信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

松本・佐久地域高規格道路等県要望&区長会議&上生坂上空からの風景

2020年12月21日 | 生坂村の風景
 21日(月)も晴れましたが風は冷たく、昼間も気温はあまり上がりませんでした。

 午前10時30分から、長野県庁で松本・佐久地域高規格道路建設促進期成同盟会の要望に同席しました。
 会長の臥雲松本市長さんはじめ関係の市村長さん、議長さん、顧問の県会議員さんが10数名、構成市町村の関係職員が多く参加され、田下建設部長さんはじめ建設部の幹部の皆さん、関係の各建設事務所の皆さんに要望させていただきました。


 臥雲松本市長さん、栁田佐久市長さん達から、国交省に行かれて「新たな広域道路ネットワーク」において、「特定広域道路」と位置付けていただく要望をされたこと、災害発生時には緊急輸送路として重要な役割を担う道路になること、中部縦貫を活用すると高山・松本・佐久・軽井沢と観光振興、交流人口増等につながることなど多岐にわたり要望されました。


 私からは、長野県は東西の道路網は弱く、大町麻績インター千曲線、国道254号、143号に何かあると大変ですから、災害に強い道路網の整備により、安全安心な道路の確保をすること、今年佐久方面に行った時は、更埴JCTから佐久に行き、佐久穂町等に南下し、また南牧村に行った時は、中央道の長坂ICから北上したことから、松本・佐久地域にはこの道路整備は重要であるなどと要望させていただきました。




 田下建設部長さんから、知事を先頭に新たな広域道路計画に入れてもらうために要望されていること、特定広域道路になることは国土強靱化につながるので、前向きに対応したいから、何らかの整備手法を取り入れていきたいなどと回答されました。


 続いて、地域高規格道路松本糸魚川連絡道路建設促進期成同盟会の要望にも同席させていただき、牛越大町市町さん、米田糸魚川市長さん達から、日本海側と長野県の中央部を結び、長野自動車道や北陸自動車道と一体となって広域的な道路ネットワークを形成すること、信州まつもと空港、北陸新幹線糸魚川駅や姫川港との連携により、地域の拠点性を高め、沿線地域の商工業や基幹産業である観光産業を発展させる「地域を育む道」であること、迅速確実な救急搬送の確保など「命をつなぐ道」として、地域住民にとって極めて重要な道路であるなどと要望されました。






 田下建設部長さんから、安曇野市内の新設区間はAルート帯を最適と決定して、測量等の発注の手続きをしていること、小谷村雨中地区は1号トンネルから2号トンネルとバイパス工事が進んでいるなど、詳細な進捗状況や今後の対応方針などの回答をいただきました。


 午後4時からは区長会議を開催させていただきました。区長さん方は仕事が多岐にわたる状況であり、各区の課題対応や集落支援員としての活動等により、村政運営に多大なご尽力をいただいています。




▽ 丸山区長会長から、今年はコロナで始まりコロナで終わりそうであり、区や村で色々と自粛しているが、今も感染者、重傷者、死者が過去最多などと報道され、世界中で感染拡大が止まらない状況で、GoToトラベルも停止して、先行き不透明な状況が続いていますし、この頃寒さも厳しいので体には十分気を付けていただき、来年の丑年が良い年になりますことと、引き続き村政運営に協力してまいりましょうなどと挨拶をされました。


▽ 私からは、区長さん方には新型コロナウイルス感染症の影響で各区の行事、事業を行っていく上で、感染防止対策等を考慮して、中止、延期、縮小と取り組まれていることに御礼を申し上げ、成人式の延期、消防団出初式の中止などと、人生節目の式典や伝統行事をやむを得ず判断したこと、議員報酬の改正により若い皆さんが立候補していただきたいので、区長さん方にも働きかけていただきたいこと、村政運営にご理解とご協力をお願いしますなどと挨拶をさせていただきました。





 今回の会議の主な報告・要請事項としまして、区振興交付金、出先機関等の年末年始休業、消防団出初式、賀詞交歓会の中止、総合表彰式の延期、「自らの命は自らが守る」災害リスクマネージメント事業の状況と防災士取得状況、避難所における衛生環境対策物品の配布、令和3年生坂村成人式の延期、村指定文化財に係る自動火災報知設備の設置、「2020 イクラン!!松本山雅FC」の開催、小中学校の児童・生徒に1人1台の学習用タブレット端末を整備、令和3年度「地域発 元気づくり支援金」、いくさか大好き隊の地域支援、空き家の情報提供、令和3年度の村政懇談会に向けて、選挙管理委員会より、令和2年度集落支援員活動経費支払実績、税の申告相談日程及び会場、村内6公園 遊具点検判定一覧表、新型コロナウイルス感染症に対する知事メッセージ、ワクチン接種の対応、村道の除雪路線、小型除雪機の管理及び点検、農業懇談会、緑化木の無料配布、地区要望、地域ぐるみでむらじゅう花ざかり事業、議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例、令和2年度区長会研修報告書など、多くの事業、会議等に対してご理解、ご協力、ご要請をお願いいたしました。



