先週寄ったばかりの「ちゃぼす」へ再度寄った
不思議な店だ 玄関のマットにはつまづくし
天井の塗料は剥がれている
床の隙間はガムテープを張ってある
おじさんひとりで忙しそうに汗をかきながら店の中を走り回る
玄関横の冷蔵庫に材料を取りに来たり
二階にも厨房があるのか階段を何度も駆け上がる
だからと言って店の厨房が狭くはない むしろ広い
この日はなぜか いつも食べない肉を頼んだ
カレーの時と 同じ前菜と デザートがついた
前菜も デザートも全部おじさんの手作り しかもかなり凝っている
ムース風のケーキ土台は羊羹のように寒天で固めたもの
その中に入れた豆も 花豆 金時豆 青豆
後は何だか忘れたが 4種類も入っていた
皿に盛り合わせで出てくるが これが
一つづつ大皿にででも出したら 高級レストランだ
そしておじさん 信州の花豆の畑に赤い花が咲く
白いジャガイモの花とのコントラストを見ると
物として扱う豆が 生きていることを実感すると語った
おじさんはいったい何者なのか興味がわいた