25日(日)は日差しが届いて穏やかなお出かけ日和で、昼間の寒さも幾分控えめで過ごしやすい天気でした。
午後1時30分から、長野市若里市民文化ホールにおいて開催されました。当ホールには流域市町村によるゆるキャラが手伝っての物産展とパネル展示、VRによる千曲川洪水の体験、外では降雨・地震体験車の展示等がありました。
1918年(大正7年)に始まった第1期千曲川改修事業以降、第2期改修事業に着手し、今日にいたるまで、流域の人々の生命と財産を洪水から守るため河川改修事業を行ってきました。そして、2018年(平成30年)、千曲川・犀川直轄改修事業は100周年を迎えました。
治水の重要性を認識するとともに、千曲川・犀川を財産として、活力ある地域づくりを考え、流域の防災意識をさらに高めていただくために記念シンポジウムが開催されました。
当記念事業実行委員会会長の加藤長野市長さんと国土交通省 北陸地方整備局 千曲川河川事務所 木村所長さんをはじめとして、我々千曲川・犀川直轄の関係市町村と北陸整備局の担当部署が主催して準備運営をしました。
▽ 開催に当たり加藤長野市長さんが開会の挨拶をされ、下条衆議院議員さん、務台衆議院議員さん、羽田参議院議員さん、杉尾参議院議員さんの4名の国会議員の皆さんに、それぞれの立場からご祝辞をいただきました。
▽ 次に記念合唱発表として、長野市立長沼小学校の皆さんにより、洪水から堤防を守るために堤防に土を盛り、そこに桜を植栽したことを歌った「桜づつみ」と千曲川のことが歌われている校歌と、長野市立芦田小学校の皆さんより、犀川のことが歌われている校歌を素敵な歌声で歌っていただきました。
▽ 次に基調講演として、気象予報士・防災士・危機管理士で、現在NHK「ニュースウォッチ9」に出演中の斉田季実治氏により、「いのちを守る気象情報」と題しての講演を拝聴しました。
今年は、関東甲信地方が初めて6月中の29日に梅雨明けし、観測史上一番の埼玉県熊谷市の41.1℃、岐阜県2市で41.0℃、長野市でも24年ぶりに38℃超えになるなど、暑さの記録が続々と観測され、今年は40℃以上が17回と頻発したこと、西日本豪雨では広範囲で記録的な大雨になり、短時間雨量が記録的に加え、長時間雨量も広範囲で記録的であり、平成の水害では最悪の被害になったこと、11府県に特別警報が発表されたが、雨量と被害は必ずしも一致していなかったこと、数十年に一度の大雨や暴風、高潮などが起き、重大な災害が起こる危険性が非常に高い時に発表される「特別警報」の前に避難を完了すること、千曲川の昭和58年の災害から堤防整備をし、ほぼ同じ流量でも平成18年には災害にならなかったこと、大雨警報、土砂災害警戒情報などの情報を利用して災害に備えること、「水平避難」か「垂直避難」か、状況に応じて判断すること、台風予報、暴風や大雨警報などで行動するためのマイ・タイムラインを考えておくこと、自分は大丈夫だ、危険でないと思いたい心理的な働きがあるから、日頃からの防災の心構えと訓練が重要などと講演されました。
その後、千曲川・犀川ふれあい絵画コンクール表彰式、長野市立芦田小学校と坂城町立南条小学校の皆さんによる学習成果発表、木村所長さんによる千曲川・犀川の事業説明、「防災~逃げ遅れゼロを目指して~」をテーマとしたパネルディスカッションが行われましたが、私は所用があり先に失礼させていただきました。それぞれに発表・準備・運営等にご尽力いただきました関係各位に感謝を申し上げます。
▽ 朝の写真は生坂ダム湖の風景です。
午後1時30分から、長野市若里市民文化ホールにおいて開催されました。当ホールには流域市町村によるゆるキャラが手伝っての物産展とパネル展示、VRによる千曲川洪水の体験、外では降雨・地震体験車の展示等がありました。
1918年(大正7年)に始まった第1期千曲川改修事業以降、第2期改修事業に着手し、今日にいたるまで、流域の人々の生命と財産を洪水から守るため河川改修事業を行ってきました。そして、2018年(平成30年)、千曲川・犀川直轄改修事業は100周年を迎えました。
治水の重要性を認識するとともに、千曲川・犀川を財産として、活力ある地域づくりを考え、流域の防災意識をさらに高めていただくために記念シンポジウムが開催されました。
当記念事業実行委員会会長の加藤長野市長さんと国土交通省 北陸地方整備局 千曲川河川事務所 木村所長さんをはじめとして、我々千曲川・犀川直轄の関係市町村と北陸整備局の担当部署が主催して準備運営をしました。
▽ 開催に当たり加藤長野市長さんが開会の挨拶をされ、下条衆議院議員さん、務台衆議院議員さん、羽田参議院議員さん、杉尾参議院議員さんの4名の国会議員の皆さんに、それぞれの立場からご祝辞をいただきました。
▽ 次に記念合唱発表として、長野市立長沼小学校の皆さんにより、洪水から堤防を守るために堤防に土を盛り、そこに桜を植栽したことを歌った「桜づつみ」と千曲川のことが歌われている校歌と、長野市立芦田小学校の皆さんより、犀川のことが歌われている校歌を素敵な歌声で歌っていただきました。
▽ 次に基調講演として、気象予報士・防災士・危機管理士で、現在NHK「ニュースウォッチ9」に出演中の斉田季実治氏により、「いのちを守る気象情報」と題しての講演を拝聴しました。
今年は、関東甲信地方が初めて6月中の29日に梅雨明けし、観測史上一番の埼玉県熊谷市の41.1℃、岐阜県2市で41.0℃、長野市でも24年ぶりに38℃超えになるなど、暑さの記録が続々と観測され、今年は40℃以上が17回と頻発したこと、西日本豪雨では広範囲で記録的な大雨になり、短時間雨量が記録的に加え、長時間雨量も広範囲で記録的であり、平成の水害では最悪の被害になったこと、11府県に特別警報が発表されたが、雨量と被害は必ずしも一致していなかったこと、数十年に一度の大雨や暴風、高潮などが起き、重大な災害が起こる危険性が非常に高い時に発表される「特別警報」の前に避難を完了すること、千曲川の昭和58年の災害から堤防整備をし、ほぼ同じ流量でも平成18年には災害にならなかったこと、大雨警報、土砂災害警戒情報などの情報を利用して災害に備えること、「水平避難」か「垂直避難」か、状況に応じて判断すること、台風予報、暴風や大雨警報などで行動するためのマイ・タイムラインを考えておくこと、自分は大丈夫だ、危険でないと思いたい心理的な働きがあるから、日頃からの防災の心構えと訓練が重要などと講演されました。
その後、千曲川・犀川ふれあい絵画コンクール表彰式、長野市立芦田小学校と坂城町立南条小学校の皆さんによる学習成果発表、木村所長さんによる千曲川・犀川の事業説明、「防災~逃げ遅れゼロを目指して~」をテーマとしたパネルディスカッションが行われましたが、私は所用があり先に失礼させていただきました。それぞれに発表・準備・運営等にご尽力いただきました関係各位に感謝を申し上げます。
▽ 朝の写真は生坂ダム湖の風景です。