自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

新堂々川の自然

2018-02-19 19:55:14 | Weblog
堂々川の整備や砂留調査をしていたら自然の生き物がざっくざく
13年間もこの川に携わっている。
今年は見ていないと思っている生き物もいた。


ルリビタキの雌
この鳥見たさに川の整備をしているのに
オス(雄)と鳴いてる奴は出てこない


3年も見ていないレンジャク


光線の加減で緋か黄か区別がつかない
でもレンジャクの群れとの出会いは久しぶり


雪の降った日、川の中をのぞくと


ニホンアカガエル


冬眠の途中で目覚めて卵を産み又眠りにつくそうだ
このかえるヤマカガシという蛇が苦手で冬にあえて産卵する


日本赤ガエルの卵


卵のそばの石の下からヘビトンボ


今年は成虫が見られそう


最後は絶滅危惧Ⅱ類のカヤネズミの巣(地域によって異なるらしい)
地上1mほどの蔓葦の茎に葉を丸めて作っている


18日、日曜日の草刈り途中に見つけた


堂々川のPRが最近おろそかになっているので新しい企画を考えている
知っている人はご存じだが新しく冊子を発行する準備を始めた
17日堂々川にドローンを飛ばして空中撮影をした
が春2番の風が吹き途中で中止した


飛んでるの見えますか


18日日曜日、ホタル同好会の今年初の定例会
川原の草刈と水路整備とごみ拾い
(我が年齢の多くは水戸黄門テレビ派、自然は今が自然の稼ぎ時)


川原の中を刈る、ボランティアがやる草刈りではない
葦の根付近には泥水がある。衣服は泥まみれ、副会長ありがとう)

草刈り後の成果


多分こんな仕事ゆえ、会員の参加が少ない


堂々川は花崗岩質で水が運ぶ砂はすぐに堆積する
橋が架けてあるが橋の下は埋もれ、水は橋の上を流れている


これもボランティアの仕事ではないが
ホタルが1番たくさん飛ぶ場所であるから
県には作業をすることだけ報告し、自分たちでやってみた
何とか通水して橋の下を水が通る

定例会の最後はごみ拾い
悪い事例と良い事例


10年前に不法投棄された電線被覆がまだ出てくる
捨てた会社はわかっているが証拠がない。悔しい・・

堂々川を散歩されている親子連れのご婦人


このお二人が堂々川を散歩するときはごみ拾いに協力すると
ありがたいお言葉をいただく。
ごみ袋を渡すともうタバコの吸い殻を拾ってくださる。

堂々川の葦と葦
アシという字は関東でよし、関西ではあしと読む
今日の事例はアシ(葦)からもらって
ごみを拾う人を「よし」、ごみを捨てる人を「あし」といことで
「善し悪し」の言葉の意味がわかった