自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

記念記事彼岸花

2013-03-04 22:02:03 | Weblog
堂々川ホタル同好会のテーマは「ホタルと花と砂留と」である。
今回の1000回記念最後は花=彼岸花である。
人間が快適に住める環境は源氏ボタルの住む環境とほぼ同じ、
農業とくに稲作を邪魔する砂の流入から土地を守る砂留
人間の悪、不法投棄を防止するための施策、花の植栽=彼岸花(モグラ並みの人間)
ということで今回はホタル・砂留が済み、残りのテーマのヒガンバナを記事にした。
堂々川の不法投棄は耳にタコが出来るほど書いた。
それでも煙草のポイ捨てはやまず、ゴミは福山市の南蓑島や大門からも捨てにやってくる。
わからないのは30分以上かけてなぜ堂々川まで捨てに来るか?
そして遠方から捨てに来て時々警察に御世話になっている。
聞けば不法投棄の検挙率は堂々川が一番高いそうだ。それでもまだ捨てに来る。
ホタルを守るためにも、ゴミをなくすためにも、16に荒らされないためにも
我々は彼岸花を植える。その結果が広島県一になれば最高だ。
2009年から植え始め2010年の開花は


最初に植え始めた場所
まだ花の数が少ない


咲いた花に蝶が来て舞った。



翌年2011年の開花


1年で花の数が倍


運が良いテレビの飛び込み取材があった


美人キヤスターのインタビューを受けた


2012年の開花


花の数も大幅に増えた

ロケーションも最高 
砂留とよく合う


購入した花色は白、黄色、オレンジの3色であったが
実際に咲いた花色は9色あった。今回は夏水仙はカウントしていない。
黄色系









オレンジ系





白とピンク





苦労して9色探したがアイボリーが見つからないので8色になった。

今年も小学生2校150人が植えるのを手伝ってくれることになった。
4月の後半、遠足の時植えてくれる。
すでに報道2社から日が決まらないのに予約が入った。

会員の皆さんヒガンバナの赤色、
つまり昔、モグラの被害から田圃の畦に植えた赤色の花
子供たちと植えたいので1000球程寄付してください。
白花・黄色花600球は同好会で準備します。
同好会は少なくともセンキュウではなく、サンキュウといってお礼をします。

いちから

2013-03-02 11:22:36 | Weblog
「1001回記念記事」

3月1日第39回神辺史跡巡りが行われた。
神辺ライオンズクラブが主催で旧神辺町6小学校の6年生を対象に
1947年から始まり39回目の主要史跡見学をプレゼントしている。
卒業する生徒に郷土を知り、歴史と未来を学ぶ企画であり約40年は立派である。
子供たちには一つの区切りとなるイベントで9史跡・名所を9台のバスが順巡りしていた。


堂々公園



今回、私はおよびではないが堂々公園だけは許可を得て見学拝聴させてもらった。
他人の説明を聞き、井の中の蛙から1歩抜け出すための学びの行動である。
難しい哲学はさておいて
堂々川の早春砂留、1番から見てもらう。


明治時代の築造迫山砂留


ここからの紹介が国の有形文化財に登録されている堂々川の砂留で
現在日本でトップクラスと控えめに話す人もいるが維持管理を
自分勝手でやってる人間は日本一と宣言している。


1番砂留
すでに砂留の機能はない

上流へ行くと
2番砂留


1番砂留はこの川では1番古い築造かもしれないが資料が無い


3番砂留

4番砂留


堂々川では3番目に大きい5番砂留



余談になるがこの砂留の東下流が1月不審火で燃えた



その犯人らしき人物が放火現場を見られ検挙されたと新聞が報道した。
福山市の北方向、神石郡神石高原町油木在住
検挙された場所は油木から車で2時間弱、堂々川へくるにも1時間弱
暇人がやることは想像できない。
検挙された日も神辺最北端でお昼すぎに山火事、
そして御用の縄を貰ったのが福山市の最南端に近い所で3時頃らしい。
木の芽時、ドライブがてら火をつけるなんてこの火男
昔話にに出ててくるヒョットコみたい。(ヒオトコ→ヒョツトコ=おかしい人)
素直に自白していちから出直ししてほしい。


ロケーション最高
鳶ケ迫砂留


修理がほぼ終わった日本一?の砂留6番



壊れて約1年
我々が作ったビオトープは砂で埋もれてしまつた。
これって人災?日本赤ガエルの卵は見当たらない。
ホタルの幼虫も見えなくなった。
堂々川ホタル同好会も我慢の限界、
活動を止めようと思ったが昭和55年に造られた砂留が
リニューアルされたのだから一がら出直しも良いかも!

そして3月1日
福山市の「広報ふくやま」が1000号を発行した
各家に新聞の折り込みで配布、指定新聞を購読していない人は郵送?


NO>1000


ここからが我が自然様の自慢話
巻末の表紙裏、カラー記事「別所砂留」は誰の記事



多分誰でもわかると思う。
活動紹介に御爺ギャグ‘ワン‘ダフルを入れる人は少ないはずだ。
「別所砂留」学校の先生を卒業した人が中心で地域が団結している。
傑作なのは黄色いハンカチをもじって黄色い旗を出していれば
誰かが山で作業をしているという。
そしてこの砂留群現在はまだ発掘中であるが
もしかしたら日本一に躍り出る可能性がある。
そうなったら堂々川は
そのために「ホタルと花と砂留と」を旗印に活動している。
でもいちから検討する所も出てきそう。