信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

道の駅いくさかの郷定例会

2022年11月29日 | 生坂村の会議

 29日(火)午後3時30分からの道の駅いくさかの郷定例会は、最初に私から、10月はぶどうの出荷が遅くまであり売上がかなり良く、11月も昨年度対比をクリアして、順調に推移していることに感謝を申し上げ、これから直売所が閑散期になってきますが、甲本駅長たちがクリスマスツリーなどを飾り、楽しく買い物ができるように取り組んでいただいたり、かあさん家の定番の灰焼きおやきなどでも集客に努めていただいていますので、更に皆さんで色々と知恵を出して、いくさかの郷を盛り上げていくために、この会議で話し合っていただきたいなどと挨拶させていただきました。

 農産物直売所の4~9月の月別収支、10月の売上集計表(前年対比表)、11月27日までの総売上などの売上集計表(前年対比表)、かあさん家の食堂の売上と来店者数、直売所とおやき販売の売上などについて説明を受けました。

 かあさん家はNHKの放映があり、灰焼きおやきの発送で大変忙しかったことなどで売上が良かったことや23日には花植えを行ったことなどの説明をいただきました。

 いくさかの郷の農林水産物直売所の9月の売上は、8月のように黒字になり順調に推移していること、10月もぶどうを多く出荷していただいたので、売上がとても良かったことで、売上は前年対比154.8%、集客数117.7%であり、ぶどう部屋の効果が引き続きあり、11月の売上も昨年度をクリアして、客数は昨年度より増えていて、今年度はレジ通過客数が大幅に増えていること、冬場の集客のためにクリスマスツリーを飾り、3月のひなまつりや7月の七夕なども飾っていきたいこと、次回はいくさかの郷と保育園のコラボで絵を飾る予定であること、12月営業カレンダーでは、12月31日から1月4日まで年末年始休暇で、12月17日(土)の特産市は商工会青年部が大阪焼きをしてくれること、インスタをはじめ、プラレールの私物を飾って誘客に努めていること、天然鰤の予約販売や物価高騰により値上げ(玉子)をしていることなどの報告をいただきました。

 8月から10月はぶどうの販売で売上が多いことから、交代で休んでずっと営業しては如何か、今年度は働き手の問題があり来年度は営業も検討すること、かあさん家は難しいこと、9月の第3週、4週の月曜日は営業したかったこと、来年度に向けて検討したいこと、店内の給茶機は利用頻度が低いので、設置義務はあるのか調べること、研修室は売上を伸ばすため、客数を増やすため、出荷が多くなったためなどで売り場面積を増やしたいこと、固定ではなく移動できること、初売りセールは考えていないこと、生坂の特色ある食べ物を何か一品、二品増やして、食堂のメニューを変えていけば如何か、かあさん家はうどんをメインで食べに来ていただき、日替わりメニューを食べに来るのではないこと、研修室で生坂産野菜などを使って料理教室をしては如何か、今も小鉢は変えていること、やまなみ荘でも新しいメニューを考案しているので、次回のやまなみ荘定例会で提案することなどの協議をしました。

 本日も会議後に直売所に並んでいた、生坂村産の各種野菜、しいたけ、果物、新米、ハチクやおやきの加工品、やまなみ荘の冷凍食品などを撮影しました。


ゼロカーボン推進プロジェクト会議&総合教育会議&小立野上空からの風景

2022年11月29日 | 生坂村の報告

 29日(火)は段々と雲の厚みが増し、夕方には雨が降り出しました。

 午前10時からのゼロカーボン推進プロジェクト会議は、私から今月7日に脱炭素ロードマップ策定検討委員会が有識者で立ち上げ、今後当会議と並行して脱炭素先行地域づくり事業の申請に向けて検討協議を重ねていきたいこと、当事業の第2回の採択地域が決まり、その特徴について説明していただき、当村の資源を活用してどの様に脱炭素に向けて構築していくかなど、タイトな日程ですが、しっかりと検討協議をお願いしますなどと挨拶をさせていただきました。

