ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

人知れず寄席

2014-07-20 17:50:51 | 日記


2週間前にオープンした川根温泉ホテルで 初の寄席があった
50枚のザブトンを敷いた部屋 その後ろと横の壁に12脚の椅子

始めに椅子席へ10人座った ザブトンは両脇から座った9人
真ん中に広い空間が出来たが それ以上の客は来なかった 

前座が終わったところでザブトン席の5人が帰り4人になった
後は壁と隅にへばりついてる客 鯉昇師匠の落語が始まった

「きょうが1回目 2回目から客は減っていくが 減りようがない」と まくらで笑わせた
演目は『蒟蒻問答』 にわか坊主がトンチンカンの解釈で旅の僧に問答で勝ってしまう話

コンニャクをギョウザに替えての熱演はさすが浜松出身 楽しめた
また二つ目の鯉斗はイケメン落語家だった 題目は『荒茶』

茶会にまねかれた戦国武将達が心得がなく真似している
が一人だけは素直にまねしない まわってきたお茶を お菓子をほおばり一気に飲んだ 

お菓子を食って笑っている なにがおかしい おかしくって でジャンジャン
ホテルでは これからカルチャー教室なども計画するそうだから 期待してしまう

ただ部屋の中まで館内放送も聞こえてくるがそれが聞こえないくらい没頭できればなお楽しめる
これで内覧会の接待なしも帳消しか・・でもまだバイキングに寄ってない