信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

令和4年賀詞交歓会及び総合表彰式&草尾上空からの風景

2022年01月06日 | 生坂村の催し

 6日(木)は晴れて日差しが届きましたが、朝晩は厳しい冷え込みで、昼間も日差しがあっても寒く感じられました。

 今年は午前11時から、村営やまなみ荘大ホールにおいて賀詞交歓会及び総合表彰式を2年ぶりに開催しました。

▽ 牛越副村長の開会のことばで賀詞交歓会が開式しました。

 新型コロナウイルス感染防止対策のため、村議会正副議長、正副区長会長、各種団体の代表者など、来賓を制限し30数名にご出席いただき、祝賀会は行わずに開催させていただきました。

▽ 私の開会の挨拶では、新型コロナウイルスはオミクロン株の感染拡大の様相でありまして、予断を許さない状況が続いておりますが、当村は2月4日より65歳以上の高齢者の皆さんから、三回目のワクチン接種をモデルナ社製で始める予定でございますので、通知をいただいた皆さんは、引き続き接種をお願いしたいと思います。

今年度の国の補正予算により、新型コロナウイルス感染症対応の地方創生臨時交付金を、当村は4,800万円ほど交付されますので、ウイズコロナ、アフターコロナを見据えて、村民の皆さんのためにしっかり活用していきたいと考えております。

 今年は、私の4期目最終年度に入りますので、多くの課題解決や方向付けをしていかなければと考えており、それには、「子育て支援事業」「福祉の村づくり事業」「産業振興事業」「地域活性化対策等事業」の4つの重点事業を引き続き実施していく中で、国や県でも重点施策としております「2050カーボンニュートラル」を目指すために、再生可能エネルギーの導入、省エネ住宅の建設、電動バスへの更新などを検討するために、生坂村ゼロカーボン推進プロジェクト会議を立ち上げ、しっかり協議を進めたいと考えております。

 次ぎに、行政のDX化(デジタルトランスフォーメーション)を推進するために、現在、村民の皆さんの利便性の向上を図るため、コンビニエンスストアや電子マネーで税金、各種料金等の支払いができるようにキャッシュレス決裁システムの導入に取り組んでおります。

 また、令和七年度を目途に、17業務を処理する基幹系システムについて、国が作成する標準仕様に基づいて、ガバメント・クラウド上で提供される標準準拠サービスを自治体が利用することを目指していますので、我々長野県市町村電算システム共同化委員会では、今年4月より国民健康保険関係から標準化を進めていくところでございます。

 今後もオンライン申請やデジタル地域通貨など様々なデジタル化を進めていかなければと考えております。

 次ぎに、人口減少・少子化対策の課題に取り組むために、今年度は給食費無料化に加え、保育園給食の主食無償化を行い、園児たちがいつも炊き立てのご飯が食べられるようになり、全児童生徒に配布しましたタブレットを有効に活用できるよう学習ソフトの導入を行い、ICT教育を進めているところでございます。

 また現在、B&G財団の助成金を活用して、保育園、小・中学校の授業でも使用していますプールの缶体、プールサイド、屋根及び側面等の改修を行っており、今年3月に完成予定で進めております。

 そして、B&G海洋クラブに登録していただきましたので、生坂村でマリンスポーツ活動や、川、ダム湖・池等での環境学習、環境保全活動などの水辺の自然体験活動を通して、子ども達の健全育成、地域貢献活動を行っていきたいと考えております。

「山村活性化対策事業」は最終年度になるため、「道の駅 いくさかの郷」を拠点として農業振興、地域・村の活性化などをさらに進めていき、村民の皆さんの生活支援と村内経済を支えるため、「いくさかマル得商品券」などを発行していきたいと考えております。

 また、村内経済の担い手の確保が課題であるため、特定地域づくり事業協同組合を県内で初めて立ち上げ、現在、新規職員を派遣しているところであり、今後も職員と組合員を募集して、雇用の創出を図ってまいります。