 株式会社エコロミの小峯社長から、環境省脱炭素先行地域づくり事業 採択地域の特徴として、範囲の類型、民生部門電力の脱炭素化への主な取組み、民生部門電力以外の脱炭素化への主な取組み、第1回、第2回採択地域選考結果に対する考察などの説明をいただき、既存建物に設置するには合意形成は難しく、先進性、モデル性等は高く評価され、第1回は単独が多かったが、今回は電力会社、銀行などと組み、事業の実現性、本気度、事業計画の資金調達方法、持続的な事業か、担い手づくりに対する評価、特徴的な提案かなどが審査され、当村はポシェンシャルが高くないが、当村の様な地域でも脱炭素による地域づくりが評価されることや量が少ないから遣りやすい点などがあり、12月にはもっと具体的に示したいとのことでした。 

 マイクログリッドに関する調査検討状況の報告は、数軒から数百軒の電力需要家を1つの小さな(マイクロ)地域(グリッド)として、送配電網と疎結合させながらも独立させ、 地域内で独自電源を活用して電力の地産地消を行うシステムであり、上生坂地区の公共施設電力消費量、マイクログリッド事例についても説明していただきました。

 ぶどう畑ソーラーシェアリングに関する調査検討状況の報告として、ぶどう栽培で使用する農薬の太陽光パネルへの影響やソーラーシェアリングの可能性についてと、小水力発電に関する調査検討状況の報告として、生坂ダム放流水を活用した小水力発電や維持放流水を活用した小水力発電についてと、山林の利活用に関する調査検討状況の報告として、やまなみ荘を含む熱利用エネルギーの脱炭素化や木質バイオマス利用量推計、木質バイオマス利活用方法、2050年森林・林業ビジョン、生坂村での林業構築など、多岐にわたり説明していただきました。

 脱炭素先行地域の対象地域に関する協議として、村全域を対象にするのか、特定地域や特定エリアにするのか、マイクログリットのエリアを造っていくこと、自営線や中部電力の配電線を活用して行い、公平性を考慮して全村にしては配電網の維持管理が大きな問題になること、エネルギーの地産地消は自家消費で足りないものは地域で調達すること、太陽光パネル設置補助、薪ストーブやペレットストーブの購入補助、EV車の購入補助など、出席者から様々な意見をいただき、タイトなスケジュールの中で、村民の生活向上等のために、「脱炭素先行地域づくり」として取り組む事業を絞っていくために検討協議を深めてまいります。

 午後1時30分からは、令和4年度 第1回生坂村総合教育会議を開催しました。

 最初に私から挨拶をさせていただき、令和3年度生坂村教育委員会の事務の管理及び執行状況の点検・評価について、令和3年度における主な取組状況、教育委員会の組織及び運営状況、教育委員会関係主要事業の実績報告、第2次生坂村教育大綱における施策に対しての事業評価の報告などの説明を受けました。

 生坂村一貫教育基本方針(案)については、方針策定の趣旨、一貫教育導入を目指す背景、生坂村における小中一貫教育基本方針、一貫教育導入後についてなどを説明いただき、基金の積立を検討すること、学びの環境は素晴らしいこと、新型コロナウイルス感染による学びの場の確保や学級閉鎖によるオンライン授業はタブレットを活用して実施すること、修学旅行は全員参加で良かったこと、感染の対応状況などがオープンにされて分かり易いことなどを協議しました。 

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、小立野の犀川対岸に行き、雲に覆われていた上空からの風景を撮影しました。

小立野上空からの風景

 その他生坂村では、小学校でALT・6年理科見学・歯科検診(低)、中学校で立会演説会・選挙、児童館でスポッちゃおう、定期監査・例月出納検査、教育委員会定例会、新型コロナウイルスワクチン接種、道の駅いくさかの郷定例会などが行われました。