自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

砂留見つけた

2016-02-04 21:54:45 | Weblog
究極のシイタケ栽培をテーマにエコ活動に応募したら
奨励賞を貰った話は書いた気がするが助成してもらったら
報告書が必要になる。つまり実行しないといけない。
2月3日組合長からお手伝いの要請が入る。


皆より少し遅れて淀ケ池畔に着く


すでに植える場所の設定がしてあり、赤色に塗装してある竹が立っていた。


クヌギを植えるらしい
申請はコナラのはず


どちらの木もシイタケ栽培には適した木だから問題はない。


植え始めている

遠くから作業を見る


穴を掘りそこへ植えていくが見ている程楽な仕事ではなかった。



苗木はどこから買ったのだろうか。インターネット販売より安い。
もう少し安い方法を見つけた人がいた。


落ちている実から芽が出ている


この方法だとガソリンを使って苗を運ぶ必要はない。
これこそ究極だ。

2時間ほどかかって本日の目標は植えた。

シイタケの植栽場はもう1ヶ所、その場へ移動。
そう簡単には終わりにはしてくれない。




以前からこの場に砂留があるはずだと目を付けていた所。
コナラの植林をやめて堂々川の砂留発見の仕事に入った。




見つけた。やったーぜ平成9年3月発行の「福山藩の砂留」に記載されている内容とは違う。
この池の東側に淀ケ池東砂留があり磁石を持って西側を探すと少し異なるが
まぎれもなく淀ケ池西砂留だ。
これで湯野村誌が書いている4つの砂留すべてが見つかったのだ。
約20年後に「御領の古代ロマンを蘇らせる会」が御領山の古墳に続いて
真実を暴きだしたのである。
恐るべきボランティアの力
自分で自分を褒めるのもなんだが事実は小説より奇なり。
当時のお役所およびこの本の事実上の作者のコンサルに勝った瞬間である。
でもまだ辛かったという事実は残るかもしれない。

例えば発見した日に四季の森ゴミ処理場にお茶、ジュース、特茶等50本以上が
捨てられていた。賞味期限はもう少し先、開栓されていない新品らしい。
もしかして毒入りと思い、さすがの人も呑む気は起こらなかった。
会が市と契約している場所へおくことにした。




まだ飲める飲み物を普通捨てるかな!
これこそが究極のいたづらと嘆いたのである。