ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

小田急 山のホテル

2015-05-18 11:25:25 | 日記


山のホテルは三菱財団4代目 岩崎小彌太男爵の別邸だった場所 目の前に芦ノ湖が広がる景勝地
敷地は4万5000坪 庭園には3000株のツツジや シャクナゲ300本が植えられている

樹木は70年以上経ち 背丈以上に伸びた大きな木ばかりだ ツツジは3メートルのものもある
花は少し時期は過ぎた感じだったがまだ楽しめる ここからは富士山も望めるが この日は見えない

来る途中高速道路で見た富士山は雪がわずかに残り頭だけ見えて雲に包まれていた
多分この日はだめだろうと覚悟してきた それに見えてもすそ野までは見えない

写真の杉の木は7本あるが3本に見えることから岩崎男爵の時代から3本杉と呼ばれていた
どれがそうだったのか シャクナゲも貴重な品種もあったようだ 玄関前は西洋シャクナゲ

ホテル内には川瀬巴水に男爵が依頼したという庭園の版画も展示してあった
団体客も多く大勢の人でにぎわい その客の言葉遣いや服装も心なしか賓がよい

箱根は噴火の危険があり大涌谷には近づけないが この辺りには全く関係ない賑わいだ
ちなみに岩崎小彌太は岩崎弥太郎の弟の長男 弥太郎の甥にあたる 奉公・公明・貿易の人