おかげで雨が降ってきた 喜んで作業中止 さっさと帰ってきた
最終章の三日間が長く感じる きょうはその中日 出勤のつらさは一入
こんなに仕事嫌いだったのかと自分でも呆れるくらいだ
何を考えているのか 会社は今になって仕事をいっぱい入れてきた
素直に従うような人物ではないことぐらいまだ分からないのか
1か月前に契約しないと伝えておいて ずうずうしのもほどがある
良い社長に巡り合った そう思ってから3年半
個人経営の会社でワンマン社長ではこんなもんかと呆れた
従業員あっての会社 何があっても従業員は守るなど言って
客の前では ジャイアンに媚びるスネオのような人物だった
明日はその社長が来て渡したいものがあるという
そんなものいらない カネだったら口座へ振り込めば良い
就職して初の無断欠勤でもするか 「立つ鳥跡を濁さず」
などと守衛のバカがアドバイスしてきた それは円満退職者に言え
私はいつだって けんか別れしかできないんだから
という気持ちもちらつく今日この頃 口に出せないな
でもやはり 何のわだかまりもないなどと言えばうそになる
海闊天空(かいかつてんくう)とはまだ言えない
ミカンも色づき始めた 夏を乗りきりこれからが美味しい時期だ
人生これからだなんて定番セリフ言ってカッコつけてみたりして