社内不正はこうして防げ（仕入編）

社内不正の一つに仕入を利用する手口があります。
仕入先に個人口座を持つのがその手口です。

えっ！なぜそれが不正なの？
企業の持つ口座以外に従業員個人が口座を持つということは
個人で仕入れた商品を、企業の得意先に販売することになります。
一歩間違うと企業の売上が激減し
従業員が得意先と個人的に取引をすることになります。

結果、企業としては打撃を受けることになりかねません。

まさかそんなことをする社員はいないだろうと思うでしょうが
実際にこの手法で年間数百万円の仕入をし
得意先へ販売をしていた営業マンが解雇されたことがあります。

仕入先に個人口座は作らせない
この為には、一営業マンをいつまでも同じ仕入先担当にしないことが肝要です。