信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

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令和5年度第3回 生坂村福祉センター運営委員会

2024年02月20日 | 生坂村の会議
 2月20日(火)午後4時からは、今年度第3回のやまなみ荘運営委員会を開催しました。
 最初に丸山会長が、お忙しい中ご出席を頂きありがとうございます。まずは元旦の日に、能登半島地震で犠牲ななられた方々に心からお悔やみを申し上げます。元旦からの地震や羽田空港での事故等ありまして、先行き不安な1年の始まりとなりましたが、また生坂村にとってみても能登半島地震のような大きな自然災害が発生した場合、孤立集落が多分発生するのではないかと思います。

 そうした場合にこのやまなみ荘を避難所として使用される場所ではないかと思います。そうした場合に思うのですが、こういうところにも非常食とかを備蓄されていれば、皆さんがここに来た時に助かると思いますし、能登半島地震のテレビなどを見ていますと、被災された方々がお風呂に入りたいという要望が強く、自衛隊の支援でお風呂に入ったりしていますので、やまなみ荘でも災害があったときにそういう事が行われたら良いのではないかと思います。では今年最後の運営委員会になると思いますのでご協議をよろしくお願い致しますなどの挨拶で始まりました。

 私からは、今年度最後となります、やまなみ荘の運営委員会にご出席を頂きまして、ありがとうございます。日頃はやまなみ荘の運営等に関しましても、お力添えを頂いています事に御礼を申し上げます。これから縷々説明をさせて頂きますが、先日のやまなみ荘の定例会では、3月の使用料によっては、3月最終補正で一般会計からの繰り入れをしなくて済むのではないかという明るいお話も聞いておりますが、
 まだちょっと精査をしなければいけない部分もありますが、3月に皆さんから多くご利用を頂かないと、また議会にお願いし繰り入れという様な事もあり得る訳でございます。是非ここにおられる皆さんからも、お声がけをして頂いて、3月は役員の切り替え等もございますので、やまなみ荘をご利用いただければと思います。

 また、脱炭素先行地域づくり事業では令和6年度の4月からはお風呂の関係の木質チップボイラーを導入することはほぼ決まっておりますが、まだ調査をして頂いている会社から細かい見積もりが出ておりませんので、今後お示しできればと思っております。
 それから計画では7年度にこのやまなみ荘の改修を進めて行きたいという事でどの事業が脱炭素先行地域づくり事業で認めて頂けるかという事を環境省とも調整をしながら、照明のLED化とか、エアコンの省エネ化の機器に更新し、ZEB化というのですが、断熱の関係も認めて頂けるという事でサッシの交換や、隙間の空いている壁を改修できるのかも微妙なところでございます。

 今後も環境省と協議をしながら、また設計会社にも入って頂いて、どこまで脱炭素先行地域づくり事業で出来るか、その他も改修しなければなりませんので、その他は過疎債で対応をしていきたいと考えておりますので、また運営委員の皆さんにもご協議を頂いて、どのように改修していく事が大きな課題でありますとともに、来年度の当初予算も若干説明させて頂きますが、売り上げも伸ばしながら皆さんからご心配頂いた、仲居さんの体制も整いつつありますのでそういう中で、コロナ禍前の運営に戻していきたいという事で職員一丸となり取り組んでまいりますので引き続きのご理解とご協力をお願い申し上げるなどの挨拶をさせていただきました。

 協議事項として
 令和5年度の運営状況について
令和5年度やまなみ荘の月別事業実施状況について、4月から現在までの、各月の企画内容、期間限定プラン、その他の事業等について、また、村内無料入浴日、風呂の日、刺身皿、オードブルの状況、広告、宣伝内容について説明しました。
 次に令和5年度の収支状況(1月末)について、令和5年度1月末までの収入状況は76,542,003円でコロナ禍前の令和元年度に比較し87.8%で、支出については86,331,500円で令和元年に比較して89.9%となっている。また、月別の宿泊者数の推移、日帰り宴会者数の推移、入浴者数の推移、年度別主要収入額内訳について説明を行いました。

 主な意見と質問の概要については、
・お風呂のシャワーを直して頂いて利用者の中では好評だと意見がありました。
・レンタサイクルの利用者数及びバーベキュー、入浴定期券の使用実績について質問があり、レンタサイクルが5組15名、バーベキュー20件、入浴定期券が30人の利用実績があったと説明しました。
・それぞれのフェアの目標について質問があり、食堂売り上げとして250万を目指していると説明しました。また、成果をまとめて示して欲しいと意見がありました。

・仲居さんの状況について質問があり、仲居さんの募集をしても応募者がなくて11月は予約対応に苦慮したが、それ以後は人材派遣会社にお願いして対応した。現在は新たに2人の仲居さんが業務について対応している。人材派遣は委託料として派遣会社に支払うため割高になると説明しました。
・寝具のクリーニング代の支出科目について質問があり、クリーニング代は手数料で、布団等のリースは賃借料で支払いをしていると説明しました。

  • 令和6年度の運営について
やまなみ荘の運営方針、集客プランの企画、年末年始について、広告方法について、サービス改善、経費の削減、安全衛生管理等について説明しました。また、令和6年度の福祉センター特別会計予算の内容について説明し、令和6年年度については、道の駅いくさかの郷との連携を強化し、運営面についても反映していくと説明しました。

主な意見と質問の概要については、
・来年度予算の使用料等の歳入額は今年度より増額しているが、毎週の水曜日の定休日にしても達成できるか、また宴会等で集客が増える時期は定休日を減らしてはどうかとの質問があり、職員の勤務状況で定休日を減らすのは難しいが、PR等及び営業を強化して収入を増やしていくように対応したい。また、宴会等集客が増える時期についての定休日は、定例会等で職員としっかり話し合いを行い改善できるか検討していきたいと説明しました。
・ディナーコンサートを計画してはどうか意見があり、宣伝効果があると思うので検討していくと説明しました。

・雲根の創造の森で東京から料理人が来て森のレストランを行った。今後やまなみ荘も連携して欲しいと意見があり、来年度までは、農泊推進型の事業でやまなみ荘と道の駅いくさかの郷と連携した事業を行っていく。また、他の事業も考慮し、創造の森とやまなみ荘を連携し県外からの集客に繋がるように取り組んでいきたいと説明しました。

3.その他
 住民課長から、村長が挨拶で言われた様に、脱炭素先行地域づくり事業と併せて改修を計画している。来年度はお風呂の熱源の木質チップボイラーを予定し、7年度にこのやまなみ荘の改修を進めていきたい。脱炭素先行地域づくり事業で環境省と協議しながら、照明のLED化、エアコンの省エネ化機器に更新、断熱の関係でサッシの交換等を計画している。また、脱炭素先行地域づくり事業の対象にならない箇所については、過疎債を財源として考えていきたいと説明しました。
 また、令和6年度 やまなみ荘の営業カレンダーについて説明しました。

 会議後に有志による意見交換会でのお料理です。やまなみ荘の運営や料理などの話をしながら、楽しいひとときを過ごしました。



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