家の周りの山は植林で 紅葉は見れない
30キロ山に向かうと その辺りは雑木林が多い
朝は少し明るかったが曇ってきた 明日は雨予想だ 今行くしかない
そう思い出かけた キャンパスに絵の具を塗ったような山を楽しんだ
水辺のモミジも良いが 遠くの山を見るのも良い
カメラを抱えた人が5日前に来た時はまだ早かったといっていたが
今日はすでに葉を落としている木が多かった
青空だったらまだ色も映えただろうが残念だ
自然は待ってはくれない 天気もこちらの都合は聞かない
家に帰ると湯たんぽあった 私の誕生日に
カバーだけををくれた娘だったが
湯たんぽのカバーだけでは事を足さない
ことに気づいたらしい
湯たんぽは昔の金物しか知らなかったが
今はポリエチレンのものもある 今年の冬はこれで暖かくなりそうだ
それにしても うっかり者に育てたのは私ではない 妻なのだ
限り有ることに気づき 数年経つ
時はめぐり60年の歳月が流れた時には
その思いはさらに強くなった
これから後どのように過ごすか
計画はない とりあえずもう少しだけ働く
昨日の花はガーベラだとか 娘にもらった
来年の誕生日は特別に休日にしてくれるようだが
それは会社が気を聞かしたのではなく 国でそうするらしい
しかし私はそこまでは働きたくない
娘は ケーキとなぜか体脂肪計 湯たんぽカバーもセットでくれた
優しい娘に育てたのは私ではない 妻なのだが
朝から 曇り空で
少しぱらつきそうな天気だった
今日で定年 明日から再雇用
会社からアンケートが来た
「今のままで働きたい」に
丸をつけた ら
「パートで働きたいにしないと
退職にする」といわれ
書き換えた
何のためのアンケートかわからない
何々殿の名前と生年月日の蘭が無記入のままの
「定年おめでとうございます」の用紙も添付されている
下にサインして 「再雇用お願いします」に丸をつけて提出したら
下と上の字が違うと困ると訳のわからないことをいった
自分で名前を入れて「おめでとうございます」もないもんだ
賞状の名前を自分で入れろといわれたようなもんだ
つまらない会社に13年以上勤めた
なんとも無駄な時間を過ごしてきた 今すぐにでも辞めたいが
自分の都合もある そこは我慢して記入した
3時頃から陽が射した見上げた東の空に大きな虹が出た 天が私をなぐさめてくれた
今年の紅葉は一段ときれいだと「お茶ぼっこ」で聞いた
高い山の紅葉は今が盛りだが この辺りはまだ早い
寺のイチョウも色づき始めたばかりだ
木の下は腐った銀杏の匂いがきつかった
年金請求の手続きで金融機関から市役所
社会保険事務所と回り
足りない書類があれば戻ってでも
今日一日で事を済ませようと 休暇を取った
しかし事は予定どうりには進まなかった といっても始めの金融機関ですべてが終わった
年金振込みを指定するとサービスで手続きの代行をしてくれる
今まで良い印象がなくて いつも腹を立てていた金融機関だった
が 一転して良い金融機関になってしまった
何年ぶりかで持参した通帳に記入した 何も記入されずに戻ってきた
取引が何もなく軽い通帳だった しかしこれからは年金が振り込まれる
この通帳も重たくなるのだろう ばら色の年金生活序曲 好スタートだ
イチョウの木は長寿で各地に大樹がある 弘法大師のお手植えもあるというが
弘法大師の時代にイチョウの木が存在したか定かでない
定かでないことは自分の都合よく解釈しようとおもう そのほうが夢がある
長寿するほど得な年金 その話も今日「お茶ぼっこ」でした
でも前に話したこともはじめて話すように話している自分がいた