信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

長野県町村会県関係国会議員への面談要望及び関係省庁への要望&万平集落上空からの風景

2023年11月22日 | 私の活動報告
 11月22日(水)は、晴れて穏やかな陽気で、昼間は前日よりも気温が上がって日差しが暖かく感じられました。


 午前7時30分からの県関係国会議員10名の皆さんへの面談の提案・要望は、最初に県町村会 羽田会長から、町村会で協議して提案する24項目の中、重点提案9項目の内「地域公共交通対策の推進」「専門人材の確保対策」「医療・福祉人材の確保」「国民健康保険及び介護保険制度の円滑な実施」「地域経済活性化対策の推進」の5項目に対して説明されながら要望いたしました。

 次に、県町村議長会 下出会長からの提案・要望については、町村議会の関係の要望「議会の機能強化」「議員のなり手確保」と重点項目の「産業振興対策の推進」「道路等交通網の整備促進」「河川・砂防施設の整備促進」の4項目対して説明され要望しました。


 それぞれの県関係国会議員10名の皆さんから、提案・要望事項に対しての回答の概要は、コロナ禍後の経済再生、子ども財源の確保と全世代型の対応、地方財政の活性化、医療・介護・福祉の現場の課題、

農林水産業の担い手不足、カーボンニュートラルの推進、地域計画の策定、食料・農業・農村基本法の改正、

過疎地域の振興、特定地域づくり事業協同組合の活用、農産物の価格安定、

防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策の推進、改正国土強靱化基本法による中期計画の早期策定、
ガソリン代・電気代等の補助継続、地方創生の推進、所得税の減税、中部横断自動車道のルート案発表、交通網の整備、


外国人労働者の確保、病院の再生、出生率の高い地方への回帰、机上の災害査定の試行、国交省現地期間の100名増員、


ライドシェアと公共交通、医療・福祉の人材不足、省人化・省力化の提案、観光・索道業の振興、高付加価値事業の取組、


地方財源の確保、デジタル化の推進など、多岐にわたってお話を伺いました。

 その後我々と国会議員各位との意見交換では、議会議員の成り手不足と議会の活性化、熊の対策と指定鳥獣、米の生産調整、森林・林業の振興、森林環境譲与税の譲与割合の見直し、緩衝体整備の補助などについ話し合わせました。



 私からは、今月8日の「安心・安全の道づくりを求める全国大会」では44名の市町村長、9日の「治水事業促進全国大会」では25名の市町村長、16日の「全国治水砂防促進大会」では52名の市町村長が、関係省庁や県選出国会議員等の皆さんに対して要望活動をされていますので、来年度の道路・河川・砂防の長野県への予算獲得を強く要望させていただきました。

 県関係国会議員への面談要望後、私は建設部会長として、羽田会長達と一緒に、国土交通省へ要望に行きました。今年度も新型コロナウイルス感染防止対応で、5班に分けて人数を絞り、それぞれ1箇所だけの要望活動になりました。

 国土交通省 技術統括審議官 石橋洋信氏に「地域公共交通対策の推進」「道路等交通網の整備促進」を要望させていただきました。

 路線バスや地域鉄道等は、地域住民の通院・通学・通勤などの日常生活に必要不可欠な移動手段であり、地域公共交通の安定的な確保のためには、より柔軟な制度の見直しや更なる財政支援を要望いたしました。

 また、道路は、産業基盤の発展や国民生活の利便性の向上、災害時における緊急輸送や救急医療など、欠くことのできない重要な社会基盤ですが、長野県内の道路網や未改良区間も多く存在し、そのネットワーク機能が十分発揮されるには至っておりません。
 また、社会資本整備総合交付金や防災・安全交付金の配当額が要望額に満たない状況にありますし、道路網の整備を「費用対効果」で画一的に捉えることなく、地域の実情を十分考慮し、遅れている町村の道路整備を一層推進していく必要がありますので、より一層の財政支援などを要望させていただきました。

 今後も要望の実現に向け、それぞれの立場で要望内容に沿った活動を出来る範囲で行っていかなければと感じました。今後も町村等で防災・減災、災害に強い地域づくりにより、住民の安全・安心な生活を守るために頑張ってまいりましょう。皆さん、お疲れ様でした。

万平集落上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の写真と動画は、先日万平集落に上がり、朝霧が立ち込めていた上空から撮影した風景です。


 本日生坂村では、保育園でイチョウ散歩(以)・誕生会(未10・11月生)、小学校で6年休業日・ALT・検尿二次、いくさか歩こう部、職員研修、教育委員会定例会などが行われました。