信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

簡易水道有収率対策プロジェクト会議&議会運営委員会と全員協議会&万平集落上空からの風景

2023年11月27日 | 生坂村の会議
 11月27日(月)は日差しが届いて穏やかな空で、昼間は過ごしやすい体感でした。

 午前10時からの簡易水道有収率対策プロジェクト会議は、私の挨拶で始まり、前回会議からの対応状況として、宇留賀大岩 給水管修繕工事(PEφ13)、下生野配水池布設替工事VPφ50→PEφ25 L=110m、小舟送水管布設替工事開札、日岐配水池 計測ポンプ故障に伴う修繕、上生坂第二漏水調査 中村団地内で漏水、中村団地配水管修繕工事VPφ100、下生野送水管布設工事に伴う修繕工事、平田宅前 配水管破裂に伴う修繕工事VPφ100、小学校グラウンド入口配水管破損、小学校受水槽の清掃と定水位弁及びボールタップ交換などを説明してもらいました。

 次に、各ポンプ施設の運転時間の比較、上生坂第1配水池流量比較、下生野第1・第2配水池流量比較、配水量と使用量の比較、安曇野市受水量比較などの説明も受け、先月10月は有収率が75.439%となり、以前高い有収率を維持しており、担当職員はじめ関係各位に感謝申し上げます。

 次回会議までの対応等について主な協議の内容は、小学校グラウンドの泥吐きと小学校と給食センターの泥吐きをし、受水槽の清掃と定水位弁及びボールタップ交換については、費用弁償は施工業者に求めるとのこと、寒くなると有収率が下がってしますが、先月は計測ポンプが故障し、発見が遅れてしまい有収率が下がってしまったこと、凍結の注意と坂森ラインが0.2~0.3トンは発見が難しく、枯葉の音のカサカサで漏水が分かることがあること、秋の火災予防週間で作業後の確認をすることなどの協議をしました。

 次に今年度簡易水道事業建設改良工事の執行見込みと来年度実施予定箇所については、中村団地の送配水管と草尾配水管の布設替え等を考えていて、草尾は施工不備であり、設計では砂と良質な発生土で埋めるとのこと、受益軒数が少ない集落には、給水車で配水池に運んでコストを軽減し、東大ベンチャー企業のWOTAでは、循環と消毒で綺麗な水にしているので、近々視察をしたいこと、中村団地の枝線の布設替えを検討していくこと、水道の冬場のメーター検針では、宅内での漏水の早期発見につながったことで、漏水対策になったこと、検針器は6台であって、集落支援員を募集して対応し、冬場は検針しやすいように雪対策の啓発を行うことなど、今後も当会議でライフラインである上水道関係施設の老朽化・耐震化対策は計画的に進め、漏水対策は迅速・的確に対応することなどを協議してまいります。

 午後1時30分からの議会運営委員会は、第4回 議会12月定例会の提出議案の概要説明をした後、12月定例会の日程等を決めていただきました。

 12月7日(木)午前10時開会、12日(火)午前9時から総務建経常任委員会、13日(水)午前9時から社会文教常任委員会、一般質問は定例会の早めに行うことにし、8日(金)の午前9時からの1日となり、15日(金)は委員長報告・質疑・討論・採決などを行う最終日とし、通告締切は11月27日(月)午後5時迄、答弁書の提出は12月5日(火)正午迄で、全員協議会は、12月5日(火)、11日(月)、15日(金)に開催するなどの日程を決めていただきました。

 新型コロナウイルス感染防止対策として、マスク着用は個人判断とし、反省会は実施することになり、やまなみ荘11月15日(金)午後6時から、参集者は課長以上にすることなどを話し合いました。

 議会運営委員会を早めにしていただきたいということについては、行政側と委員長と話し合い、提出議案がまとまらないと議会運営委員会が開催できないこと、一般質問を早めた結果、答弁書の返答があるので通告締切が早くなったことは、一般質問を早めることは議会からの要請であったことなどをご回答しました。

 続いての議会全員協議会は、先程の議運でお決めいただいた内容を平田委員長から説明していただきました。

 地方創生臨時交付金の物価高騰対策について、年末年始の生活の一助にするために、早期の対応とのことで、専決処分にしていただけることになり、低所得者世帯への支援と物価高騰対策生活応援商品券で約3,100万円、まだ臨時国会で採択されていないので、財源は財政調整基金を充当し、低所得者は208世帯が対象世帯と見込み、生活応援商品券は12月1日を基準日として、1,680人を見込んでいると説明させていただきました。 

 専決処分の議論を全員協議会で行い、報告事項として12月定例会で提出すること、低所得者のデータ作成費は、事務費、パート報酬、郵送料などで、データ作成の費用は含まれていないこと、生活応援商品券は商工会の事務費、印刷代、郵送料が含まれていること、中学校吹奏楽部の東日本優秀演奏発表会への出場の負担金について、部活動は任用で宿泊料、食事代の負担は学校の課外活動として個人負担は必要であることなども協議をしました。
万平集落上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、万平集落に上がり、朝霧が深く立ち込めていた上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、中学校で1,2年期末テスト①、村工事開札、献血、ゼロカーボン推進プロジェクト会議などが行われました。



