信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

やまなみ荘定例会&池坂やまびこ会

2016年08月18日 | 生坂村の報告
 18日(木)午前10時からのやまなみ荘定例会は、7月の利用状況が、前年度対比で宿泊者数56名減、日帰り宴会者数59名減でして、収入合計9,147,434円(前年度対比93.6%)支出合計8,206,209円(90.5%)となり、7月度は941,225円の黒字となり、今年度累計は2,136,014円の赤字となっています。
 同級会が2件減で42名減、ビジネス関係が23名減と利用者がかなり減少しましたが、日帰り宴会は、45,280円減で済みました。やはり利用料の値上げにより減額幅は減っていますが、利用者数の減少幅が大きいことに値上げの影響を感じました。また、前年度より新聞折込、煙感知器誘導灯バッテリーに費用が掛かっていました。
 8月22日に「ゆうがたget」のテレビ取材があるということで、やまなみ荘の「食」をPRする協議をしました。放送日は8月29日ですので、それに合わせて海鮮丼フェア第5弾を29日(月)から9月9日(金)までの平日限定で行うこととし、今回の目玉は標津直送の「北海シマエビ」に「信州サーモン」や茎わさびを加え、今まで評判の良いマグロのトロ・ホタテ・イクラ等が盛られた海鮮丼を提供することとしました。
 8月の全戸配布は、9月限定プランの殻つきホタテ焼き、海鮮丼フェア、入浴定期券の更新、いくさかマル得商品券のご利用のお知らせをすることになり、地酒まつり、10月のチラシ、鮭のちゃんちゃん焼き等の企画についても協議をしました。


△ 午後1時30分からは、池坂やまびこ会が行われ、北アルプス医療センターあづみ病院 副院長 村田志保先生から「熊本地震におけるDPATの活動について」と題して講演をしていただきました。

 最初に「災害支援と精神医療」として世界における日本の精神医療状況、2020年度には精神科でトップになると推測されている「うつ病」について、掛かりやすい方や生活に対する支障等について説明していただきました。
 また、全国で初めてDPATが派遣されたのは26年8月の広島豪雨であり、それから木曽御嶽山噴火災害や関東東北豪雨災害等にも派遣されているとのことでした。DPATが派遣できる病院は、長野県内ではあづみ病院と駒ケ根病院だけであり、体力のある病院で総合病院でも精神科がないと対応できないとのことでした。
 今回の熊本地震のあづみ病院の派遣チームは、医師2名、看護師3名、業務調整員2名、長野県から1名の8名構成で熊本市北区の災害対応をされました。現在の災害医療体制には情報支援システムも重要であり、インターネットを用いた情報共有ツールで、派遣先割り当て、活動記録、集計記録の機能を有しているとのことでした。
 また、最初の状況を判断するには、地元のことをよく知っている保健師さんに聞いて把握することや、日頃から災害拠点病院の大きな病院と市町村の保健活動をしている皆さんと連携を取れていることが大切であると申されていました。


△ その他にも村田先生が経験された東日本大震災等での活動や、大規模災害時の心的外傷後ストレス障害等のことを分かりやすく詳細に説明していただき、大災害時に備えてと発災時の行政としての対応等について勉強になりました。村田先生には大変お忙しいところ、経験からのDPATの活動等のご講演をありがとうございました。


△ 講演後の総会では、平成27年度事業報告・歳入歳出決算報告、28年度事業計画・歳入歳出予算、役員改選が原案通り承認されました。


△ 宮澤県議さんからは、長野県池田工業高校の専攻科2年設置の必要性について説明していただき、両町村の議会議員各位に要望署名のお願いをされました。

▽ 今日はノーマイカーデーでしたので役場庁舎から撮影した風景です。








 今日生坂村では、保育園でプール参観、児童館で水遊び、公民館で陶芸教室、脳トレ筋トレ教室、のらのら青空塾等が行われました。