 主なご意見・ご要望に対しての回答内容は、防災士の件では記帳ミスであり、避難所のテレビは順次入れてもらうように再度お願いすること、わらくが閉まっているのでどの様に判断するかについては、避難施設に指定してあるので地区で確認し、区で調整していただきたいこと、草尾区避難所の上野農村公園については、鍵の打合せをしていただき、公共施設は行政で配ること、段ボールベット、パーテーションの説明会を避難訓練とすることは、日程を合わせていただき説明に行くこと、防災訓練の時、午前8時30分の放送後に訓練開始については、今回の連絡の徹底など打合せ会議ができなかったことを来年度への反省点として取り組むこと、自火報の3社の補助金については、ほぼ全額を交付し、住宅用火災警報器で良い所は、行政で設置し、付ける場所は消防署の立ち会いで確認するとともに、該当しているところは連絡していること、温度感知式か煙感知式かを調べること、テレビの設置については、年度内に完了すること、元気づくり支援金事業のハウス貸与については、冬場の栽培の指導やビニール栽培講習会を行っているが今後指導すること、空き家バンクの利用者の住民票については、空き家バンク利用者は住民票を持ってくることが条件であり、民間業者などで購入した方は別荘に活用している方がいること、大好き隊員の作業をしない方がいて、管理者が状況を見て欲しいことについては、作業現場を見る様に努めること、下生坂体育館横に倉庫設置の材料費については、活動費に使えるか調整すること、遊具の撤去については、場所は全部把握していて、調査しなくて撤去して良いと言われているところは撤去を予定していること、かかりつけ医の年末年始の休みについては、休日当番医をお願いするなど周知の対応をすること、塩カル置場補修やバケツの準備等については、区や常会で対応していただきたいこと、役場前の池の整備については、来年早々に対応すること、議員報酬の改正については、説明責任を果たしていただくために、議長に話して説明会を開催してもらうこと、交通安全の立て看板の修繕については、安協で協議すること、山清路脇の飲食店の取り壊しについては、村の土地で危険であるので、空き家の条例等を加味して今回は特例として取り壊すことなどを区長さん方と協議をしました。
 区長さん方には長時間にわたり、慎重にご審議いただきありがとうございました。





▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、万平集落まで上り、上生坂上空から360度の風景を撮影しました。
上生坂上空からの風景







 その他生坂村では、保育園でイングリッシュランド、小学校で縦割り清掃・SC来校、中学校で集金日、少年少女サッカー教室などが行われました。

山清路大橋付近の風景

2020年12月20日 | 生坂村の風景
 20日(日)は日差しが届いても、時々曇ったりして変わりやすい天気で、引き続き厳しい寒さの一日でした。

▽ 毎朝恒例の撮影は、1週間前の13日(日)に開通しました山清路大橋を往復し、ドローンで色々な角度から撮影しました。

山清路大橋付近の風景



 犀川上流部の旧道や迂回路として使用していた旧山清路橋は、車両通行止めになりましたので、今後長野県から旧道を整備していただいた後、村道に払い下げになりますから、村も遊歩道としての必要な整備をしたいと考えております。


 そして、山清路一帯を散策しながら渓谷美、春の八重桜、山つつじ、若葉・青葉、秋の紅葉、雪景色などの風光明媚な風景と、金戸山百体観音、山清路の郷資料館などと合わせた観光振興に努めてまいります。




 私は公務が無く、午前中は妻と一緒に、缶や瓶類の片付け、お袋さんと我々の部屋の大掃除をしました。午後は息子と一緒に、売上帳の記帳と会計事務所に11月の月次資料を送るなどの会社の事務を行いました。

 その他生坂村では、公民館でわら細工教室などが行われました。

道の駅いくさかの郷特産市&下生野上空からの風景

2020年12月19日 | 生坂村の催し
 19日(土)の昼間は日差しが届きましたが、北風が冷たく寒い一日でした。
 午前中、道の駅いくさかの郷では、観光協会が長野県 地域発 元気づくり支援金を活用して取り組んでいます「大城・京ヶ倉トレッキング」「パラグライダー」「ラフティング」のVR体験会を開催し、生坂村のアウトドアフィールドを味わっていただきました。




 毎月恒例の特産市では、毎回出店いただいています、おじさま倶楽部の信州ひすいそばの手打ち生そば、女・人竹っこクラブの新商品のおいしん棒、竹の子おやき、竹っこ弁当、こなもん工房の石窯焼きピザを販売していただきました。


 朝は冷え込みましたのでお客さんの出足は悪いようでしたが、我が家が店の中も買物をしてから、竹っこ弁当、手打ち生そば、ピザを買うときには、少しずつ買物する方が来られました。


 農産物直売所では、生坂村で昔から作られている干し柿と、今年初めて大量に冷蔵した193カラットが販売されていました。
 各団体の皆さん、かあさん家の皆さんなど関係の皆さんには、お忙しい中道の駅いくさかの郷の活性化のためにご協力いただき感謝申し上げますとともに、引き続きのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。





▽ 毎朝恒例の撮影は、犀川対岸の日岐団地の上に行き、下生野の上空からの風景を撮影しました。

下生野上空からの風景





 その他生坂村では、少年少女サッカー教室、絵手紙教室、地域未来塾、少年少女バドミントン教室、少年少女バレーボール教室、体育協会バドミントン部練習などが行われました。

