ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

もう一杯位飲ませてもらいたかった

2007-12-27 19:32:12 | フォト日記


               劇団希望舞台 荻原ゆかりさん(母たね役)撮影
釈迦内柩唄公演の決算報告があった 差引残高が大きく残った
157人も多くの人に観ていただいたことになる 

演劇内容の高度さとそれを理解してくれた観客の寄与は大きい
それと「大勢集まったら後でおいしいお酒を飲みましょう」という人参をぶら下げられて
みんながんばったので 多くの入場券がはけたのだと思う
赤字になれば何がしかの負担をしょっていただけに 嬉しさ一入である

昨夜残った金額の使い道を考える会合があった 
プールしておけば 次回の公演時に運営が楽になる
しかしこの演劇のためにだけ集まったメンバー 
残金があると後々問題が残る 
そのために全ての金額を残さずに使うことになった

私は飲んで騒いで全部使ってしまいたい気持ちを抑えて
感動を与えてくれた劇団の運営資金に大半を渡してもいいと思った
ところがメンバーは私以外は皆さんが町の中心人物 やはり考え方は鋭い 
自分の所属する団体を中心に町に寄付し劇団にまわすのはは少しだけになった

当日の打ち上げのときに同い年の住職に「お前も酒が飲めるのか?」といわれた
「すみません少しだけ」といって飲ませてもらったので 文句は言えないが
昨夜みかん1個もらって この会は解散した 

後の美酒はどこかにいってしまった
せめて もう一杯だけ飲ませてもらいたかった
やはり私には町の偉い人たちとの行動は性に合ってないのかもしれない

写真は公演翌日25万キロを越えた愛車の中で
「同胞の別れのようだ」といって目を潤ませる玉井さん
映画で倍賞千恵子が帰りの電車で目を潤ませるシーンと重なった
後日 玉井さんから「同胞の息づく町に感激です」と言う手紙をいただいた
劇団の皆さんありがとうございました これからもズーッとよろしくお願いします