「お茶三昧講座」この日のテーマは歴史だった
川根茶の起源はかなり古く戦国時代 はじめは生産農家はすくなかった
江戸時代末期大井川流域で広く生産されるようになった
このころは川根茶の名は知られていなく安倍茶として出荷された
開港により茶の好景気がみられ国の重要な輸出品となった
売れ行きが良くなると多量出荷となり品質を落とす粗悪茶が出廻った
こうした悪条件下であっても川根地方は一貫して
良質茶生産を目指した関係者の努力が伺える
また 川根地域でお茶が栽培される理由としては
山間傾斜地で温暖な気候 土壌もお茶に合っていた
雨も多く川霧が発生する 近くの山から多量の山草がとれ肥料になった
また製茶の熱源としてマキや木炭が多量にあり比較的安価だった
金銭的に茶に変わる良い作物がないのでお互いが協力し熱心になった
茶業者も多く 生産面 販売面で良い指導者がいた
など茶のブランドの確率の話などを聴いた
確か去年も聞いた気がするが 忘れていた