道の駅いくさかの郷定例会&知事と市長会、町村会とのテレビ意見交換会

2020年12月18日 | 生坂村の会議
 午後4時からは「道の駅 いくさかの郷」定例会を行いました。

 私からは、今年も残りわずかとなり気忙しくなりましたので、健康管理をし気を付けて仕事をしていただくこと、いくさかの郷のPVが出来、15秒のテレビCM用は本日から放映されますので、新しいお客様が増えることを願っていますなどと挨拶させていただきました。


 農産物直売所の11月の総売上及び現金、商品券、クレジットの売上集計表、前年対比表、昨日までの総売上及び現金、商品券、クレジットの売上集計表(前年対比表)と、かあさん家の食堂の売上と来店者数、直売所とおやき販売の売上などについて説明を受けました。


 11月の売上も昨年度以上になり、12月も前年より売上が良いですが、ここ数日は寒波襲来で客足が減っているとのことでした。また、歳末のぶりの販売をしますが、本日時点で昨年の約半分であり、標津町のホタテとイクラの販売や、やまなみ荘にぶりカマを販売するなどで昨年度並みの売上を確保したいとの説明でした。
 かあさん家は、食堂の席数を減らしているので、売上は減っているが、外販売やお歳暮用などの発送商品が増えていて、全体的に売上が伸びているとのことでした。

 皆さんからの意見や報告は、月別歳出一覧に収入を計上すること、かあさん家の賞与は、新型コロナウイルス感染症の影響で夏は出せなかったが、冬は例年通りにはいかないけど支給したいこと、ふるさと納税の返礼品の冷蔵シャインマスカットが順調に出荷しているので、来年は一房用の箱などを用意すること、歩道沿いの花壇の維持管理をしっかりしなければいけないこと、季節による営業時間については様子をみること、いくさかの郷のPVが出来、テレビCMは12月18日から2月末まで63本行う予定であること、音源とデータをいただいて、いくさかの郷で流したいことなどが話し合われました。

 仕事納め式は30日(水)午後5時からで、仕事始め式は1月5日(火)午前9時であり、しめ縄飾りの販売も行い、26日(土)から注文分は販売できることなどの予定も報告されました。


 午後4時50分からは、「知事と市長会、町村会との意見交換会」がテレビ会議で開催され参加しました。
 阿部知事さんからは、直近1週間で114名と高水準であり、入院患者も143名で65歳以上の高齢者が半分以上、重傷者7名で、医療機関に負荷を掛けている状況ですから、今後感染拡大を防いでいかなければならないので、市町村の皆さんと問題意識を共有し、連携、協力をして取り組んでまいりたいなどの挨拶で始まりました。


 意見交換は、現在の感染状況について(陽性者の発生状況、病床の使用状況等)、年末年始の対応について(知事のメッセージ、成人式の対応)、年末年始の医療提供体制(相談・診療・検査・医療体制)について、自宅療養に係る困りごと相談への対応について、ワクチン接種について、観光地域における感染防止対策の徹底と今後の観光振興について説明を受けた後、意見交換をしました。


 新型コロナウイルス感染症の影響で雇い止めや失業により自殺者が増えていることの対応、政府は5人以上の会食は控えるようにと言っているが、県は会場の広さで考えていただきたいこと、県からの適確なメッセージをSNSや動画で発信していただきたいこと、自宅療養の対応は市町村でどの様に行うかにつては、基本的に保健所で行うが、折衝は保健所と市町村で連携して行っていただきたいこと、ワクチン接種の順番については、政府が具体的に示していないこと、旅行は感染リスクが低いから「長野県の観光はお休み中」は出さないで欲しいなど多くの意見交換をしました。


 引き続き、県や市町村の対策強化により、現時点では何とか踏みとどまっている状況ですが、今後さらに感染拡大が続き、入院患者が増加した場合、医療提供体制に深刻な影響を与える恐れがありますから、医療を維持し、皆様の命と健康を守るために、これ以上の感染拡大は何としても回避する必要があると感じました。

ブックスタート事業&女・人輝きくらぶ試食会

2020年12月18日 | 生坂村の取組
 18日(金)は晴れて気温は前日より少し上昇し、昼間は日差しの温もりを感じられました。
 午前10時30分から「ブックスタート事業」の「ようこそ ブックスタート!IN生坂」が生涯学習施設たんぽぽの図書室で行われました。
 ブックスタートとは、赤ちゃんと保護者が絵本を通して、心ふれあうひと時になるためのきっかけを作る活動でして、1992年にイギリスで始まり、2000年から日本に広がり、今では全国の各市町村で取り組まれているとのことです。
 当村は、1歳ごろの子供さんにブックスタート、保育園年少児にセカンドブック、小学校1年生にサードブックと3回本をプレゼントして、本に親しんでいただこうと進めております。
 今年度は、新型コロナウイルス感染防止の観点から、毎日少人数に本を贈呈していまして、本日は私の予定に合わせていただき、代表して男の子に贈らせていただきました。


 幅児童館長から当事業と今回の開催内容をお話しした後進行していただき、私が、絵本を通して文字や絵に親しみますから、時間を作って絵本を読んでいただき、親子のふれあいを大切に、健やかにやさしく育っていただたいなどの挨拶をしました。