ゼロカーボン推進プロジェクト会議

2023年11月27日 | 生坂村の会議
 11月27日(月)午後4時からゼロカーボン推進プロジェクト会議を開催し、最初に私から、脱炭素先行地域づくり事業は株式会社エコロミを中心に、平林建設に色々な調査が順調に進んでおります。

 また、古坂区を残し10区に出向いての調整会議もそれぞれ区長さん、役員の皆さん、議員各位から出席をいただいて、候補地を出していただき、ある程度オフサイトPPAもスケジュールに沿って動いているところです。まだ検討協議をすることもありますが、調査設計業務ということで、多岐にわたる訳です。

 村民の皆さんはこの脱炭素先行地域づくり事業をしっかり進めていかなければならないと思っていります。アンケートの結果も必要、どちらかと言えば必要と、太陽光発電、小水力発電、木質バイオマスの利活用を、お認めをいただいていると私は思っていますが、まだ分からないという方が23%おいでになりますので、そういう村民の皆さんに、ヒッタイショを中心に情報を発信していただいて進めていきたいと思います。

 雲根地区の創造の森プロジェクトでは、夜のレストランやピザづくりをアースオーブンで行い、そちらの啓発も行って色々なな面から脱炭素に向けて、生坂村がゼロカーボンに向けて動き出していることを村民の皆さんも分かってきていると思いますので引き続きここにいる皆さんが中心になって、この事業を進めていきたいと思いますなどと挨拶させていただきました。

協議事項
1.生坂村脱炭素先行地域づくり事業(調査・設計業務)の進捗状況について
 マイクログリットのルート検討状況(上生坂区、草尾区)について、架空線と地中埋設の違いについて、小水力発電の検討内容について、水中発電タービン発電機について、EVシェリング、やまなみ荘の木質バイオマスボイラーについて、木質バイオマス利活用に向けた森林調査について、古民家脱炭素リノベーションについての現在まで調査状況の説明がありました。

意見質問で
・小水力発電用水路使用の他に方法はあるかとの質問にサイホン方式も検討していると説明がありました。

・金熊川の利用について渇水期時の流量の調査を行うように依頼しました。
・県道の生坂橋の点架について質問があり、今後生坂橋の管理者と河川管理者に協議していくと説明がありました。

2.生坂村脱炭素先行地域づくり事業(事務局運営サポート業務)の進捗状況について
 脱炭素先行地域づくり事業に関する生坂村HP掲載用ページの作成及び更新について、脱炭素先行地域づくり事業の実施に関する問い合わせに(電話・メール等)対応と報告について、コミュニケーション戦略についての説明がありました。
 また、今後開催予定の村民説明会のパンフレットを作成していくと説明がありました。
意見質問として
・事業を進んでいる内容について、また協議して決まってきた内容について載せるように依頼しました。

3.脱炭素事業(PPA事業)等に関する地区調整会議について
 11月6日(月)の小立野区から始まり11月24日(金)の宇留賀区までの調整会議で決まった内容について説明がありました。

各区の協議した今後の進め方について
パターン 1
会議で持参した図面で野立ての設置に適していると思われる箇所を、調整会議の出席者から、挙げていただきました。その後、平林建設で適した場所かの調査を行い、改めて、役員や区民全体に設置の是非を諮るという進め方(小立野、日岐、上生坂、大日向区)
パターン 2
設置に適した場所については、検討がつかないため、村や平林建設で調査により、野立に適していると考えられる候補地を区に提示をして、あらためて区民に是非を諮っていくという進め方(下生野、昭津、宇留賀区)※昭津、宇留賀は土地所有者に希望確認
パターン 3
土地の所有者の意向を優先して、村側から区内の土地所有者に野立て設置の希望の確認を書面で行い、希望状況を確認したところで、平林建設で調査や必要な地域との協議を行い、区に是非を諮っていくというもの。かつ、希望が無い場合は、村側で適していると思われる候補地をあらためて、区に提示して進める(下生坂、草尾区)

4.オンサイト PPA 事業に向けた民家個別訪問による現況調査等について
民家及び公共施設の調査しており、110件のうち90%終わっている。その後20件程希望者があり調査している 各地区でも調査を始めている150件行った。今後もチラシの配布や、訪問等により対応していくと説明がありました。
意見質問
 設置したくても家屋の状況で設置できない方の対応について検討していくように意見がありました。
 お忙しいところ会議にご出席いただきありがとうございました。まだ多岐にわたり調査設計が必要でありますので、引き続き委員各位には闊達な検討協議をお願いいたします。