実事求是（じつじきゅうぜ）

予断を排し、客観的な事実だけを根拠に、事の真相や真理を追究すること。
「実事」は実際のこと。本当のこと。
「求是」は誠・真理を窮め求めること。
「事ことを実じつにして是ぜを求もとむ」と訓読します。

売上は順調ですか？こんな質問をしたら
この時期に何を聞いているんだ！順調な筈無いだろう！
世の中不況なんだからウチだって例に違わずに悪いに決まっているだろう！
こんな言葉が返ってきそうです。

よく考えてみてください、売り上げ不振は本当に世の中のせいでしょうか？
答えは「ＮＯ」です。

御社の商品に魅力が無いのに店頭に並べ続けているのです。
御社のサービスが他店より悪いのにそれに気付かないだけなのです。
御社の価格が割高なのを知らないのは恩赦だけなのです。
御社の従業員の愛想が悪いのを直そうとしていないのです。
御社の・・・

いかがでしょうか？
胸に手を当ててみるのではなく
現場を客観的に見直してみるのです。
本当に今ある姿はお客様から支持を受ける姿になっているでしょうか？

まさに実事求是
売り上げ不振の真理を探究してみたいものです。