広い道を行けば歩行距離80キロ時間は2時間半かかる 山道を行けば50キロ1時間40分で着く
妻は同窓会で街に行く 私一人だと山道でも大丈夫だ 昨夜近いほうをナビに設定した
朝は大降りだった これでは出かけられないとあきらめていたら
雨が止み陽が射して来た 12時からだから十分間に合う のんびりと出かけた
峠を越えた集落の道端では
鹿をさばいていた
肉は食べても さばく所は惨い
人は時として惨いことをやるものだ
車を進めた 狸もはねられていた
以前あった そば屋は廃業
狐はいなかったので
写真はフォックスフェース
1時間前に着いた
車の中で待機
何処に着いたのでしょう
(zenpeichan風になった)
遠州横須賀街道の町並みの商店や民家を使用して
80箇所100人の作家が個展をしている
「ちっちゃな文化展」今年で10年目だそうだ
写真は3ヶ月かけて完成させた絵画 何と言う人か忘れたが若い青年だった
地元の作家さんだけではなく県外からも大勢参加している
作品を見たり町並みを見たりぞろぞろと歩いてきた
地元の人が「祭りよりも人出が多い」と話していた
作品はさほど感動しないが これだけ多くの人を集める企画力に感動した
花より団子ではないが ここに行くと小石屋のヤキソバだ
ソースをかけて食べるシンプルさが良い 店の外まで客が並んでいた
待った 11時から13時まで2時間待ち 話したのは15分
年金のことを調べに仕事を休み 社会保険事務所へ
朝から雨 駐車場は満車 1台出た すぐに入る
愛想の良い受付がいた 順番待ちの番号を受け取る
電光掲示板は35番前を表示していた
相談窓口5箇所ある
5分待っても表示番号は変わらない 車に戻り横になる
12時に待合室へ掲示板は17番前まで進んでいた
3箇所の相談員は昼食か消えていない 2箇所は人がいる パイプ椅子に腰掛けた
正面のテレビはニュースから 芸能番組へそれも終わって マナカナも終わった
13時消えた人がやってきた 私の番号を呼んだ
相談職員は机の向こうでパソコンを操作しながら対応した
「条件がそろえば可能です」 その条件を知りたくて来たのだ
「そこに書いてある」「金額はこれです」「これが停止額です」「それは可能です」
ロボットと話しているようだった 飯も食わずに長時間待ったこともあり少しイラついた
聞き出した年金額の低さにムッとした 社会保険事務所も最近は対応が良くなったと聞いていた
が そうばかりではなかった
その帰り 回り道して
お茶ぼっこに寄った
雨はまだ止まない
時間は過ぎ2時間経った
話に花が咲き 尽きない
社会保険事務所で待つ
同じ時間とは思えない
コスモスが雨に打たれて咲いていた
世界の紛争地に生きる人々の写真を撮る
フォトジャーナリスト長倉洋海さん
この人の講演を聞いた
講演を聞くのは5回目くらいだが毎回感動する
今回はシルクロードの写真を見せてもらった
大学の探検部でアフガニスタンを訪れて以来
アフガンのとりこになり写真を撮り続けた
アフガンの若きリーダー マスードとの交流もあった
国のため人のためを願っていたマスード
そのマスードが暗殺されてからは アフガンを撮る気力も伏せていた
その頃NHKの仕事でシルクロードの撮影をたのまれた
足掛け5年に渡るシルクロード取材 中国長安からイスタンブールまで
6万キロの道のりを自分の目で見てそこで出会った人と風景を記録した
アフガニスタンはシルクロードの十字路 日本の西の果て
マスードの生き様を陸路を駆け巡ることでより深く知る旅となった
アフガニスタンの取材には飛行機で行くが その遠い国は日本との違いを強く感じていた
シルクロードの取材で陸路を進むことにより アフガンと日本は同じアジアだと感じるようになった
陸路を進むには 宿も食事も心配もしなくてはならない 民家に泊まり 食事をいただく
そのことで人と出会う 人々の生活が見える 日本の子どもが失った 子どもらしさに出会う
終わりに現地のことわざを紹介した「山と山は出会うことはないが 人と人は出会うことができる」
長倉洋海プロフィール
1952年、北海道釧路市生まれ。京都での大学生時代は探検部に所属し、手製筏による日本海漂流やアフガン遊牧民接触などの探検行をする。1980年、勤めていた通信社を辞め、フリーの写真家となる。以降、世界の紛争地を精力的に取材する。中でも,アフガニスタン抵抗運動の指導者マスードやエルサルバドルの難民キャンプの少女へスースを長いスパンで撮影し続ける。戦争の表層よりも、そこに生きる人間そのものを捉えようとするカメラアイは写真集「マスード 愛しの大地アフガン」「獅子よ瞑れ」や「サルバドル 救世主の国」「ヘスースとフランシスコ エルサルバドル内戦を生き抜いて」などに結実し、第12回土門拳賞、日本写真協会年度賞、講談社出版文化賞などを受賞した。
2004年、テレビ放映された「課外授業・ようこそ先輩『世界に広がれ、笑顔の力』」がカナダ・バンフのテレビ祭で青少年・ファミリー部門の最優秀賞「ロッキー賞」を受賞。2006年には、フランス・ペルピニャンの国際フォトジャーナリズム祭に招かれ、写真展「マスード敗れざる魂」を開催、大きな反響を呼んだ
写真は打ち上げられた龍勢が
落下傘で降りてくるところ だが
文はこれとは関係ない
静岡空港は来年3月開港が延期される
滑走路の1.4キロ先にある50本の立木が
離着陸の邪魔になるという
立木くらい切ってしまえば良いように思うが
地権者との合意が得られなかった
立木を残したままで離着陸するには
空港全体を立木の高さまで盛土するか 滑走路を後ろにずらす必要がある
いまさらそんなこともできないので滑走路の短縮で事をしのぐようだ
が そのためには灯火の移動工事などで1億円はかかる
韓国の旅行社も静岡に営業所を開設したばかりだ 空港で働く予定者や
航空会社の人員 また旅行を計画していた人などに及ぼす影響はさけられない
皇帝ダリアでもあるまいし 突然山の木が伸びるはずがない
今になってこんなことで開港が延期とは情けない
また立木の所有者は空港建設反対派のようだが
すでにできてしまった空港でも まだがんばって反対している
県民のためか 住民のためか 自分のためか 私にはわからない
税金の無駄使いといわれている空港を戒めるために抵抗してくれているのかもしれないが
そのために税金1億円つぎ込むのももったいないような気もする