 樋口教育長からは、図書室に多くの絵本がありますので、たくさん借りて読んであげていただき、お子さんとの触れ合う時間を多くしてくださいなどと挨拶しました。


 今年度の対象者14名の子どもさんに、数種類の絵本の中からお母さん方に希望を伺い、プレゼントさせていただきました。
▽ 本日は代表して、わにずにしっかりと代表を務めてくれた可愛い赤ちゃんに、私から「たくさん絵本を読んでもらってね」と言って、仕かけの絵本をお渡ししました。



 丸山司書からブックスタートの意義と絵本の読み聞かせ等について説明があり、「図書室からも借りていって、絵本を読んであげてください」などとお願いしました。
 本を贈られたお母さんが、寝る前になるべく本を読ませるようにしていますし、二番目の子どもさんが仕かけ本が大好きで、今回いただいた本もお兄ちゃんに取られてしまうかもしれないですが、みんなで絵本を楽しく読みたいなどとお礼のことばをいただきました。


 子ども達が絵本を通して、お母さんをはじめご家族とふれあうことで、健やかにやさしく成長することを願う次第です。ご参加いただいた子どもさんとお母さん、お忙しい中ありがとうございました。


 正午からは「女・人輝きくらぶ」の、試食会が健康管理センターで行われ、私と振興課長で出席させていただきました。
 竹内会長さんから、本場の方から中華まんの作り方などを教えていただき勉強になり、その他にも多くのお料理を作ったことの説明などの挨拶をいただきました。


 私からは、ご招待いただいたことと、いつも生坂村の郷土料理の継承や新商品の開発等の取組に感謝を申し上げ、新型コロナウイルス感染防止のために、会話を控え美味しくいただきたいなどと御礼の言葉を申し上げました。




 「女・人輝きくらぶ」の皆さんは、例年農業体験ツアーの協力、赤とんぼフェスティバル出店、郷土料理の継承や新商品の開発など、多くの取組をされていて、生坂村の活性化と元気な発信に寄与されております。




 本当に多くのお料理と会員の皆さんが持ち寄った漬物などを参加者全員で美味しくいただきました。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、生坂ダム湖畔から久しぶりに手持ちのカメラで撮影した風景です。



 その他生坂村では、小学校でALT、道の駅いくさかの郷定例会、小立野・日岐の皆さんの元気塾などが行われました。


12月定例議会本会議・一般質問&日岐上空からの風景

2020年12月17日 | 生坂村の会議
 17日(木)は日差しが届いて気持ち良い青空が広がりましたが、引き続き寒い一日でした。

 午前10時から、12月定例会一般質問が行われました。
 今定例会は、4名の議員各位から下記の一般質問の通告をいただきました。
 今回も2回の一般質問の打合せ会議を行い、私が今回も各担当部署の幹部クラスの答弁を参考に答弁書を作成し、一般質問に対しての現状や状況等については、担当部署の課長達が答弁をすることにし、私は、主に質問に対しての施策や方向性等の内容を答弁させていただきました。

 生坂村議会の一般質問通告

順番 質問議員   質問内容                       質問の相手

1  字引 文威
1 スカイスポーツ公園ライブカメラ設置について               振興課長



2 簡易水道施設漏水事故対応について                    村 長
                                      振興課長


2  一ノ瀬 貞男
 1 ペーパーレスとデジタル化への取り組みを                村 長



 2 空き家バンクの移住実績と移住者のフォローについて           村づくり推進室長

3  瀧澤 龍一
 1 村管理の公共施設の管理基準は                     村 長
                                      担当課長



 4  平田 勝章
  1 村の特産品が高齢化で途絶えてしまう。継続できる仕組みが出来ないか   村 長

  2 山清路大橋が完成したことで、山清路地域周辺を観光スポットにする
    ことが考えられるが、どのような整備が考えられるか           村 長



▽ 総務建経常任委員会 字引委員長の委員会報告と社会文教常任委員会 望月委員長の委員会報告の模様です。




▽ 議会改革検討会座長の太田議員が「議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案」の議案の説明をしているところです。改正内容は「当選時に満56歳未満の議員の報酬は、月額300,000円とする」などです。


▽ 市川議員が上記の議員報酬の条例改正案に対して、賛成討論をされているところです。


▽ 議員各位が議案に対して、全員が賛成で採決されているところです。


▽ 私の閉会の挨拶の模様です。

 令和2年第4回生坂村議会定例会の閉会の挨拶

 それでは、令和元年第4回生坂村議会12月定例会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。
 9日から始まり9日間の日程の12月定例会でございましたが、慎重にご審議をしていただき、すべての議案を原案のとおりご採択くださり、誠にありがとうございました。

 さて先程は、議員提出議案で「議会の議員の報酬」の一部改正が議員全員の賛成で可決されました。「改正内容は、当選時に満56歳未満の議員の報酬は、月額300,000円とする」であります。
 この条例改正は、前回の村議会議員選挙で村政始まって以来の欠員1という結果を鑑み、議員各位が議会改革検討会で3年ほど検討協議を重ねられて、議員のなり手不足の対策の一つとして、村に対して提言された内容でございます。

