日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

企業防衛という名の保険

2006-11-04 | 危機管理
今が働き盛りの社長さんがお亡くなりになりました。
子供たちも大きくなり、これからがやっと
自分のために働ける時期になってからの頃です。

訃報は突然なものです。
「お父さんがなくなりました・・・。」
「えっ!どうして?」
「昨日の晩、突然苦しんで手当ての甲斐も無く・・・。
お通夜は、明日の7時から、なんとか町のなんとかホールで・・・」
「お参りさせていただきますね。」
こんなやり取りをしました。

電話の受話器を置いた瞬間
弊社担当者に「○○さんの借入れ残高は?、一ヶ月の運転資金は?
企業防衛はいくら?」
矢継ぎばやの私の質問にスラスラ答える担当者

不幸中の幸い
正にこの言葉につきます。
「良かった、不幸中の幸いだ。
今までのようなことは無かった・・・。」
亡くなった社長は若い時に会社で契約した生命保険が一本あったのです。

お通夜の席上、奥様は思った以上に気丈でした。
ご挨拶をさせていただいた際の奥様からの一言
「またお世話かけますけれど、助けてくださいね。」という言葉と
淡々とお通夜をこなして行く姿を見て
「自分の死に際に借金を残さずに卒業できること」の重要性を
見せてもらったような気がします。

大切なのは健康です。
優秀な経営者は健康でなければいけません。

そしていざという時の為の企業防衛
入れるときに入っておきたいものです。
コメント
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