向うの山が富士山空港 FDAの飛行機が大きく見える場所だ
そこの公園に本物の飛行機がある 空港ができる前からある
船や機関車は他にも本物があるが 飛行機は珍しい
戦争時の飛行機だろうか 今はドラえもんの絵を描き
機体番号も南原という場所だからか373と入れてある
その飛行機の下には お願いの掲示板がある
”この飛行機は実際に空を飛んでいました
今ではめったに見ることができなくなりました
みなさんの力で大切に保存に努めましょう”
文章に戦争のことなど書いてない当てつけがましい教えもない
ただ大切にしてくださいとだけ書いてある
今日は65回目の終戦記念日
戦争を知らない子供たちも高齢者になった
不謹慎にも終戦記念日でもさほど身につまされないが
公園の置物が過去の悲惨さを無言で次世代に伝えている気がした
文化会館で”茶房遊”が出張販売していたアイスクリーム
個展中の絵とは違い 華やかだった
遊を経営する 茶の老舗朝日園が 地元の醤油醸造所や
地元の温泉とコラボレーションして作ったアイスクリーム
種類も豊富で迷ったが 温泉から湧き出る塩を使ったアイスを食べた
町づくりのM下文子さんが しきりと「2万年前の塩だ」と強調した
滑らかな舌触りと ほのかな塩分で甘みを増した冷たいクリームが
これから暑い中を初盆見舞いに向かう体力を増強させた
地元出身者の個展が町の会館で始まった
今日はそのオープニングセレモニーだった
戦争前のアフガニスタンの絵を多数展示してあったが
その絵は明るく元気で緑豊かなアフガンではなかった
干からびた砂漠に影が忍び寄るような絵が多い
私はもっと緑の多いアフガニスタンを見たかった
戦争前のアフガンは緑あふれる国だったはずだが
そこに戦争の危機が迫っている時期だったのかもしれない
絵は実写ではない作者の想いを表す
作者は砂漠に倒れたロバの写真を見てアフガンを訪ねたと話した
訪れる前に描くイメージは消したくない その思いも絵になったのだろう
個展は町の文化会館で お盆の期間中展示している
台風は日本海を北上というが こちらでも雨が降ったりやんだりが続く
それも昨夜からかなり強く たたきつけるように時折降っている
屋根なし駐車場の私の車 後ろのドアの窓ガラス全開
朝まで気づかなかった 後部シートは水浸し
以前 街の駐車場で 映画が終わってから気づいた
雨は降らなかったが車内には貴重品もあった 教訓が生きていない
気分転換に 頼まれもしないのに町内をパトロール
雨の写真を撮りたくても あまり強くて車から降りれない
雨間に撮っても雨の写真にはならない
3日後の盆踊りの櫓が立っていた 天幕まで張ってある
天気に左右されるイベント いつ張ったのか
雨の中で作業している人もいた 役目とは言え ご苦労なことだ
提灯を取り付けていたのかはずしていたのかわからなかったが・・