 行政としましては、特別職報酬等審議会を開催し、委員各位からの賛同の答申を加味しまして、来年度の当初予算に計上してまいります。
 私としましては、今回の条例改正について、村民の皆さんからは賛否両論のご意見を伺っておりますが、現在議員のなり手不足は、日本全体の問題であり、その対応策に一石を投じたものと考えております。

 また、議会が検討協議をされてきた結果に理解を示す形になりますが、議員各位も特別職報酬等審議会での付帯意見の実現に向け努力されることを願っております。
 来年4月25日(日)投開票予定の次回村議会議員選挙では、議員各位からも働きかけをしていただき、若い方々が立候補され、20年ぶりの選挙戦になりますことを期待するところでございます。

 平成23年度から9回目になります「農業懇談会」ですが、新型コロナウイルス感染防止の観点から、南部交流センター、村民会館、宇留賀公民館の南部・中部・北部3箇所の比較的大きな会場において開催する予定であります。

 日時は、1月12日(火)、21日(木)、29日(金)の午後2時と午後7時の2回行うように計画しております。しかし、感染拡大状況により中止する場合は、村政懇談会のように、説明等はICNで放映したいと考えております。

 今年度も、人・農地プランの状況、道の駅いくさかの郷への農林水産物の栽培・出荷のお願い、県営中山間総合整備事業の進捗状況などについて説明をさせていただき、村民の皆さんからご意見・ご要望等をお聞きしたいと予定しております。

 議員各位におかれましては、大変寒い時期ですが、なるべく多くの農業懇談会にお越しいただき、村民の皆さんの農業等に対するご意見・ご要望等の現状把握に努められ、当村の基幹産業であります農業振興、農地保全、担い手の育成等に対しましても、ご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

 特別交付税の12月交付分は今定例会の冒頭の挨拶でお知らせしました47,884千円であり、今定例会でお認めいただきました補正予算の歳入30,255千円は特別交付税を見込みましたので、現在の留保額は、17,629千円でございます。

 当初の財政調整基金と地域振興基金の繰入額が、1億円であり、前年度決算で74,000千円以上は積立しましたが、まだ一般会計で、3月の特別交付税を見込みますと、留保分は基金に戻すことができますので、今年度も基金を崩さなくてよいと考えているところでございます。

 そして、今月22日に令和3年度の予算編成会議を行いますが、政府は来年度、地方自治体に配分する地方交付税総額は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済の悪化で地方税等の大幅な減収が見込まれる中、財源不足を折半で補塡するルールに基づき、臨時財政対策特例加算を行うとのことであります。
 そういう中、当村の来年度の予算編成では、生坂村第6次総合計画を根幹に、いくさか村づくり計画、まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、知恵を出し創意工夫をして、引き続き経費の節減と合理化に努めながら、村民の皆さんのニーズに応えられる施策の推進を図り、将来の見通しを充分考慮した有効で効果的な予算配分に努めてまいります。

 来年1月からそれぞれの運営協議会・運営委員会等でも来年度の事業、予算についてご審議いただき、その結果も反映させ、村民の皆さんのご理解とご協力もいただき、それらの目標の実現に向けた取組も推進してまいりたいと考えております。それらに加え、地区担当職員は、地区の課題の把握に努め、課題解決や活性化に向けて、「地域発 元気づくり支援金」や「絆づくり支援金」等による事業検討も行ってまいります。

 第6次総合計画の将来像は、「確かな暮らしを明日につなぎ 明るく 健やかに生きる村」であります。キャッチフレーズは、「新たな発想で 未来を創り出し 人と自然が輝く いくさか」でございます。
 村民の皆さんの英知を結集し、新たな発想で活力ある村づくりを進め、地域と村が元気になり、明るく健やかな生坂村を創り出すために、村民の皆さんのご理解、ご協力をお願いしますとともに、議員各位のご指導、ご鞭撻をお願いする次第でございます。

 議員各位には、今年も残りわずかでございますが、健康にご留意なさり、穏やかな年を迎えられますことをご祈念申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。


 12月定例会最終日は委員長報告、採決などが行われ、提案した全議案をお認めいただき、私の閉会の挨拶で全日程が終了しました。

 閉会後の議会全員協議会は、教育委員会から、令和元年度教育委員会の事務の管理及び執行状況の点検・評価報告書について、生坂村第2次教育大綱の策定について、令和3年成人式について、第2期生坂村子ども・子育て支援事業計画と第2次生坂村男女共同参画計画の概要版の配布についてなどを報告させていただきました。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、ノーマイカーデーでしたので、小雪が舞う中、我が家からドローンを日岐上空に飛ばして撮影した風景です。

日岐上空からの風景





 その他生坂村では、保育園で発表会(保育参観)、中学校で小6 中学校体験入学、生坂おとこ塾、少年少女サッカー教室などが行われました。

いくさかの郷PR動画配信&小立野方面の風景

2020年12月16日 | 生坂村の報告
 16日(木)は日差しが少し届きましたが、小雪が舞い昼間も真冬並みの気温で寒い一日でした。

 今年度山村活性化対策事業で取り組んでいます、道の駅いくさかの郷の活性化に向けて、制作しました『ENJOY !! いくさかの郷!』のプロモーションビデオが完成し、16日から生坂村観光協会のユーチューブチャンネルで公開を始め、観光協会のFacebookからもアクセスできますし、私のFacebookとTwitterでもアクセスできるようにしました。

