその事例
・自己紹介は割愛
・アシアルの説明
プロダクト:Monaca,OnsenUI
<<事例>>
・アライドテレシス(株)様
ルーターの中:ネットワークの監視 AMF
企画、要件定義から検討
・フォスター電機
理由:存在しない・・・(どのDBでもよかった)
ECパッケージとの相性
※商用ライセンス、技術的要素、エンジニアが使い慣れている
→安易にPostgreSQLが選択される
まよったら、どっちでもいい
■SRA OSS PostgreSQLパートナープログラムのご紹介
・目的 2つ
市場の拡大
ユーザー拡充
・ご参加いただきたい企業
これから提案・活用したい
Oracle SE1からなど
PostgreSQLのビジネスをすでにおこなっている
エンジニアの派遣・常駐→案件紹介する
・パートナープログラム加入メリット
加入費用は無料
入門セミナーの実施
提案支援
共同プロモーション