日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

売れるお店には訳がある

2009-03-29 | 経営改善
通称サイボク、正式名称は埼玉種畜牧場という会社へ視察に行ってきました。
たまたまご相談を受けている企業様がお肉を扱っていらっしゃるので
参考になればと思い、以前から気になっていたこの会社へ行って視てきたのです。
本やテレビ、インターネットで見聞きするより体験が一番心に残ります。

交通の便の良くないこの会社までは大変な道のりです。
都内池袋から埼玉は川越市へ電車に揺られ
約一時間半の時間をかけて訪問しました。(車で訪問するのが一番のようです。)

会社名からてっきり牧場だと思っていた私は
バスの行き先が「さいぼくまきばの湯」になっているのに違和感を感じていたのですが
実際に到着してみてわかりました。
「食」をメインにしたテーマパークと言ってよい内容でした。
ちなみに「まきばの湯」もその敷地内にある天然温泉でした。

もともとは豚の飼育から始まり
その加工及び加工品の製造、直接販売、
周辺商品の販売という風にどんどん広がっていったのでしょう。

敷地の中ではその取扱い商品のほとんどが豚肉製品であるミートショップ
豚肉を中心とした焼き肉レストラン
お米やお花、園芸用品などを扱っている直売所
スペアリブやウィンナーの実演販売etc…

豚を飼育していても儲からない
せっかく育てても市場価格に左右され自分で値がつけられない
自分でお店をやるなんてそんなノウハウもない。
・・・

そんな風に愚痴ばかり言うのではなく
どのようにしたら自分たちの作品である豚が消費者に美味しく口にしてもらえるかを
真剣に考えたらこのような形になったのでしょう。

愚痴るばかりでなく何ができるかを考え実行に移す。
成功した者と成功していない者との差はたった一点だけです。
「行動」
肝に銘じたいものです。
コメント
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