ENJOY!!いくさかの郷!PV


 長野県職員で構成しているHIP-HOPユニット「WRN」の皆さんに制作していただき、ラップで軽快に歌ってもいただいています。
 市民タイムスにも掲載していただきましたし、県庁1階フロアーの120インチ位の大型モニターでも12月21日(月)から上映してもらえそうとのことです。


 テレビCM用は15秒ものですが、今後四季折々のいくさかの郷をPRしていきたいと思います。
生坂村の自然、かあさん家の皆さん、新規就農者など多くの村民が映っています『ENJOY !! いくさかの郷』のプロモーションビデオは3分ほどですが、多くの方にご覧いただき、生坂村やいくさかの郷に来ていただく方が増えると嬉しいですね。

『ENJOY !! いくさかの郷!』のR2冬篇


 本日私は会議などなく、朝礼後の総務課関係業務の開札、松本広域連合の今年度の補正予算と来年度の事業計画、予算などの説明を受けた他は、翌日の12月定例議会本会議での閉会の挨拶と一般質問の最終チェックを行いました。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、犀川対岸に行き、今にも雪が降り出しそうな曇り空と小立野方面の風景を撮影しました。
小立野方面の風景





 その他生坂村では、小・中学校でアウトメディアチャレンジデー、食育コンクール応募作品巡回展示、児童館でのらのら青空塾・しょうぎ教室、健診結果返却、ビニールハウス栽培講習会などが行われました。



新型コロナウイルス感染症対策本部会議&松本地域戦略会議

2020年12月15日 | 生坂村の報告
 15日(火)は日差しが少し届きましたが、時々ニワカ雪が舞い、昼間も真冬の寒さになりました。
 「年末年始を迎えるに当たっての知事メッセージ~ 命の大切さに思いを寄せ 穏やかに年末年始を過ごしましょう ~」を受けて、朝礼終了後、急遽新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催しました。
 阿部知事からのメッセージの内容を真島係長から説明していただき、村民の皆さんに周知徹底をするとともに、職員各位も十分気を付けること、青木村の小学校で集団感染が発生したので、保育園、小・中学校には教育委員会から、より一層の感染防止策をお願いするなどの協議をしました。

▽ 当村のICNで放映している感染防止対策策の広報です。


 まもなく年末年始を迎えます。
 通常の年であれば、普段なかなか会うことができない遠方にお住まいのご家族やご親戚、ご友人等が集い、親交を深める大切な時期です。
 しかし、現在、新型コロナウイルス感染症の第3波の真っ只中です。
 お一人おひとりのこれまでの感染防止のご努力、県や市町村の対策強化等により、現時点では何とか踏みとどまっていますが、今後さらに感染拡大が続き、入院患者が増加した場合、医療提供体制に深刻な影響を与えるおそれがあります。
 医療を維持し、皆様の命と健康を守るために、これ以上の増加は何としても回避する必要があります。
 県も宿泊療養施設の増設等により、医療機関への負荷の低減に全力を尽くしますが、いま必要なのは、県民の皆様お一人おひとりのお力です。


 穏やかに年末年始を過ごすために
 新型コロナウイルス感染症によって今試されているのは、私たちの絆の強さです。
 そのためにも、ご家族や身近な方同士で電話やオンラインを活用しながら、いつも以上に連絡を取り合って、お互いを思いやり、励まし合う言葉を伝えてみませんか。また、この危機を乗り越えていくために、年末年始の過ごし方について、ご家族、職場や地域といったそれぞれの単位で、話し合ってみませんか。


以下は、実践例です。
1 ご家庭(家族だからできること)
・ 家族相互での毎日の体調確認
・ リラックスして話し合う時間や相談しやすい環境を
・ 免疫力を高めるための規則正しい生活や食事内容の工夫
・ 互いに感謝やいたわりの言葉をかける など
2 お住まいの地域で (日頃お世話になっているみなさんへ)
・ 一人暮らしの方やお困りの方へのお声がけやいたわり
・ できるだけご近所の飲食店や観光地を利用・訪問するなど
3 職場や学校で(いつもの仲間と協力して)
・ 新型コロナウイルス感染症対策についての学びと実践
・ 必要な資材や食材をできるだけ地域で購入する など
4 お店での会食など(お店の方への協力と感謝を)
・ 事前に利用時間を決めるなどルールを遵守しながら楽しむ。お店側からも声がけいただく。
・ 長時間の飲み放題をやめて、30 分、1時間で回転させる(お店側)。など


 会議後、再度一般質問打合せ会議を開催し、答弁書の最終確認を行っていただき、私と担当職員で少し修正するなどし、12時前に議会事務局に提出しました。


 午後3時30分からは、松本合同庁舎において、松本地域戦略会議が開催され出席しました。
 最初に阿部知事さんから、当村にも来る予定でした移動知事室が、新型コロナウイルス感染症関係で松本市立病院には行きましたが、その他はキャンセルしたことに謝辞を述べられ、ここ1週間は150名前後で人口10万人当たりの新規感染者数7.55人と高止まりの状況であり、病床使用率は実質38%ほどでありますが、高齢者が増えてきて病院への負荷が掛かっている状況で、医療を維持し、県民の命と健康を守るために、これ以上の増加は何としても回避する必要があること、Withコロナ、Afterコロナ時代における地域産業等の再生と社会変革への取組など率直な意見交換をさせていただきたいなどと挨拶されました。


