自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

すごい人

2013-03-23 21:10:11 | Weblog
10日ほど前から燕が飛んでいるが撮影は今季初めてである。


春なんです


ヒヨドリも真似して電線に



6羽ほどのシメの群れ、電線のものよりこちらの方が大きく撮れたので


しめた・・
我ながらうまく撮れた


2012年度最後になる情報誌13号が出来た。
その情報誌の名前が「ホタルと花と砂留と」
そして今季の活動テーマが「砂留が育む自然」で活動してきた。
4月に彼岸花を植えてくれる小学校の6年生で絵に才能のある子がいる。
昨日卒業したと思うが!思い出に彼女の絵を了解を貰えたのでUPする。


砂留と花とホタルが入っている


税金のPRにも見えるが町の自慢を残そうと書いてくれている。
同好会にとっては欲しい絵だ。
欲しいと校長先生にねだったがすでに主催の団体が持ち帰った後だった。
話は変わって
我が身が受け持っている仕事のうちの一つに
お年寄りの見守りをする活動がある。
不定期訪問しているが月に3日は訪ねる。
その人、天気が良いから表の庭で花開く水仙を抜いていた。
聞けば車を入れるのに引いてしまうのはかわいそう
かといって植え変える場所もないしと引き取れといわんばかり!
引き取れば自分で植えないといけない。
答えを渋ったが80数歳の御爺さんの云うことに知らんぷりもできずOKした。
敵もさる者、わが心の中を察知していた。
引き取り、堂々川へ植えるための鍬等を取りに自宅へかえり川へ行くと
あらら、持ち帰れといった人はすでに応援を連れて目的地へ立っている。







お手伝いしてもらったので1時間半を計画したのに30分ほどで植栽が済んだ。
一休みの雑談からこの場は寒水寺へ行く道が昭和30年代まであったという。
それなら昨年一部だが整備したよというとそこへ案内せよという。
このじい様80過ぎても口は良くたつが歩く方は?
坂道なんだ坂、こんな坂屁とも思わない健脚ぶり。
さすが国鉄、蒸気機関車の運転手、だてに歳はとってはいなかった。
坂道を登り頂上へ。
そこには古墳がある。広島県の重文迫山古墳。





この山の1km程南に弥生時代から環濠集落「大宮遺跡」がある。
この住人の長の墓らしい。
少し下方へ降りると「山上大権現」の祠がある。
そのすぐ南ににも古墳が



迫山古墳より少し小さい。名前はわからなかった。
80過ぎの爺様いつの間にか先頭に立って歩いていた。
そして、70年ぶりにここへ来たと喜んでくれた。
疲れたろうと聞くと今日は楽しかった。
水仙がとり持ち推薦してくれたから此処へ花を植えに来たが
こんな思い出が見つかるのならまた教えてくれと頼まれた。
明日足が立たないといわれそうだからすぐ帰るように
丁寧にお礼を言って引き取ってもらった。
それにしても最近の80歳すごい人がいるもんだ。

お詫び一部の人に花の名前を教えてと無理をお願しました花は下記です。


匂い団扇の木


沈丁花の香りとよく似ている。