ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

我が家の茶原

2010-06-11 17:45:29 | フォト日記

先日茶畑の半分切ったところで 払い刈り機の燃料が無くなった
混合ガソリンを入れもうひと踏ん張りして 全部切り倒すつもりだが

入れたばかりの燃料がすぐになくなった 見ると燃料タンクのキャップがない 
以前ケイタイを落とした時は近所の人の電話で鳴らしてもらって発見した

燃料キャップは電話しても応答はない しばらく探しても見当たらないのであきらめた
茶の木を切る作業も中断した その翌日妻が探した 3分で見付けた

キャップは発見されても その日は切る気がしなくてそのままにした
その茶木を今日全部切り完了させた

作業前に 茶の木の写真を撮った 農薬も化学肥料もやらずに伸ばし放題
虫がつけば近所の茶畑の迷惑になる そのために茶の木は切り倒していたが 

害虫など何もいない 病気もない
見事にきれいな茶葉が出ている 

農薬や化学肥料をやめると 
まわりの茶畑から害虫が飛来し無農薬の畑に害虫がつく

それを3年間そのままにしておくと 害虫に強い木になる
と聞いたことがあるが 本当にそうかもしれないと思った

まわりの畑では 「茶葉は安いが薬(消毒液)は高い」
「保険をかけるような気持ちで消毒をする」といいながら働いていた

この茶葉を摘んで 他所の葉と混ぜずに揉めば
完全無農薬のお茶だがそういう伝を知らないのでそれができない

根元で切った葉を生け花用にでも使えそうな気もするが その伝も知らない
切った茶木はそのまま畑の肥やしとなる  土がよくなればまたよい茶ができる

ちなみにこちらでは茶畑 とも茶園とも言わずに 「ちゃばら」という
子どものころからそういった伝えで覚えているので

字に書くと「茶原」かは 定かでない グーグルで検索すると私のブログにヒットする 
茶腹も一時は 空腹もお茶で一時しのげる ないよりはあるほうがよいということ