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見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

闘茶会の歴史

2011-10-29 17:16:52 | フォト日記


自分で作った3連休でも予定が入っていたのは今日の午前中だけ
その闘茶会へ参加した 3回目の挑戦だが成績は 下の中

鹿児島 宇治 南勢 川根 本山 の10gの煎茶を1分30秒熱闘で煎出
順不同に入れたお茶を 見て嗅ぎ飲み 1回飲むごとに手持ちの札で投票

大昔 京都の栂尾(とがのお)高山寺で採れた茶を本茶として
その他を非茶として飲み分けが 闘茶として広まった

全盛期は南北朝時代から室町初期の東山時代だというから歴史がある
茶は上流の公家や武家社会で飲用されていた関係上優雅な遊びとして流行

しかし茶会の飾りつけや置き物に至るまで豪華になり時には賭け事までに発展
そのために人間関係の破たんをもたらすこともあり 足利幕府は禁止令を交付した

その後千利休の茶道の創設とともに茶事の余興として 現在に継承されている
闘茶は(とうちゃ)や茶歌舞伎(ちゃかぶき) 茶傾(ちゃぶく)とも云われている

正当な茶会ではなく傾く茶会なので 茶香服(ちゃかふく)と言われ
歌舞伎の名を生み 茶歌舞伎と書くようになったされる

現在は娯楽と趣味をかね 茶を通じて人間関係の交流の場
また専門的には茶の鑑定眼を養い 製造の良否の判別

優良茶生産の向上に大いに役立っている
きょう茶を入れてくれた人は 全国の茶業で上位に輝く地元の青年たちだった

味や味覚は若い人にはかなわない となり席の娘さんは初めての参加で
1回目が0点2回目1点 3回4回とパアフェト5点で 合計11点で2位になった

私は0点1点3点3点で 13人中10番で賞品は
寸又峡に期間オープンの晴耕雨読のせんべいを頂いた