ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

小柿

2007-12-08 19:44:01 | もったいない
町内で見つけた豆小柿
センダンの実ほどの大きさ

枝を切り 
いけばなに使用するくらいで
実を採取することもなくなった

昔 柿木は食べることよりも渋を取るのが目的で全国に広まり
柿渋は防腐剤や接着剤に使われ とくに水回りの木製品に使われた
強化を目的に紙や布などへも使われ ものを大切にする象徴だったようだ
ただ匂いが強烈で今人には敬遠されるという

「柿の木は渋柿を重宝とする 小柿ほど渋多し大柿は渋弱し」といわれたので
写真の小柿も昔は重宝されたことだろう