 Withコロナ、Afterコロナ時代における地域産業等の再生に向けた主な取組について、県の営業本部の主な取組などを説明していただき、各市村から先駆的、独自性、効果的な支援策、現在抱えている課題、松本地域での展開、県への要望などを発言し、阿部知事さんから回答をいただきました。


 私からは、プレミアム率50%のいくさかマル得商品券が、村民の皆さんに好評で村内の消費喚起につながったこと、山村活性化対策事業の取組として、道の駅いくさかの郷の農林水産物直売所で使用できる、50%プレミアムの193クーポンは村外の方も購入ができ、生坂村の農林水産物のPRに結び付いたことなどを申し上げ、第2弾、第3弾の支援策を行うのに、県の「地域支えあいプラスワン消費促進事業」の再度実施をお願いしました。


 次ぎに、Withコロナ、Afterコロナ時代における社会変革への主な取組について、県から長野県DX戦略の概要などについて説明していただき、松本市臥雲市長さんが第2弾のペイペイによるキャシュレス決済ポイント還元と来年4月から今のシステムでできる市税や保険料、水道料金の電子決済について話され、私が当村の村営施設ではペイペイやクレカ、スイカなどが使えますが、税金や公共料金は電子決済ができないので、諏訪圏域のように松本圏域でも取り組めないかお願いしました。


 阿部知事さんからは、地域支えあいプラスワン消費促進事業は、今後の経済状況をみて検討していただけるとのことで、電子決済等のデジタル化に関しては難しい問題で、県と市町村が一緒になって、同じ視点で取り組んでいきたいなどとご回答をいただきました。



▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、昭津に行き、上空から下生坂区、昭津区、大日向区の風景を撮影しました。

昭津上空からの風景





 その他生坂村では、小学校で小中連携委員会・ALT、中学校で人権集会・1年 性に関する講話、児童館でマラソンクラブ、なのはなでクリスマス会、昭津・大日向・宇留賀の皆さんの元気塾などが行われました。

草尾方面の風景&一般質問答弁書の作成

2020年12月14日 | 生坂村の風景
 14日(月)は雲が多く時より冷たい雪が少し舞い積もることはなかったですが、一日を通して寒い陽気でした。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、草尾の犀川対岸から流量が多い犀川や草尾方面の風景を撮影しました。

草尾方面の風景




 今日は会議等がなく、一般質問の答弁書を作成しました。今定例会は4名の議員各位から下記の一般質問の通告をいただきました。
 今回も2回の一般質問の打合せ会議を行い、私が今回も各担当部署の幹部クラスの答弁を参考に答弁書を作成し、その内容を再度確認していただいた後、議員各位に15日の12時迄に答弁書をお渡しします。
 17日(木)の本会議に行います12月定例会の一般質問は下記の議員4名が登壇いたします。

 生坂村議会の一般質問通告

順番 質問議員   質問内容                       質問の相手

1  字引 文威 
① スカイスポーツ公園ライブカメラ設置について               振興課長
  
② 簡易水道施設漏水事故対応について                    村 長
                                      振興課長

2  一ノ瀬 貞男
① ペーパーレスとデジタル化への取り組みを                 村 長
 
② 空き家バンクの移住実績と移住者のフォローについて            村づくり推進室長

3  瀧澤 龍一
① 村管理の公共施設の管理基準は                      村 長
                                       担当課長

4  平田 勝章
① 村の特産品が高齢化で途絶えてしまう。継続できる仕組みが出来ないか    村 長
② 山清路大橋が完成したことで、山清路地域周辺を観光スポットにする
  ことが考えられるが、どのような整備が考えられるか            村 長


 今回も一般質問に対しての現状や状況等については、担当部署の課長達が答弁をすることにし、私は、主に質問に対しての施策や方向性等の内容を答弁させていただきます。また、今回も担当部署と打合せ会議を行い調整しています。


 その他生坂村では、村工事入札、少年少女サッカー教室などが行われました。

主要地方道大町麻績インター千曲線山清路バイパス(山清路大橋)開通式

2020年12月13日 | 生坂村の催し
 13日(日)は変わりやすい天気で、時々冷たい雨がパラつく寒い一日でした。

 午前10時からやまなみ荘大ホールで、主要地方道大町麻績インター千曲線山清路バイパス(山清路大橋)開通式が挙行されました。
 今回の事業は、平成19年4月に前年の災害復旧工事中に大規模な岩盤の崩落によって、旧山清路橋を通行せざる負えなくなり、2トン車以上が通行止めの状況になってしまい、長野県建設部にビルドバックベターで取り組んでいただき、新たなルートの選考などにより、今回の山清路バイパスの事業が始まりました。
▽ 主要地方道大町麻績インター千曲線整備促進期成同盟会 副会長 牛越大町市長さんが開式のことばを述べられ始まりました。