 その他にも、村民の皆さんのニーズに応えられる施策の推進を図り、将来の見通しを充分考慮した有効で効果的な事業遂行に努めてまいりますので、村民の皆さんのご理解、ご協力をお願いしますとともに、関係各位のご指導、ご支援をお願いする次第でございます。

 それでは、今年度の総合表彰式では、各区の区長のお立場で村に対し貢献をされました七名の皆さんを表彰させていただきます。

 受賞される方々は、区長として一期2年間、各区と生坂村のためにご尽力くださり感謝を申し上げる次第でございます。

 区長各位のご活動により、村民の皆さんが、生坂村で安全で安心して暮らし、コロナ禍ではありましたが、様々な取組が行われてきたと感じているところでございます。

 受賞される皆さんのようにそれぞれのお立場で、村、地域に対してご尽力、ご指導をしていただかないと、村民の皆さんが絆を深め、支え合い育んでいけないのでございます。

 長年にわたりましてのご労苦に対し、心より深甚なる敬意を表し、感謝を申し上げる次第でございます。

 結びに、生坂村の発展とご出席の皆さん並びに村民の皆さんのご健勝、ご多幸をご祈念申し上げますとともに、本年こそは新型コロナウイルス感染症が収束し、平穏で幸せ多き年となりますことを心からお祈り申し上げ、開会の挨拶とさせていただきますなどと挨拶を申し上げました。

▽ 今年度の総合表彰式の7名の皆さんは、一期2年間にわたりご活動されました区長各位であり、出席された4名の皆さんに感謝状をお贈りしました。

▽ 区長会長を務められた丸山さんが代表され、区長としての活動と申しましても、私が上生坂区長を拝命し、任期中の活動を全うできましたのも、地域住民の皆様の支えや協力があってこそのことであり、地域をより良くしようという貢献の意識は村民としては当然のことであると考えております。今後も、地域や行政の皆様に微力ではありますが、生坂村に住む一村民として、ご協力していく所存であります。

 結びに、本日お集まりいただいた皆様方の益々のご活躍とご健勝をご祈念し、私からの御礼の挨拶といたしますなどと謝辞を述べられました。

▽ 来賓を代表して太田議長から、先ほどの総合表彰で表彰された皆様におかれましては、日々、村の発展にご尽力いただいていることに感謝すると共にその功績を評価され表彰されましたことに心からお祝いを申し上げます。引続き村の発展にお力添えを宜しくお願い致します。

 ここで少し議会のお話をさせて頂きます。当議会では平成29年の欠員選挙の結果を重く受止め4年前から議会改革に取組み昨年4月の選挙では20年振りに選挙戦となりました。そこで新たに3人の新人議員が誕生し、若手と女性議員の人数も増え幅広い年齢層の議員構成となり広く村民の声を聴収できる環境となりました。

 住民に近い議会を目指し9月には談話室「山彦」を開設し、これまでいろんな方とお話をさせて頂くことができました。この取組みは引続き継続しながら更に村民の皆様とお話ができる方策を検討し実施していきたいと考えております。

 そんな当議会の取組や議会改革が評価されまして、昨年11月にはマニフェスト大賞のエリア選抜に認定され、さらに地方政治のベストプラクティスに資する取組みとして特別賞を受賞することができました。これに満足することなく更なる議会改革を生坂村議会一丸となり進めてまいりますので、引続きの御指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたしますなどの祝辞を頂戴しました。

▽ 樋口教育長の閉会のことばで賀詞交歓会が閉式しました。

 村民の皆さんもそれぞれのお立場で、村政に参画、貢献をされているところでありますので、引き続き生坂村及び村民の皆さんのためにご支援とご協力をお願い申し上げますとともに、お忙しい中、ご出席くださいました皆さんに御礼を申し上げます。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、犀川対岸から南は曇り、北は青空が広がっていた草尾上空からの風景を撮影しました。

草尾上空からの風景

 その他生坂村では、保育園で冬季希望保育、中学校で冬学特別教室開放③などが行われました。



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