自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

栗の季節(ここをクリック)

2005-09-27 18:02:33 | Weblog
昔し昔しのその昔、赤鬼と青鬼が住んでおった。
御領山には栗の実が、1キロ向かいの権現山には大きな石があったそうな。
山の高さで鬼どうしがけんかした伝説が今に残っている。
井原線の御領駅に来て見れば
北に八丈岩、南に権現山や案内版がある。

そんな鬼伝説の南の権現山にたくさんある栗の木が
今にもイガから実を放り出そうとしている。

「雨栗、陽柿」と地方の言い伝えがあるように栗が必要な時、
雨が多かったので今年は豊作のようだ。

この栗の実
茹でて食べるのが普通だが、
栗ご飯、栗キントン、甘露煮、茹で栗を干したカチ栗、お菓子の材料、
又、夜店で売っている栗の味にはつい手が出るもんだ。

栗が薬になるのは聞いたことがないが、訪ね、探したらありました。
干した葉、又は幹の皮、毬栗のイガでも良い。
それを煎じた液で赤くなったところを洗うと、
漆かぶれや軽度の火傷なら応急手当に良いらしい。
念のために、私は試していないので責任は持てない。

先日、煎じる、焙じるとはどうすることかと質問がありましたが、
非売品、ブログ担当作の「おばあちゃんの民間薬」をごらんあれ。