日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

労災地獄派遣会社

2006-11-21 | 危機管理
人材派遣会社の悩みに労災があります。
労災はいつ起こるかわかりません。
従って、労災保険に加入する必要があります。

人材派遣会社は労災保険や社会保険の分まで含んで
お金を貰える訳ではありません。
従って、社会保険はおろか労災保険に加入しないケースが後を絶ちません。

労働をする側は、自分の安全にはナーバスになるものです。
しかし、労災保険の手続きをするのは派遣会社です。
もしも、手派遣会社が続きをしなかった場合
個人が労災時の費用負担をする事になります。

労災は起こらない事に越した事はありません。
しかし、労災が起きてしまえば雇用者がその責を負うのは当然です。
もともと労働者が責を負う必要は無いのです。

従って、労災隠しをした場合
派遣会社は自己負担せざるを得なくなります。

価格競争に悩む派遣会社
しかし、派遣委託会社からは労災保険分を貰えない派遣会社

派遣会社の労災地獄はまだまだ続くのでしょうね。
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粉飾決算のツケ

2006-11-21 | 危機管理
粉飾決算は犯罪です。
えっ!そんな馬鹿な!あっちでも、こっちでもやっているじゃないか!
そうです。まだまだ、あっちでもこっちでもやっているようです。

道路交通法という法律があります。
公道は50キロ制限なら50キロ以内で走らないといけません。
これは周知の事実です。
日本で一番合格者数の多いのが運転免許なのですから
知らないはずは無いのです。
しかし、知ってはいるものの
守っている人よりも守っていない人の方が多いかもしれません。

さすがに飲酒運転は少なくなってきたようです。
それは、下手をするとマスコミからバッシングを受けるかもしれないという
恐怖感からかもしれません。

どうでしょうか。
カネボウの事やライブドアのことを
飲酒運転で事故を起こした人位にしか思っていないのではないでしょうか?
殆んどの企業は制限速度を破って走っている車と同じ感覚で
粉飾決算をしているという事は無いでしょうか?

株式を公開していない企業は決算書を
税務署への申告と借り入れをする際の道具位の
位置づけになっていないでしょうか?

いま、この決算書の位置づけが変わりつつあります。
会社法の施行による適時記帳、適正計算書
会計参与制度の創設
日本版SOX法による内部統制に基づく計算書の作成要求の強まり
明らかに、適正決算を組まない企業は
市場から排除される傾向にあります。

そろそろ粉飾決算をやめませんか?
これからは真剣に経営改善に取り組み
真摯な態度で経営に従事していきたいものです。
粉飾決算のツケは怖いですよ。
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