▽ 当同盟会長 関川筑北村長さんが、平成18年に山清路地籍において、相次ぐ法面崩落が発生し、それ以来、2トン車以上の通行止め規制を現在まで強いられてきましたが、先輩諸氏が県当局並びに関係機関に対して、要望に要望を重ねていただいたことで、本事業が着手され、技術の結集と現場管理により、本日ここに開通の運びとなり感無量でございます。
 この事業の完成により、北信と中信を結ぶ横軸としての役割と地域住民の命の道として、また、地域間交流もなお一層盛んとなり、観光や産業の発展にもつながるものと確信しておりますが、筑北村側の国道403号までの道路改良と全区間に渡る整備が早期に完成するよう、同盟会として全力を傾注しなくてはならないと感じておりますなどと式辞を述べられました。


▽ 私が地元代表として、本日の開通によりまして、当村の込地・重常会の皆様には、緊急車両が通行できますことと、役場があります中心部にスムーズに来られるなど、安心した生活が送られ、安全に通行できる道路になったことに、とても嬉しく思いますとともに、今後は、旧道を遊歩道に整備するなどし、信濃十名勝の山清路の観光地復活を目指してまいります。

 しかし、現況は山間部で急峻な地形のうえ、幅員も狭く急カーブが多く、未だ崩落や落石の危険箇所を多く抱えており、今年7月豪雨災害の時も全面通行止めを余儀なくされ、一時的に集落が孤立してしまいましたので、引き続き、安全安心な生活と交通の確保のため、並びに災害に強い県土づくりのために、道路整備の促進をお願いするなどの御礼のことばを申し上げました。


▽ 長野県建設部 田下部長さんから事業者を代表して、平成18年頃には松本建設事務所にいて、山清路地区は落石多発地帯であり、現道拡幅による道路整備は困難と判断し、犀川に新たな橋梁を設置したバイパス計画として平成20年度に着手し、工事着工から約12年余りの歳月を経て全線開通し、土砂災害に見舞われていた危険な区間が解消され、当地区の安全・安心な交通が確保されるとともに、長野自動車道 麻績インターへのアクセスが向上し、地域産業の活性化、観光振興の発展が期待されますなどの挨拶をいただきました。


▽ 松本建設事務所 坂田所長さんから工事報告として、延長:442.0m、構造規格:第3種4級、設計速度:50km/h、計画交通量:3,390台/日、標準幅員:5.5(7.0)m、全体事業費:約22億円、着手年度:平成20年度、主な構造物として、道路が完成すると鷺の平集落を分断してしまうことから、ボックスカルバートによるトンネル構造にした「ボックストンネル」と一級河川犀川を渡る橋梁「山清路大橋」であり、延長136mで上流側に幅2.5mの歩道を整備し、橋梁の形式は「鋼単純下路式ニールセンローゼ橋」で、2本のアーチ部材の間隔が絞り込み、その形状からバスケットの取手に例えてバスケットハンドル型ニールセンローゼ橋と呼ばれているなどと説明していただきました。


▽ 来賓祝辞として、清沢県議会議員さんが、県議会で通勤に使われている生活路線などと重要性を一般質問して、やっと完成したこと、鷺の平の皆さんが土地を提供され、工事を認めてくださったことなどに謝辞を述べられ、今後も差切峡など山間部で急峻であり急カーブも多く、まだ崩落の危険箇所が多くあるので、トンネル化を視野に道路整備の促進をお願いするなどの祝辞を述べられました。


▽ 平田議長さんが、2トン車以上の規制があった旧山清路橋の歴史と山清路大橋の構造等に触れられ、景勝地の山清路が信濃十名勝や信濃自然百選などに選ばれたこと、今後は新たな観光地となる山清路大橋を含めて、山清路の観光振興に取り組んで欲しいことなどの祝辞を述べられました。


▽ 主要地方道大町麻績インター千曲線整備促進期成同盟会 副会長 高野麻績村長さんが閉式のことばを述べられ、開通式は滞りなく終了しました。


▽ 開通式が終了後、ご出席の皆さんに移動していただき、山清路大橋の通り初めを行いました。最初に三世代夫婦の牛越家の皆さんと記念撮影をさせていただきました。


▽ 次ぎに主要地方道大町麻績インター千曲線山清路バイパス(山清路大橋)の開通を記念してテープカットを行っていただきました。




▽ そしていよいよ、田下建設部長さん、当同盟会の関川会長さん、私が先導で、三世代夫婦の牛越家の皆さん、県議会議員の皆さん、建設部関係の皆さん、安曇野警察署竹村署長さん、当同盟会の構成市村の皆さん、村議会議員の皆さん、地権者の皆さん、施工業者の皆さん、地元の皆さんなどで賑やかに通り初めをしました。













 今回の山清路バイパス工事の完成にあたり、ご出席の皆さんはじめ関係各位が、それぞれのお立場から、多大なご支援、ご尽力を賜りまして開通できましたことに、心から感謝を申し上げます。



▽ 毎朝恒例の撮影は、生坂ダムがずっと放流されている日岐近くの犀川の風景を撮影しました。

日岐近くの犀川の風景